遠距離太郎のお話し…

“遠距離”介護に走りまわっている“太郎”クンのお話しです!!

ちょっと一服! 桜の妖精

2010年03月31日 | 聞いて聞いてっ!
気分転換に、ちょっと一服して“桜のお話し”を。

毎年、素敵な、うっとりするような、
魂を奪われるような桜さんとの出会いを求めて、あちらこちらへ。
「物好きなァ~」とか、「何、やってんのっ!」とか、
「マニアック過ぎるわよ~」とか、いろいろ言われますが、
自分でも半分病気のようなものだと自覚しています。


夢のひとつに、日本全国縦断“桜旅”
桜前線をを追いかけて、日本を旅したい。
桜の下での野宿が理想ですが、
現実的にはキャンピングカーでも使って。

スタートは桜が最も早く咲く沖縄、名護の寒緋桜…。
そして、本土に移動。移動しての再スタートは、
やはり高知かな(例年だと高知が真っ先に開花するので)。
吾川の“瓢箪桜”(実際にある名桜です)を皮切りにして、
後は桜をただひたすら追いかけて。
2ヵ月後に北海道へ! 最後は、知床の千島桜を!

今年もアレコレの合間を縫って、桜さんに会っています。

3月26日、ケアハウス近くの山中で出会った桜さんです。
ケアハウスに行くのに、県道から山越えの抜け道を利用しました。
地元のタクシーの運転手も知らないような抜け道です。
その途中に、ある団体の野球グラウンドがあります。

道路から、グランドを見ると、広いグランドの向こうの山の斜面に、
何かが輝いていました。



「何だろう?」と愛用の電チャリを止めて、よく見ると、
山の斜面の山桜の、その一本の樹を西日が照らし出していました。



思わず見とれてしまいました。
咲き具合、時間、天気…、
すべての条件が揃わないと見ることのできない桜さんです。
暗い山の中で、桜の妖精が光輝いているようでした。



ひょっとすると、この季節のベストの桜さんだったかも…。

- end -

やっぱり、この週末も帰省かなぁ~

2010年03月31日 | 聞いて聞いてっ!
今年に入ってから、PCに向かうのが億劫になっていました。
3月21日の記事に書きましたが、PCの調子が悪くて。
とにかく遅い。のろい。不安定。
『XPをあと4年使う本』といったマニュアル本を買ってアレコレ。
一向に改善しない。却って使い勝手が悪くなる。
仕舞いには、電源を入れて、ネットのホームページに辿り着くまで20分。
電源を切るのに15分。PCに向かうのも嫌になっていました。


そこで、中古のXPですが、CPUが早く、HDも容量の大きいマシーンに乗り換え。
快適になりました。以前が、“松葉杖をついて足を引き摺りながら”とすれば、
乗り換え以降は“スニーカー履いて早足で”になりました。
そんな訳で、この記事も快調にキーボードを叩いています。


父さんの風邪のことで、今日もケアハウスの管理者と電話のやり取り。

午前中に病院に行って、診察&点滴。
少しずつは良くなっているようですが、問題は痰。
痰の量も多いし、切れも悪い。切れが悪いのは、
認知症のため自分のケアが出来ないことも原因なのですが…。
本人もかなりシンドそうだとのこと。
これで吸引まで必要になれば、とてもケアハウスでは対応不可能。
すると、入院か!?

そんな話をしていました。
明日は様子を見て、明後日また病院へ。
その状態によっては、またまた帰省することになりそうです。




- end -

突然、携帯が・・・

2010年03月30日 | 聞いて聞いてっ!
今日の午後、職場で携帯が鳴り始める。
着信を見ると、高知のケアハウスから。
だいたいがこの時刻の電話は縁起が悪い。
 
 
出てみると、ケアハウスの管理人からで、
「お父さんが、風邪で。昨日から食欲もなく咳き込んでいます。
 で、今日、病院へ連れて行きました。…」と。

父さん、病院のレクレーションで、28日に花見に行きました。
ちょっと風も寒かったので、その時に体調を狂わしたかも。

レントゲンとCT撮影も行い、医者の診断は、風邪からくる気管支炎と。
点滴を打ち、薬をもらって帰ってきました。
肺炎ではなかったとはいえ、父さん、以前から肺に持病があるので、
しばらく要注意です。

状態によっては、この週末も高知に戻る事になるのかな…。 



それから、母さんの介護判定の通知が来ました。
(高知市の介護保険課からの文書は
 すべて大阪に来るように手続きしています。)
封を切ると、「要介護2」と。
3月21日の記事で判定の時の様子を書きましたが、
“要服薬管理っ!!”を強調したのがよかったのかな。


- end -

家の維持も大変・・・

2010年03月29日 | 聞いて聞いてっ!
今回の第一の目的だった家の庭の手入れも、金曜日に無事終了。
手入れ前と、手入れ後の様子です。
「前」の写真は、庭師さんが作業を始めたところです。

  

小さな庭なのに、父さん、庭木の植え過ぎ。
木蓮に、山茶花に、椿に、南天に、アオキに、棕櫚に、バランに…。
それが育ちすぎて、ジャングル状態に。
しかも、3年前に母さんが骨折で入院して以来、手入れなし。
すると、毒蛾の巣になってしまい…。

