斬剣次郎の鉄道・バス斬り

 拙者、斬剣次郎である。たった今から、鉄道・バスを斬る

キハ122・127系で生まれ変わった姫新線

2010年07月31日 23時38分28秒 | 鉄道
 姫新線では2008年から2009年にかけて姫路~上月間において
 輸送改善工事
 が行われ、軌道の改良及び新型車両の投入が行われ、それに合わせてスピードアップが図られています。輸送改善後の姫新線に乗車してきましたので、ルポします。因みに私は輸送改善工事が始まる前に1度訪れています。


 高速化工事の完成に合わせて投入された新型車両の
 キハ122系
 です。キハ121系をベースにしているような感じですが、車体が223系と似たものになり、前面デザインが223系に近づいたような印象があります。どちらかといえば、気動車ながら電車と似たスタイルになっていますね。ドアも片開きから両開きになっています。


 キハ122系の片運転台バージョンの
 キハ127系
 です。片運転台である事以外はキハ122系と同一です。尚、車端部はロングシートになっています。


 キハ122系の
 車内
 です。転換クロスシートが並んでいますが、どちらかといえば125系(加古川線用)に似たようなレイアウトになっています。でも、125系は3扉化を想定したレイアウトになっているに対し、キハ122系は当初から2扉のレイアウトになっています。山陰本線のキハ121・126系も同じレイアウトだったらもっと快適になれたのかもと考えてしまうものです。


 姫新線ではほとんどの列車がキハ122・127系に置き換えられましたが、それでも
 キハ40系
 が残存しています。写真は姫新線色のキハ40-2034ですが、3両のうち1両(キハ40-2091)はのじぎく国体のマスコットの「はばタン」のラッピングがなされています。キハ40系はキハ122・127系とは独立した運用を組んでいるようです。


 姫路で並んだキハ122系とキハ40系です。世代交代というより併用という感じですが・・・。


 姫新線の輸送改善は路線のみならず駅の改良も行われています。写真は
 播磨新宮駅
 ですが、ホームのかさ上げやスロープの追加などバリアフリー化工事が各駅に対して行われています。尚、写真の播磨新宮駅は駅舎の橋上駅舎化が行われています。写真は工事中のものですが、手前から仮駅舎、旧駅舎、新駅舎が並んでいます。過渡期とはいえ、駅舎が3つもあるとは・・・。私なんか、最初どこに行けばいいのか迷ったほどやで!


 鳥取で見かけた姫新線色の
 キハ47系
 です。キハ122・127系の投入に伴い、姫新線用だったキハ47系は全て姫新線から追い出されています。まあ、近いうちにご当地カラーの首都圏色に塗り替えられるだろうから、貴重なものになりつつあるわな。

 生まれ変わった姫新線ですが、乗客増加につながるかどうかはこれからが正念場やから、これからに注目ですな。

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