かのひとは、 美わしく行く
雲影もなき国の、 きらめける 星空の、 夜のごとくに
ぬばたまの、 黒きもの、 輝けるもの よきものは、
ことごとく かのひとの、 姿と瞳にこそあれ
ま昼間の、 まぶしさに、
神の惜しみし あわれなる、 夜の光に
やわらかに、融けてこそあれ。
いましばし 暗かりせば、 いましばし 明るかりせば
鳥羽玉の黒髪に、 浪うちて
かのひとの、 面のうえに やわらけく ほのめける
いい方もなき、 美しきものの影
傷つきて、消えにしものを
静けくも、 あまき想いは
清らかに、 慕わしく
その面に、かがやき出ずる。
かの頬に、 かの額に
やさしく、 しずかに
しかも 想いにあふれて
ひとの こころ奪う ほほえみ
燃えたつ 色の においは
かのひとの 過ぎし日の 気高さを 語り
身のうちの、やすらけきこころ
よこしまの思いなき
愛に満ちし、胸をささやく。
阿部知二訳
雲影もなき国の、 きらめける 星空の、 夜のごとくに
ぬばたまの、 黒きもの、 輝けるもの よきものは、
ことごとく かのひとの、 姿と瞳にこそあれ
ま昼間の、 まぶしさに、
神の惜しみし あわれなる、 夜の光に
やわらかに、融けてこそあれ。
いましばし 暗かりせば、 いましばし 明るかりせば
鳥羽玉の黒髪に、 浪うちて
かのひとの、 面のうえに やわらけく ほのめける
いい方もなき、 美しきものの影
傷つきて、消えにしものを
静けくも、 あまき想いは
清らかに、 慕わしく
その面に、かがやき出ずる。
かの頬に、 かの額に
やさしく、 しずかに
しかも 想いにあふれて
ひとの こころ奪う ほほえみ
燃えたつ 色の においは
かのひとの 過ぎし日の 気高さを 語り
身のうちの、やすらけきこころ
よこしまの思いなき
愛に満ちし、胸をささやく。
阿部知二訳
コメントありがとうございます
バイロン、読んでいたのですね(^^)
なんだか
こんなふうに愛してもらえるんだなぁ、
とか、
恋の雰囲気に魅せられて酔わされていました。。。
舞子ちゃんのブログを、
言葉が言霊と云う風で、
舞子ちゃんをそのまま表しているようで、
あぁ素敵に言葉を使っているなぁ
って、感じながら、私も読ませていただいていいます。