goo blog サービス終了のお知らせ 

夢もよう・夢にっき

今は一瞬で過去になり、残る写真や日記もその時々で不思議もよう。まるで夢の中の出来事のよう

ウォームビズ

2005-09-29 | 気になる記事
『今日のノート     傍嶋茂雄
「一過性のブームで終わるのでは。効果はそれほど期待できないだろう」
と思っていたのに、見直した。
夏の軽装化運動「クールビズ」のことである。

全国の電力10社の6~8月の販売電力量が、約2億1000万kw時減り
発電時などに生じる二酸化炭素を
約7万9000トン削減できる効果があったという。
これは約1万4000世帯の一年間の排出量に相当する。
10社の営業エリア内にある大規模オフィスビルに入居する企業の40%が
クールビズを導入し、冷房の設定温度を2度上げたとする条件で
電気事業連合会が試算した。
クールビズが予想以上に定着してきた証と言えそうだ。

この調子で、今度は「ウォームビズ」で頑張ろう。
環境省は、企業や自治体などに対し
秋冬の暖房温度を20度にするよう呼びかけ、そのためにベストやセーター、保温性の高い下着などの着用を勧めている。
暑さを我慢するよりは、着込んで寒さをやり過ごす方が易しいと思う。
ウォームビズによる経済効果は、2323億円にのぼり、名目上の
国内総生産(GDP)を、0、03%程度押し上げるという予測もある。
職場だけでなく、家庭でもぜひ実践したい。      9/29  読売新聞 より

ちりも積もれば山となる。
小さな力でも、集れば大きくなる。
一人一人がほんの少し意識するだけでも、皆がすれば大きなものになる。
何でも積み重ね、継続が大切か。
限りある資源。失われつつある自然。
夏はあまり頑張らなかったので、冬は頑張ろう!?

独り立ちへ意識高まらず 3ヶ月じゃ足りない

2005-09-29 | 気になる記事
ニートの修業支援「若者自立塾」
        
「何でも好きなことが出来る時間が10年あったらなにをする?」
「好きな映画は?」
「どんな話が好き?」
二人一組で同じ質問をお互いに聞く。
「詳しく聞いてください」
「相手のセリフを繰り返して」と
講師がコツを教える。

9月中旬、福生市にある自立塾の合宿所。
人と話すのが苦手というニート特有の弱点を
克服する「コミュニケーションゲーム」が行われていた。
厚労省の事業委託でこの塾を運営するNPO法人「青少年自立援助センター」は
ひきこもり支援で実績があり、同省の期待も高い。

ここの塾生は、20代後半中心の男女約20人。
対人関係に悩み、仕事への意欲が薄れた若者が多い。
6時半に起床。
午前中が資源ゴミの回収や、地元企業での手伝い、農業体験など。
午後は、パソコンなどのスキルアップ講習求職活動実習などだ。
就寝は午後11時。
全員個室で、週末は自宅に帰ることが出来る。

入塾前は、昼夜の逆転の生活になりがちだった塾生たちは
「規則正しい生活はこたえる」と一様にこぼす。
一方、「昨夜は遅くまで皆でテレビゲームで楽しんだ」
「連帯感がある。家では味わえない」など
張り合いを感じていた。

働かず、学校に通わず、職業訓練も受けていない15歳以上
35歳未満の若者を指すニートは全国に推定約64万人(厚労省)。
今年7月、3ヶ月の合宿で規則正しい生活を身につけ、就労体験や
能力開発を行う自立塾をスタートさせた。
合宿後も半年から1年は経過を見る必要があるとしているが
見通しは楽観できない。

「若者の状況が予想以上に深刻で、3ヶ月では足りない。
団体生活に慣れ、求職意欲が芽生えるのがやっと」
とする声が現場に少なくないのだ。
塾生にも不安が広がっている。

そもそも塾生が集まらないという問題もある。
低所得者に配慮し、自己負担は食費、宿泊費を含めて
3ヶ月で約20万程度としたが、母子家庭などで負担が払えず
入塾を断念するケースが目立つという。
医療機関との連携がなく
精神疾患で悩む若者は断らざるを得ないといった嘆きや
親は熱心だが本人が入塾を嫌がるといった声も聞こえてくる。

ニート問題に詳しい宮本みち子・放送大教授は
「合宿期間の延長や、合宿前後も施設に通えるよう支援も行うなど
出来るだけ個人の事情に合わせて、訓練メニューを考えるべきだ」
と指摘している。        9/28  読売新聞  がんばれ現役世代 より

なぜニートは増えるのだろうか。
なぜニートになるのだろうか。
期間を延長したり、訓練メニューを変えたりすれば解決するのだろうか。

内にこもるニートや引きこもり。
外に爆発する屈折した自己中心の欲望、暴力や犯罪。
ひょっとして根っこは一緒なのでは?
本当の問題が見えていないのではないか。
根本的な解決にはならない気がする。
政府は、多額の予算を組んだようだが
税金の無駄遣いにはならないようにしてほしいものだ。

