愛犬ランとシニアライフ

リタイア後初めての室内犬白いトイプードルココと暮らし今はココの娘ランと過ごすシニアライフを書いています。

利根川下流を知る

2018-10-06 21:52:35 | 地域のこと

船がつなげた川と暮らしの講演の2日目は船で利根川を渡るでした。

利根川は銚子市歌に坂東太郎のようようと歌われ群馬県の大水上山から322K流れて太平洋にそそいでいます。江戸時代の東遷事業により物資と人物の交流があった歴史ある川です。

旧渡船場跡から船に乗って対岸の神栖市側には絶滅危惧種のコアジサシの産卵場所は工事で失った後新たに復活していました。洋々と流れる利根の流れに、20代のころの私達女子は水郷から船で銚子までを観光の目玉にできないかと夢を膨らませたことを思い出します。

下流の周囲は何も目玉となる場所はないかもしれませんが昨年行ったメコン川も何もなくただ2時間往復しても退屈することがなかったように川の静かな流れは変化がなくても人に安らぎを与えてくれます。

東京から東端の銚子駅を降りると600m先には1キロの川幅を持つ利根川が静かに広がっています。その公園で静かな川の流れを見つめると旅の疲れも癒されるでしょう。

そこから数キロ利根川下流沿いに進むと堤防に川の起点0.00と書かれた小さなプレートが貼ってあります。それは殆ど知られることなく年々かすんでいきます。

なんでここが川の起点?と疑う私に対岸の波崎町の端がこの場所だったと教わりました。今は神栖市となった対岸の砂州は太平洋に伸びて川の起点はどこかなと思わせます。小さなプレートはそんな物語を秘めているなんて歴史を感じ案内板を作ってほしい思っています。(以前起点めぐりのグループがここにきて小さな汚れたプレートにとてもがっかりして帰ったことも聞いております)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