映画日記-グリーン・デスティニー(113/380)

2010年113本目、映画日記380本目

映画「グリーン・デスティニー」（原題”臥虎蔵龍", 2000年）を観ました。

名剣グリーン・デスティニー（碧名剣）を操る剣士リー（チョウ・ユンファ）は、その剣を置くことを決意し、北京の旧知ティエに届けるよう弟子ユー（ミシェル・ヨー）にそれを託す。
ところが剣は見事な身のこなしの剣士によって盗まれる。迎え撃ったユーは、貴族の娘イェン（チャン・ツィイー）ではないかと疑う。
イェンは親によって決められた縁談により嫁ぎ先が決まっているが、実はユーのような剣士になりたいと思っており、西の僻地で襲われた盗賊の首領ロー（チャン・チェン）に惹かれてしまう。
剣をめぐるリー、ユー、イェンらの運命が動き出す。

派手なワイヤーアクションと繊細な色彩の映像で話題になった、現代中国映画の先駆けともいえる映画です。
ワイヤーアクションの方は、少々物理的な動きを無視していて、いかにも釣られている感が否めません。
アクション映画というよりはラブストーリー映画という印象が強いです。

チョウ・ユンファは、王家の紋章やパイレーツ・オブ・カリビアン／ワールド・エンドに出演。
チャン・チェンはレッドクリフの孫権を演じていました。
ミシェル・ヨーは、サンシャイン2057やハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝など、いい女優さんだと思うのにしょうもない映画に出てばかりでしたが、これはまともな方でしょうか。
チャン・ツィイーは言わずもがな、ですが、さすがに2000年となるとだいぶ若いですね。