Y子の部屋

農家の主婦が綴る農村生活あれこれ

市長の器

2011年03月10日 23時01分24秒 | 日々暮らし
ここ数年、中学校の卒業式に参列しています。
我が子がいるわけでもないのに感情移入してしまっていつもハンカチが必要なくらい泣いてしまいます。
きょうも前もってハンカチを握り締めて参列しましたが、初めて泣かずに過ごせました。大人になったのかな。

それはともかく、きょう感じたこと。
来賓に市長が来ていました。
当然、祝辞を述べました。
言い古されたつまらん祝辞を。
しかも紙を読みながら。

市長なんだから、市の長なんだから、他の誰にも語れないことがあるでしょうに。
将来、市を担っていくであろう若者に対して伝えたいことがあるでしょうに。
なぜ言わない。

他のおエライさん方の祝辞も似たり寄ったりでした。

そんな中でPTA会長さんの祝辞は心に響きました。
人生の先輩として自分の得たことを自分の言葉ではっきりと子ども達に伝えていました。
子ども達に道を示してあげられるのが大人の価値ってもんですよね。

情けない市長だ、とがっかりしました。
その延長線上に国会議員もいるんだろうなあ、と思うと本当にがっかりだ。
能力のない人物が政治家になってしまう、能力のある人物は政治家になりたがらない、お願いして政治家になるんじゃなくてお願いされて政治家になるような仕組みになればいい。

卒業式の話だったんですけど。


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