第一段の手入れは、去年の夏。そして、第二段が今回。
イラ(高知では茶毒蛾等を、こう呼びます)のつきやすく、
樹勢の衰えた植木の除去を中心に行いました。

山茶花(特にイラが着き易い…)を3本、棕櫚をほとんど伐り、
残りの植木は小さく丸めました。
第一段の手入れもブログにアップし、「瘴気が漂っているよう」と、
書きましたが、ほんとにスッキリしました。

第一段の手入れの前が、腐臭プンプンの“レゲエ髪”だとすれば、
今回で“すっきりスポーツ刈り”という感じ。
残りは、“シャンプー”です。
第三段として、4月末に殺虫剤の噴霧消毒を行います。
これで完璧です。


でも、費用もかかりました。
シルバー人材センターが安いといっても、計3回となると。
家の維持も大変です。
打合せや立会いで、帰省もせねばならないし…。


- end -

おぉ~! IKUかっ!!

2010年03月29日 | 聞いて聞いてっ!
昨夜、大阪に戻り、今日は所用のため仕事はお休み。
大阪は冷えています。空を流れる雲は季節外れの雪雲のよう。
高知も寒かった…。花冷えでした。


高知城で花見の場所取りの人も、真冬の格好です。

3月21日に全国に先駆けて桜の満開宣言。
それから一週間。普通なら“桜吹雪!!”のはずですが、
まだしっかり満開状態。それどころか、僕の目には八分咲き位。
23日から高知でも冷たい雨が続き、雨が上がっても花冷えの寒い風。
マフラーを纏って自転車に乗っていました。

少し前になりますが、2月28日に父さんの従姉妹のIKUおばさんが、
ケアハウスを訪ねてくれました。 例の津波警報が発令された日です。
今回の帰省中、母さんが、「…太郎や。この前から言い忘れていたけど、
IKUおばさんが訪ねてきてくれて。…お前からも電話で礼を伝えてくれないか?」と。

このおばさん、昔、家が近かったこともあり、小さいときから僕も馴染み。
「わかった! 電話しとくからね~」と。

で、今日、電話しました。

太郎  「もしもし! Iさんですか?」
おばさん「はい、そうですが! …あれっ!? 太郎ちゃん?
     やっぱり。声がお父さんとすごく似いちゅう!」
太郎  「そりゃ、息子だもの。…見舞いに行ってくれたようで、
     ありがとうございました!」

おばさんも、父さんに会うのは久しぶり。 
で、やはり気になったのは、父さんが覚えてくれているかどうか。
  
ケアハウスで案内を乞い、おっかなびっくり父さんの部屋の前に行ってみると、
ドアを開け放して、父さん、洗顔中。
(と言っても、顔をパシャパシャ水で濡らす程度ですが…)
気配を感じたようで、顔を上げると、鏡にIKUおばさんの顔が。
鏡に映ったその顔を見るなり、「おぉ~。IKUかぁ~!!」と。

IKUおばさんも、すごく嬉しかったそうです。

「お互いの小さい時から知っちゅう親戚や友達も
 どんどん減りゆうき…。 お父さんがあたしの顔を忘れると、
 また寂しい思いをするところやった! よかった!!」
    
おばさんと、しばらく電話でアレコレ。
親しい人が訪ねてくれるのは、すごく嬉しく、ホッとします。
「僕たち家族、孤独じゃないんだ…」と。
   

- end -


花と団子!?

2010年03月25日 | 聞いて聞いてっ!
明日、休暇を取りました。
今は夜の9時。10時過ぎのバスで大阪を発ちます。



今回は家と庭の手入れ。
今日は、シルバー人材センターの担当者と時間などの打合せ。
(シルバー人材センター、仕事が丁寧で安いんです)
久しぶりに高知で2泊するので、友人とも一杯の予定です。


高知はもう春たけなわかな~。
染井吉野は、ポチポチ散り始めているようです。

“桜”なんですが、僕、太郎の桜好きは、このブログにも綴りました。
その桜のシーズンがついにやって来ました。

年度変わりで仕事も忙しいし、両親のケアもパタパタと…。
その合間を見て、桜さんに会いに行くつもりです。

で、大阪で過ごした先週22日、時間を作って京都へ。
アチコチ廻ってきました。
“桜”となると、どんな強行軍も苦にならないので。


桜旅については、また綴る予定です。
が、ちょっとさわりを。
出町柳の『ふたば』さんで大好きなお餅を買って、
これまた大好きな本満寺の糸桜さんに会いに。
この糸桜さん、もっと大きな糸桜はいますが、
容姿と品の良さではNo1だと思っています。



その桜さんのすぐ近くで、お餅の包みをあけて…。



花と団子です! 



