映画日記-「グッドモーニング, ベトナム」(9/849）

映画「グッドモーニング, ベトナム」（原題"Good Morning, Vietnam", 1987年）を観ました。

ベトナム戦争さなかのサイゴン。米軍放送局に型破りのDJエイドリアン・クロンナウア（ロビン・ウィリアムス）がやってくる。
エイドリアンは軍規を無視し、ロックをかけ、皮肉たっぷりのマシンガントークをまくしたてて、兵隊達から一躍人気者となる。
軍の士気が上がることで、上層部も彼を評価していたが、直属上官達は自分のギャグセンスに合わなかったり、軍規を無視した放送内容を苦々しく思っていた。

昨年亡くなったロビン・ウィリアムスが一躍人気を博した映画です。
泥沼化するベトナム戦争に対する痛烈な戦争批判が根底に流れています。

さすがにこのマシンガントークはきちんと聞き取れませんでしたが、その語りは癒しになっていたのでしょうか。
妙に明るいそのトークは、もしかしたら明日にはその放送を聞くことができないかもしれない兵士達へのレクイエムのようにも感じられます。