映画日記-「チャッピー」(20/970)

映画日記-「チャッピー」（原題"CHAPPiE ", 2015年）を観ました。

近未来のヨハネスブルク。治安が悪化する市内では、警官の代わりにロボットが活躍していた。
警官ロボットを製造するTetravaal社では、エンジニアのディオン（デーヴ・パテール）が人間の感情を持った人工知能の開発をひそかに進めていたが、一方でライバルのエンジニア、ヴィンセント（ヒュー・ジャックマン）から妬まれていた。
ディオンはついに感情を持った人工知能の開発に成功するが、高度な機能は不要とする社のCEOミシェル（シガニー・ウィーバー）に却下される。
ディオンは自分の開発が成功したかどうか知るため、犯罪組織との戦闘で故障し廃棄処分となったロボット、22号に人工知能のチップを埋め込む。

人類史上初の感情を持つ知能を持ったロボットの物語です。
妙に人間臭いロボットの仕草が哀愁を誘います。その辺りの感情は鉄腕アトムの悲哀にも似ています。
エンディングはちょっと気に入らない。人間をもっと尊く描いてほしかった。

ロボットを演じるのはシャールト・コプリー。同じくヨハネスブルクが部隊の「第9地区」の主人公を演じました。
デーヴ・パテールは「スラムドッグ$ミリオネア」の主演。
ヒュー・ジャックマンは本作では悪役を演じています。
シガニー・ウィーバーがTetravaal社CEOを演じています。