斬剣次郎の鉄道・バス斬り

 拙者、斬剣次郎である。たった今から、鉄道・バスを斬る

山陽地区のご当地カラー & 広島地区の113系

2010年05月04日 22時44分26秒 | 鉄道
 JR西日本の各地でご当地カラーが出始めているのですが、このほど山陽地区の
 ご当地カラー
 を撮影してきましたのでUPします。山陽地区は「瀬戸内海に反射する陽光」を表すということで濃い黄に塗られています。
 上の写真は福塩線で活躍する105系ですが、従来の塗色に対して青帯を外したような感じになっています。まあ、福塩線用のF編成だけに違和感はあまりありませんが、可部線や宇部・小野田線の105系が塗り替えられる事を考えると・・・。


 岡山地区で活躍する117系にも塗り替えられた編成が登場しています(E05編成)。117系はこれまでツートンカラーに塗られてきているので、単色になるのは今回が初めてとなります。前面ガラスの押えまで塗られているので、かなり濃く感じます。


 117系は塗装変更だけでなく、
 車両ナンバーの位置変更
 も行われていたのです。117系の車両ナンバーは車体中央に記載されているのですが、ご当地カラーの車両は何故か車体の端に寄せられ、ペンキによる記載という形に変わっていたのです。しかも、文字体はJR西日本書体ではなく、従来の国鉄書体のまま・・・。どういうことなんやろ・・・?


 従来の117系のナンバーです。車体の中央部に金属板という形になっています。岡山地区は車体の端に寄せられるそうですが、京都地区はどんな形になるんやろうな・・・。



 広島地区では最近になってアーバンネットワークで余剰となった113系が
 転入
 し、広島近郊で活躍しています。
 写真の車両は元京都L編成の113系700番台です。転入にあたって高速化対応機器が取り外され、原番号に戻っています。しかも、塗色も湘南色のままです。


 番号が原番号に戻ったとはいえ、5の部分を塗りつぶしただけという簡易的なものになっています。これは車体部だけでなく、車内の表示も同様な処置が行われています。また、ドアの半自動案内も取り外され、115系と同じ外観になっています。


 こちらは元宮原の113系基本番台です。広島への転入にあたって高速化対応機器の取り外しが行われ、番号も原番号に戻っています。写真の車両はクハ111-563です。
 ただ、既に瀬戸内色に塗り替えられているので、前面扉に記載されている編成番号を確認しないと気付きにくいという感じになっています。ただ、113系は
 F編成
 としてまとめられているので、F編成であれば元京都及び元宮原の113系ということになりますね。


 こちらは下関のH01編成ですが、先頭車が元京都の
 クハ111-812
 です。クハ111-812といえば、草津・湖西線用の113系で唯一高速化対応を施工していない車両として特異な存在でした。京都にいた頃は前面灯が原型の大型のままで、行先表示が最後まで旧表示のままで残っていたのを覚えています。クハ111-812は相棒のクハ111-811と共に下関へ転属し、中間に115系を組んで活躍しています。京都時代で中間に挟んでいたモハ112・113-806は廃車になったと思うけど、どうかな・・・。

 P.S. アーバンネットワークエリアの改札口ではICカード専用の改札口がある駅が増えてるんやけど、同じようなICカード専用の改札口が岡山駅と広島駅にあったんねん。岡山・広島地区で利用が定着したという証やな。しかし、岡山駅でICカード専用改札口が閉鎖されていたのは何でやろ?

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