北斎・・・ 雀に、芥子に、お菊さんに ♫

ブログのアップがお休み状態でした。
パタパタと大阪、高知を走り回っていました。

　　　　　

幸い母さんには、大きな変わりはありません。

　　　

先週の11日、神戸市立博物館の『北斎展』に行ってきました。
　　　
　　　　ボストン美術館北斎浮世絵名品展　

人気の展覧会は平日とはいへ混み合います。
開館は９時半。その時間に入るようにと、朝早く家を出て、
JR神戸線の元町駅で降りて、南京町を通り抜け、

　　

　　

　　

神戸市立博物館へ。

　　

たっぷり２時間楽しみました。
目玉商品の「神奈川浪裏」「凱風快晴」「木曽路ノ奥阿弥陀ケ瀧」等々、
初めて現物を間近で見ることができました。

で、僕、太郎がスゴ～ク気に入ったのが、次の三つ。
館内写真厳禁なので、画像はネットで拾います。

　　　　　

「さらやしき」のお菊さん！
現物の彼女、ホントにチャーミングです。
少し上目づかいで、霊気を吐いて、
「テへっ！　アタシなんか有名になっちゃった～！」と
はにかんでいるよう。

　　

次は「芙蓉に雀」
画面の雀は原寸大。
手を伸ばしてモフモフしたくなります。
が、ふと考えると、「江戸の時代に、
どうすればこんな絵が描けたのかなぁ～」と。
カメラの高速シャッターで写し、
それを丁寧に模写したようで。
“観察眼”と言えば、そうでしょうけど。

　　

そして「芥子」
これ、最高です。
画面の向こうに、暖かく柔らかな風、穏やかな青空、
穏やかな日の光が溢れています。
この三枚、持って帰りたかったんですが～。

　　　

お昼前に博物館を後にしました。
その頃には館内は人でぎっしり、エントランスでは入場規制。

　　

　　

この北斎展、22日の日曜日が最終ですが、
21日と22日は大変な混雑になりそうです。

- end -