映画日記-「ロード・トゥ・パーディション」(75/648)

映画「ロード・トゥ・パーディション」（原題"Road to Perdition", 2002年）を観ました。

1930年代アメリカ。マイケル・サリヴァン（トム・ハンクス）は、妻とマイケルJr.、ピーターの二人の息子と幸せに暮らしていた。
一家は街の実力者ジョン・ルーニー（ポール・ニューマン）の庇護のもとに暮らしていたが、マイケルJr.は父が本当な何の仕事をしているかが分からず、近寄りがたいものを感じていた。
ある日、夜に急用で出かけることになった父の車の背後に隠れたJr.は、父の本当の正体を見てしまう。ルーニーはマフィアのボスで、父はマフィアの手下の殺し屋だったのだ。

ポール・ニューマン、トム・ハンクス、ダニエル・クレイグ、ジュード・ロウなど大物俳優を多数起用して、アメリカの暗い時代を描いた作品です。
マフィアの殺し屋に追われることになったマイケル親子が、心を通わせながら親子の愛を深めていく様子が描かれています。
2年前にシカゴを訪れましたが、ロケの街並みは現代そのものながら、車や行き交う人々が当時の恰好をしているだけで、そのまま30年代に逆戻りしてしまうのが不思議です。