一時期間だけ賑わいを見せる五条通

　普段は４３・７３・８０号系統などしか姿を現さない五条通ですが、祇園祭前後になると一気に
　賑わい
　を見せます。それは祇園祭に合わせて四条通と烏丸通の一部が通行止めになるので、四条通及び烏丸通を通るバスの多くが五条通を
　迂回
　します。その時の様子を見てきましたので、紹介します。

　１２号系統を先頭に３台のバスが連なって五条通を東に向かって走っています。五条通でこんなにたくさんのバスが走るのは迂回時ならでの出来事です。実際にも多数のバスが行き交っていました。

　五条通から烏丸通へ右折する２６号系統です。２６号系統は烏丸五条を通るのですが、普段は烏丸通を直進しているので、曲がる姿は迂回時のみしかみられません。ちなみに２６号系統は四条堀川から堀川通と五条通を迂回しています。

　五条通を直進する１１号系統と五条通から烏丸通へ右折しようとする４３号系統です。４３号系統は普段なら烏丸五条で五条通から烏丸通へ左折して四条烏丸へ向かうのですが、四条烏丸が通行止めで使えないため、烏丸五条止まりに変更され、烏丸五条からは京都駅方面へ回送します。従って、通常とは違う方向へ曲がっていくわけです。

　五条通を直進する４６号系統です。西賀茂の車両は通常では五条通を通る運用が無いので、珍しいですね。

　一時期間のみの賑わいを見せている五条通ですが、バス停の案内は少なかったのが筒抜けでした。ちなみに京阪バスではしっかりとバス停に時刻表を掲示していたのと大きな違いですね・・・。迂回区間でのバスの車内案内表示は無表示でした。