映画日記-ガントレット(46/313)

2010年46本目、映画日記313本目

映画「目撃」（原題"The Gauntlet", 1977年）を観ました。

アリゾナ州フェニックス市警のベン（クリント・イーストウッド）は法廷で証言予定の囚人ガス・マリーを護送するためラスベガスに行く。
男だと思っていたガスは実は女性で、出廷を拒み激しく抵抗する。
護送の道中で様々な障害に出会い、死者も出る中でベンはガスと証言の裏側にある陰謀に気付く。

クリント・イーストウッド監督主演作品としては比較的古い方になります。
当時としてはアクション映画に属するのでしょうが、最近流行りの派手なアクション映画に比べると地味な印象。
しかしながら、今のイーストウッド映画にも通じる、多くを語りすぎないが淡々と、しかし核心に着実に近づいていく、という物語展開はここにも見られます。
そういう意味でじっくりと楽しめる映画でした。