映画日記-007 私を愛したスパイ(30/297)

2010年30本目、映画日記297本目

映画「007 私を愛したスパイ」（原題"The Spy Who Loved Me", 1977年）を観ました。

英ソの原子力潜水艦が立て続けに撃沈させられる事件が発生。両国はそれぞれ一流の諜報員を任命して調査に当たらせる。
イギリス側で任命されたのはいつものようにジェームズ・ボンド。ソビエト側は女性諜報員アニア。二人はカイロで出会い、ともに背後に隠された陰謀に迫る。

お馴染みのワンパターン映画ですから、舞台と登場人物は違えど、ストーリーはほぼ一緒。

冒頭、オーストリアアルプスのスキーシーンが登場し、バックカントリースキーヤーとしては見逃せません。
ウィンドクラスト気味の斜面を昔の細い板で滑り降りるのはさぞかし大変だっただろうと思います。
ボンド扮するロジャー・ムーアがアップになるシーンは、明らかに投影された背景の前で滑っているふりをしているだけで、相当に興ざめ。

主題歌はカーリー・サイモンが歌う「Nobody Does It Better」。
007シリ－ズは、テーマ曲とオープニングの映像が、ややエロチックながら非常に印象的なグラフィックで、デザイン的にはよく出来ていると思います。

このシリ－ズから、鋼の歯をもつ不死身の大男ジョーズが登場します。ジョーズ対鮫の対決も見もの。