斬剣次郎の鉄道・バス斬り

 拙者、斬剣次郎である。たった今から、鉄道・バスを斬る

士別軌道にハイブリッドノンステ & 北海道のハイブリッド増備車

2010年08月19日 22時06分52秒 | バス
 士別市を中心に路線を持つ士別軌道で、今年の春に
 ブルーリボンシティハイブリッド
 が1台投入されました。士別軌道に新車が入るのは2006年のトヨタハイエース以来となりますが、ごく普通なバスで言えば2001年の日野レインボーとなります。しかも、士別軌道にとって初めてとなるノンステとなります。
 このハイブリッドノンステは士別市の補助金で投入されたもので、運行開始時はローカルニュースで取り上げられたようです。カラーは白色にハイブリッドの文字が付くというサンプルカラーです。でも、11mという点が凄いところです・・・。


 ハイブリッドノンステは
 市内循環線
 に充当されています。整理券箱や運賃表示器が無く、扉横にある出入口シールも前乗り仕様になっている事から、市内循環線用となっているようです。ただ、士別軌道の市内循環線は、夏季は1系統のみ運行、冬季は3系統の運行という形になっているのですが、私が確認した時は夏季とあって①系統に入っていました。
 尚、士別軌道の市内循環線は昔から大都市からの中古車が充当されているので、今回のハイブリッドノンステは市内循環線に新風をふきかけた事になりますね。


 ブルーリボンシティハイブリッドのリアです。リアの窓には士別軌道の文字が大書きされています。いかにも田舎的な感じです。

 北海道におけるハイブリッドノンステは道北バスが先鞭をつけていますが、2008年の洞爺湖サミットをきっかけにJR北海道バス、北海道中央バスも投入され、更に今年には士別軌道と宗谷バスにも投入されています。そんな中で、従来投入していた事業者にも増投入という動きもあります。士別軌道と宗谷バス以外の事業者について増備車を見てみましょう。


 道北バス
 のブルーリボンシティハイブリッドです。2005年の初投入から順次増備が続いています。写真は2009年投入分?の旭川230い  12です。ただ、塗色は一貫してサンプルカラーに近いものになっています。


 JR北海道バス
 のブルーリボンシティハイブリッドです。洞爺湖サミットが行われた2008年に大量投入が行われましたが、それ以降も順次増備されています。写真は2009年投入車の527-8957です。


 北海道中央バス
 のブルーリボンシティハイブリッドです。北海道中央バスも2008年から投入が始まっていますが、その後も順調に増備されています。写真は石狩に配置されている2009年投入分です。このバスが充当されているのは比較的距離が長い路線やけどね・・・。


 函館バス
 のエコハイブリッドです。北海道で唯一エコハイブリッドを投入している函館バスですが、初投入は洞爺湖サミットが行われた2008年です。しかし、写真の車両は2010年夏増備分です。短尺でフルラッピングになっている点が区別点です。尚、函館バスのブルーリボンシティハイブリッドは2005年に投入されたきり増備されていません(これが意外だよね!)。


 これは
 道南バス
 のセレガハイブリッドです。全国各地で投入が進んでいるセレガハイブリッドが北海道にも登場しています。それにしても、塗色がかなり豪華ですね・・・。

 この様に北海道各地にハイブリッドノンステの投入が進んでいますね。次はどんな新展開が待っているのでしょうね・・・。

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