友人の絵画展のお知らせをさせてください。
私の友人「大底茅里」は東京生まれ東京育ち。
都内での教師や会社勤めを経て
ご主人と安曇野の山の中に住いを移し
仕事のかたわら創作活動を続けてきました。
昨年、体調がすぐれず診察を受けてみると
肺がんが見つかりました。
それから半年の命でした。
亡くなってしまってから
初めて彼女の家を訪れました。
想像以上の深い深い山の中での暮らしに衝撃を受けました。
しかしそこは彼女とご主人が築いた、まさに「楽園」でした。
きっとやさしくも厳しいであろう自然の中で
大事なものを大事に、やさしさ温かさに満ちた暮らし。
ピュアなものに触れ
私は深く感銘を受けました。
彼女の描き残した絵は
彼女の嬉しさ楽しさが溢れたもの
彼女の感動
彼女の真摯な気持ち
彼女の愛情
が表れた心に沁み入るものでした。
彼女自身の意向もあり
このたび作品展を開催する運びとなりました。
たくさんの方に観ていただけるとうれしいです。
「大底茅里の楽園」
日時 4月13日(土)～21日(日）※18日(木)休館 9：00～18：00
会場 安曇野市穂高交流学習センターみらい 展示ギャラリー
長野県安曇野市穂高6765-2
ＴＥＬ0263-81-3111