ピッする

2005-09-03 | 気になる記事
『ことばのこばこ 読売新聞9/3より
オノマトペ(擬音語、擬態語)を使った動詞がいろいろある。
嘔吐するのを「ゲーする」
キスするのを「チュ―する」
鼻をかむのを「チンする」
感動して涙ぐむのを「ウルウルする」
電子レンジで温めるのを「チンする」など
元はどちらかというと幼児語で、大の大人が口にするような言葉ではなかったが
今で何の抵抗もなく、多くの人が使っている。
最近気づいたことだが、以前使っていた電子レンジは確かに
「チン」だったが、今のは「チン」ではなく「ピッ」とか音楽に似た連続音がする。
実態に合わせれば、「チン」するではなく「ピッ」するだ。


何の違和感もなく、日常的に使っている言葉が多いが
よく考えてみるとなんだかおかしい。
特に電子レンジの「チンする」は、使い始めの頃
母が、私の夫の母(義母)が「チンして食べる」と言っているのを聞いて
母が「チンじゃと!」と笑っていたことがある。
それが今では、年寄りから子どもまで当たり前に使っている。
「チンする」は確かテレビのコマーシャルで流れてから一般化したように思う。
多くの人が使い、受け入れられ一般化した言葉なのか。

ドキドキ,ドスーン,ヒューヒュー,ワクワク、キョロキョロ、
チョロチョロ,シットリなどの多くのことばもそうなのだろうか。
ならば、私たちの生活はオノマトペを使わないでは成り立たないくらいだ。
時代や音が変わっても、そのものの動作や情景を感じれるし、ピッタリと表せて使いやすいし分かりやすいのだろう。
ピッタリもそうなのか?

躍進する下着

2005-08-11 | 気になる記事
『価値観映すブラジャー
1992年に「ワコール」が
「よせてあげて、もっとあげる」のCMで、発売した
「グッドアップブラ」は、5年で、1000万枚を記録した。
2年後に「トリンプ・インターナショナル」が出した
「天使のブラ」は1400万枚を超え、今も売れ続けるロングセラー。

2000年まで、ワコールの商品開発の第一線に入た伊藤さん(64)は
「戦後の女性の意識と、ブラジャーの発達は不可欠に結びついてきた」
と振り返る。

日本でブラジャーを着け始めたのは、1950年ごろ。
綿製で、「妊娠したときに巻くサラシと一緒。呼吸に布がついてこない
あの息苦しさといったら」
米デュポン社が開発した伸縮繊維により、締め付けから解放された60、70年代。
社会進出とともに、ソフト化とカラー化が進んだ80年代。
90年代には下着ルックが流行。
隠されていた部分がオープンになったが、さほど抵抗はなかった。
むしろ、下着の機能性に注目が集り、デザインが多彩になったほどだ。

隠す、押さえつける。働くためにサポートする。
女性であることを楽しむ。時に誇張する。
ブラジャーの役割は、時代とともに変わった。

下着には女の物語がある。
下着は女性の体にピッタリの寄り添ってきた。
その奥の心理にまで。
これからも合わせ鏡として、お互いを写しだしていくことだろう。
読売新聞 うつろい重ねて60年より


私がブラジャーをつけ始めたのは、中学になってからだった。
友達に「いいかげん着けたほうがいいよ」と忠告されたからだ。

ぽっちゃりめで結構おおきめ?だったので、みにくかったのだろう。
何だかはずかしかった。
ともかくどんなんでもいいからとあわてて買った。
以来ずっとつけている。

確かに体にフィットして胸がツンと上を向いていたら
気持ちも体もシャキッと姿勢も良くなるような気がする。
つい貧乏性なので安くて頑丈なのを選ぶ。
性格が出る。
今は支えるためなくてはならないものになっている。
体に合った楽な着け心地が一番で
もちろん形がよければなおいい。
困ったことに、寝るときにもつけないと不安なのは私だけ?

家事革命

2005-08-09 | 気になる記事
『 まぶしかった白い洗濯機

使い古した洗濯板。
大阪市の尾嶋さん(80)は、60年前の洗濯板を今も捨てられない。
「一枚ずつ洗濯板でゴシゴシこするのは体にこたえた。
つらい家事の象徴が洗濯だった。
介護をしていた義父母が相次いで亡くなり
慌ただしい生活の中で手にした洗濯機の白さもまぶしかった。
電気洗濯機を使い始めたときのうれしさは忘れられない」

そのころから、地域の婦人会活動が盛んになり
清掃活動や学習会に参加した。
洗濯機は外に出る時間を与えてくれた。

洗濯機から掃除機、炊飯器、電子レンジ…と
家事を省力化する製品が次々と登場した。

家電の進化は、女性の生活をどう変えたのか。
大阪府立女性総合センター館長の竹中さん(75)は
「労働市場に向かう層と、家庭にこだわる層に2極化された。
清潔志向が高まり、一度着ただけで洗うなど、家電の便利さゆえに
家事への要求水準も高まった。
家事の労力は減り、効率化したが、根強い役割意識から
必ずしも女性のゆとりにつながらなかった。
男性の家事への参加が求められている」

家電はさらに進化し、洗濯機は乾燥機一体型主流になってきた。
洗濯機から始まった家事革命。
今後は使う側の意識の変革も促してる。

読売新聞   うつろい重ねて60年より

家電の進化はもちろん、社会情勢も大きく変わり
女性の家事も考え方も変化してきた。
平和なればこそ女性も外へ出て働いたり
好きな事をしたり活躍出来、家電も進化してきたのだと思う。

男性もうまく家電と付き合い、ゆとりをもって楽しみながら
家事も育児も仕事も協力し合い、一緒に
お互いを思いやり暮らしていけたらいいのだが。