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自転車に乗って、美味しいものを食べに行ってます。秋から春はスキー、夏は登山も。前十字靭帯断裂するも手術して復帰。

映画日記-まぼろしの邪馬台国(54/321)

2010-06-13 23:48:28 | 映画
2010年54本目、映画日記321本目

映画「まぼろしの邪馬台国」(2008年)を観ました。

昭和30年代。島原鉄道を経営する盲目の社長宮崎(竹中直人)は、社業の傍ら邪馬台国探しにいそしんでいた。ラジオの対談で知り合った声優の和子(吉永小百合)に惚れこみ、口説き落としてバスガイドの指導部長に抜擢して島原に呼び寄せる。
ワンマン経営の上に家でも亭主関白、加えて歴史研究のために学術書や原書を朗読させる毎日に、妻は家出し、乳飲み子を抱えて困惑する宮崎であったが、洪水による鉄道寸断復旧工事時にも本業そっちのけで歴史研究にいそしんでいたため、社長を解任されてしまう。
そのときから、二人の二人三脚による邪馬台国探しが始まった。

実際の人物とは一部違う部分があるようですが、実話に基づく映画です。
豪放磊落で一途な情熱をもった宮崎を竹中直人が好演。もっと素直になればいいのに、表現が下手で周りに反発することでしか自分を表現できないもどかしさが現れています。
そんな夫を苦労しながら支え、あるいは上手くコントロールしていく妻は、往年の大女優吉永小百合。他にも周辺を固める多くの脇役の演技で、いい雰囲気に仕上がっていました。

何よりも、美しい島原周辺の景色とバックの音楽が素晴らしかったです。


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