世界遺産大峯奥駆道を歩く その2

世界文化遺産大峯奥駆道を歩いた記録です。

行仙宿小屋から笠捨て山を経て地蔵岳往復 2009年7月5日

2009-07-07 16:18:45 | 大峯奥駆道を歩く

国道425五号線の白谷トンネル手前で、崖崩れのため通行止めの看板が出ていました。前夜泊まった「下北山スポーツ公園」の方に役場へ問い合わせてもらいましたが、宿直の人ではよく分からないということなのでしたが せっかく来たのだから、車で行けるところまで行って、後は 歩くと言う事にしました。

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今回歩いたコースです。トンネル東口の駐車場まで、結果的には行けました。約1時間登って奥駆へ出て、そこから地蔵岳まで往復7時間のコースです。

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夜明けの奥駆です。このころはまだ天気は良く、軽快に歩けました。

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登り始めて1時間。奥駆道との出会いです。

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30分ほど行くと、行く手に 行仙宿山小屋が見えてきました。

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きれいに片付けられた、行仙宿小屋の中です。

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この頃から小雨が降り出して、雲が出てきました。ここは奥駆に沢山在る「金剛童子」の宿のうちの一つです。

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行く手に「笠捨て山」が見えてきた と 思ったら大間違い。このような名もないピークで、それもそこそこに高いピークが、これでもか と三つも続きました。

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やっとピークに辿り着いたら「笠捨て山はあちらですよ」という標識。これが3回も続きました。

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やっと目前に「笠捨て山」が見えてきました。雲の中です。

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遠くの奥駆も雲の中です。

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十津川村も雲の下です。

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行仙の宿から1時間40分かかり、高いピークを三つも越えて、やっと「笠捨て山(1352m)」の山頂に着きました。

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そこから暫く下ると、葛川の辻が見えてきました。

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葛川の辻です。ここを下れば葛川沿いに下葛川の集落へ降りれます。

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やっと見えてきた「地蔵岳」です。

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険しい鎖場を登ります。

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突然「巻き道危険」の標識です。

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かまわず進むと、突然道が途絶えました。

この岩の割れ目を約7~8m垂直に降りなければなりません。しかも鎖もロープもなしです。下に降りたら幅1メートルもない狭い道の右は絶壁です。これでは「危険」どころか、物理的に 飛び降りなければ 降りれません。

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仕方なく別の道を探しましたが、この右手の大岩に阻まれてこれ以上進めません。左も絶壁です。

正面にはすぐそこに地蔵岳山頂が見えているのに、残念ながらここで進退窮まり、安全第一に 引き返しました。

180キロにわたる奥駆道を歩いてきて、初めての挫折でした。

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あちこちの木の皮が大きく剥がされていました。鹿なのか、熊なのか。

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この帰り道に立ち寄った、行仙の宿小屋で出会った夫婦の方が「行仙小屋」

及び「持経の宿小屋」を中心として、小屋の整備や道の整備をやっておられま

した。別のブログでご紹介したいと思います。

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