映画日記-「ムーン・ウォーカーズ」(16/1063)

映画日記-「ムーン・ウォーカーズ」（原題"MOONWALKERS", 2015年）を観ました。

人類初の月面着陸計画が進まず焦っていたアメリカ政府は、ベトナム帰りのCIA諜報員キッドマン（ロン・パールマン）に極秘命令を下す。
それは「2001年宇宙の旅」を成功させたスタンリー・キューブリック監督に月面着陸の創作映像を撮らせ、アポロの着陸の折にはその映像と差し替えようというものだった。
映画のことはよく知らないキッドマンはロンドンへ飛び、キューブリックの代理人と接触するが、たまたまオフィスにいた貧乏なバンドマネージャーのジョニー（ルパート・グリント）を代理人と勘違いして金を渡してしまう。

人類初の月面着陸は偽物だった、という都市伝説を扱った現代版の映画です。
偽物映像を撮って差し替える、というアイディアは「カプリコン・1」に、一方、キューブリック監督に成りすますネタとしては「アイ・アム・キューブリック」もありましたが、本作はそのアイディアをミックスしたコミカルな仕上がりとなっています。

るパート・グリントは「ハリー・ポッター」シリーズのロンで有名。