- end -

母さん、介護判定・・・

2010年03月21日 | 聞いて聞いてっ!
この連休は大阪で過ごしています。
仕事も年度末でタンマリと滞貨が。
それをシコシコと片付け、週明けが期限の報告書の原案を作り…。
昨日買い換えたパソコンの手入れ。
(中古PCを専門に扱っている知人から、
 中古のXPパソコンを格安で譲ってもらいました。
 ゆとりがあれば「7」のパソコンを買いたかったのですが…)
ネットのセッティング、セキュリティーの設定等々…。
あっと言う間に二日間が過ぎてしまいました。
昼は、いつもの休日のように、冷凍のパスタとビール!
  

先週20日は母さんの介護認定の更新で、判定員による面接。
それに立ち会うために帰省しました。



ケアハウスに着くと、まず母さんに“演技指導”。

太郎 「母さん、この前電話で言ったように、今日の面接、うまくやってねっ!」
母さん「えっ!? 今日、何かあったの?」
太郎 「しっかりしてよ…。今日は介護保険の面接のある日だろう?
    そのために俺、帰ってきてんだよ…」
母さん「そうだったわねェ」
太郎 「では、ちょっと演技指導するよ!」

   …演技指導の詳細は、若干支障があるので。
      でも、誰もがやっているようなことで…

母さんへの面接が終わった後、今度は家族と施設の担当からの聞き取り。
ここでのポイントは“服薬管理”でした。

「見たところは、比較的状態はいい。しかし、この“見た目”は、
 施設で、しっかりと服薬の管理が出来ているから。
 これが自宅だったら、ヘルパーさんをフルに入れても、
 全く期待できない」と。

これは、正直なところです。ウチの母さん、リュウマチや精神系で
かなり強い薬を処方されています。数日服用しなかったりすると
見た目にもハッキリと状態の違いが現れます。
そこのところを、ケアハウスの担当者と一緒に強調しました。

さて、結果はどうなるか?
今は、要介護3です。少しは軽くなりそうです。
「2」で納まってくれるかなァ…。
介護認定が“軽く”なって困る、というのも変な話なんですが。


先週、さらに高知は春めいていました。
ケアハウス近くの海辺。そこの桜は、こんな感じ。





市内の実家の近くでは、ジャスミンの花も開く寸前。
辺りにいい香りが漂っていました。

  

更に高知の観光ネタを。
先週、高知では『土佐のおきゃく』という観光イベントが開催中。

http://www.tosa-okyaku.com/

その一つとして市内の大橋通という商店街に、大きな龍馬像が。



発泡スチロール製ですが、これだけ大きくなると迫力満点。
台座も含めると、300kgの重さがあったそうです。

来週は高知に戻ります。
今回は、家の手入れです。


- end -

街はカラフルに!

2010年03月07日 | 聞いて聞いてっ!
ここのところ、パソコンの調子がひどく悪くて。
かなり古いパソコンなので、システムの調子が不安定。
いろいろと手を入れているのですが、思うようにならず。
パソコンを立ち上げるのがストレス状態。
ブログの更新も、ままなりません。



先週戻った際、高知はもう春。
すっかり日差しはが強くなり、街中もカラフルに。
家の庭の木蓮も咲き始めていました。



家の近くの公園では、雪割り桜が満開! 



ケアハウスの近くでは、エンドウの花、そして名前はわからないけど黄色く可愛い花。





帰省した時は必ず訪れる日曜市の露天も色鮮やかに。

 
(この日曜市、日本最大の露天市です。
        『龍馬伝』の影響でグンと県外客が増えてます)

父さんが、ケアハウスに入居して1年と少々。
「どうなることか…」と不安一杯でしたが、
思いの外、平穏な時間が過ぎてくれました。
誰に対してということなく、「ありがとう!」と呟いています。

今年も、ゆっくりと桜も眺められそうです。
あ・り・が・と・う…


- end -


津波っ!?

2010年03月07日 | 聞いて聞いてっ!
2月の末に高知に戻り、今週は大阪です。
大阪でも、やること一杯。仕事の準備に、確定申告に…。
が、かなり疲労気味なせいか、今日土曜日はグッタリ。
昼間は、ビールと冷凍パスタの昼食、その後はゴロッと横になって、
気がつくと夕方間近…。
   

28日は、チリ地震の津波警報が発令。
高知のケアハウスは海辺にあるため、被害を心配しました。
で、ハウスの責任者に対応を訊くと、こんな返事が。

「念のため、非番のスタッフも数人招集をかけました。
それに、このケアハウス、近所の集落の避難所にもなっています。
だから心配ないですよっ!」と。

ケアハウス近くの漁港では夕方30cm位の津波が観測されたそうですが、
それだけで終わってくれました。

津波自体の被害は高知県ではほとんどなかったんですが、
列車のダイヤが乱れ、その乗客が高速バスに流れてきました。
おかげでバスは満員。
これが、高知で実感できた津波の唯一の影響でした。


  (高知のバス車庫です。日差しもすっかり春めいてきました)

ただ、スタッフさんとは、さらにこんな会話をしていました。

「問題は南海地震の津波ですよネ…」
「こいつは地震発生後15分位で土佐湾にやってくるだろうし、巨大になるだろうし…」
「実際問題、対応はどうしたものか…」と。

今回の津波は大したことはなかったのですが、
改めて南海大地震の不安を現実のものと感じてしまいました。

- end -