Spanish Breeze

夫のMBA留学に4歳の息子とついて、マドリードと上海での14ヶ月の生活を紹介していきます.

山水画の世界・桂林へ 3/3

2011-10-30 03:38:07 | 旅行 -China-
10月27日(木)

3日目は朝からしっかり雨が降っている。
午前中にレポートを提出しなければならない夫をホテルに置き、うっぐと街に出る。

...って言っても公園があるわけでもないし、おまけにこの雨。
2階建てバスを見に行こうと連れ出す。

結局、お水とアイスを買ってホテルに戻る。
ちょっと休憩して、軽くお昼を済ませてから、桂林にある大規模な鍾乳洞「蘆笛岩」に向かった。
路線バスの3番に乗って約20分(1元/人)。

停車するバス停名もちゃんと書いてあるし、安心して乗ってられる。
そのまま「蘆笛岩」と言う停留所で降る。

門をくぐりまた少し山を登ります。


「蘆笛岩」
全長500mもあり、中は色とりどりの照明で照らされていて幻想的な世界が広がるという。
入場料一人90元。

いきなり派手!

初めての鍾乳洞に最初はうっぐも戸惑ったけど、あっという間に慣れて私たちを誘導する。


エイリアンに見えて仕方がない。

ここはかなり広い。


おもむろに「ケン、ケン、パー」をしだすうっぐ。


ここは池があって綺麗。

確かに幻想的。

どんどん中へ。



いかにも中国らしい派手な照明の鍾乳洞を抜け、敷地内の山をまた登り出すうっぐ。

こっちは足がガクガクなんですけど、「It's alright!」と言いながらどんどん登っていく。


上からの景色。

休む間もなく今度はどんどん降りていくうっぐ。

ちょっと前なら一回は転んでいたのに全く転ばなくなった。
成長したもんだ。



湖畔に前日乗ったBamboo boatをイメージした石の彫刻があって、うっぐ、船頭さんの真似をして舟をこぐ。

帰りも同じバスに乗って市内へ戻る。


一旦ホテルに戻り一休みをしてから今度は、ホテルから徒歩圏内の名所「象山景区」へ。川に浮かぶ小山の先端部分が洞窟が外観が水を飲んでいる象の様な形をしているらしい。

「象山景区」
入場料:40元/人

至る所に象、象、象!



階段好きのうっぐ、また山を登ります...

改めて上からみた桂林の街...


そして明代に建てられたという仏塔。

かなり古い...


また山を下り、

ようやく象び鼻の部分に到着!

あれれ?
どうやら反対側に出てしまったらしい...
洞窟の穴の向こうから大勢の人がこっちに向かって写真を撮っている。
ぐるっと周れるのかと思ってた...

出直して...

ようやく正しい方から象を見る。

「本当だ!象さんだ~!」


この反面の洞窟は川面に浮かぶ月の様に見える事から水月洞と言われている。

あっと言う間に辺りは暗くなり、賑やかだった中国人の観光客もいなくなった。

日没後も幻想的。

最後の晩は偶然見つけたとても賑わってるお店に入ってみる。
地元料理?四川料理かな?

どれもとっても美味しく頂きました!

10月28日(金)最終日は、大雨。
ホテルの無料送迎バスは、なんと空港→ホテルまでのみで、ホテルから空港まではないらしい。
仕方ないから前日に空港までのタクシーを手配してもらう。
結構雨が降っていたので、助かった。
120元。

雨か...嫌な予感はしていたけど、案の定私達の便は「Delay」との事。
結局2時間送れての出発。

上海に戻って来たのは夕方になってしまったけど、今回は何事もなく無事帰宅。
こうして、中国最後の旅行が終わってしまいました。

私の中で中国と言えば桂林の水墨画のイメージが強かったので、実際に行けて目の前でその景色を見れて本当に良かった。


あと2日でいよいよ帰国。





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2 コメント

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Unknown (ちゆママ)
2011-11-01 09:26:58
大都会の上海と自然界の素晴らしさを残してる桂林と
本当に中国は広く、色んな顔を持ってるんだね。
もちろん観光地化されてるけど、どんな人にも感動を与える凄さはさすがの歴史だね。
もっともっと奥地に行けば少数民族の村や
素朴な文化も残ってるだろうし
色んな意味で奥深いんだろうね・・・
最近取りざたされてる苦手な面はあるけど
偉大な中国文化と(中華料理も含む)中国人パワーは認めざるえないんだ・・・
 うっぐの目には桂林の自然はどんな風に記憶に残るんだろうね?
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>ちゆママさん、 (yukiko)
2011-11-04 00:03:47
中国人パワーは本当にすごい!
大きくて広い大陸の中で生き残りをかけて戦い続けて来た民族だけに、自分を抑えない。
ちょっとでも遠慮するとつぶされちゃうもんね。
そんなDNAが今も生きてるのが伝わってくるよ。
うっぐは、都会生まれの都会育ち。
ホント桂林のような自然はどう記憶に残るんだろう…楽しみ♪
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