My favorite things-white, white!

自転車に乗って、美味しいものを食べに行ってます。秋から春はスキー、夏は登山も。前十字靭帯断裂するも手術して復帰。

映画日記-「アフター・アース」(83/794)

2014-07-19 01:12:19 | 映画
映画「アフター・アース」(原題"After Earth", 2013年)を観ました。

自然環境を悪化させ、地球を住めなくしてしまった人類は、別の惑星ノヴァ・プライムに移住する。しかしノヴァ・プライムには先住民がおり、侵略者である人類に対してアーサという怪物を放った。
アーサは、人類の恐怖心から発するフェロモンに反応して攻撃する。
人類の移住と防御を司る軍隊、レンジャーの司令官サイファ・レイジ(ウィル・スミス)は、恐怖心を支配し、オーサに見つからずに済むことで、伝説の英雄となっていた。
その息子キタイ(ジェイデン・スミス)もまたレンジャーを目指して訓練を受けていたが、感情をコントロールできずにレンジャーの昇格試験に落ちてしまう。
引退を考えていたサイファは最後の任務である訓練飛行にキタイを伴い、訓練用に捕獲したオーサを積んで出発するが、事故により宇宙船は崩壊し、謎の惑星に不時着する。
そこは、1000年のはるか昔に放棄された地球だった。

ウィル・スミスとジェイデン・スミスの壮大なる親子ムービーです。ストーリーも陳腐で、スミス親子である必要もなかったと思います。
二人の親子共演としては、感動のストーリーで話題を呼んだ「幸せのちから」がありましたが、その栄光を汚すような駄作になっています。

未来の地球では環境が変化し、残された全ての動物が人類を殺すように進化したとか。生物は1000年やそこらではそんなに進化しません。
また、夜には全てが凍りつく世界になってしまうというのですが、そんなに激しい温度変化の環境で、生物が生きられるとも思えない。
ジェイデン演じるキタイは、日中、危険な生物と戦いながら任務に取り掛かりますが、危険生物が活動しない夜間に、きっちり防寒して行動した方がむしろ効率的なのではないか、とバックカントリースキーヤーとしては思ってしまうのです。
まあ、何とも矛盾たっぷり、ツッコミ所満載の映画でしたが、CGは進化したのだなあ、と妙に感心させられました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。