映画日記-「ほんの5g」(57/1007)

映画日記-「ほんの5g」（1988年）を観ました。

寿明日香（富田靖子）は短大の卒業を控えて就職活動中だが、ことごとく面接に落ちている。
幼馴染の橋本三蔵（福山雅治）ともしっくりいかず、ふと入ったパチンコ店で拾った球を入れると大フィーバーだった。
そんな様子が気になっていた店長の中河原薫（布川敏和）は、再度来店した明日香に声をかける。

これが福山雅治の映画デビュー作なんだそうです。
明日香の住むマンションとパチンコ店の舞台は武蔵小山、とこちらも何だか縁のある場所。
就職面接の訪問企業が実名だったり、三蔵との他愛のないファミコンネタの会話でエイズを感染させるなどと気軽に言ったり、福山雅治が走行中の車の後部座席から立ち上がったり、と、今なら問題になりそうなシーンがあって、おおらかな時代でしたね。
”パソコン通信”でチャットするシーンなどは、古いんだか新しいんだか。

明日香の横で大勝ちする老人は浪越徳治郎。「テルマエ・ロマエII」で指圧の達人として登場していました。
脚本は一色伸幸。「私をスキーに連れてって」でもお馴染み。