2013/9/15
今朝の朝食
今日は、ゴゾ島周遊ツアー。お昼付きなので支障のないように、
控えめに・・・
ツアーといっても、私たち2人に日本人のガイドHarumiさん+運転手さんの
かなり自由度の高いツアー。
時間に追われることもなく、決められた内容+αで案内してくれた。
まず最初に向かったのが「アズール・ウィンドー」日本語に訳すと、青の窓。
数千年の風と波の自然の浸食によって造られた
高さ20m幅100m奥行40mの自然アーチ。
マルタ共和国は、昔海の中にあり、浮かび上がってきたらしく
化石がおおいとのこと。
石(岩)には、貝殻、ウニなどが化石としてたくさんみられる。
ちょっとわかりにくいですね・・・
でも貝殻がたくさん埋まってました。
ここでは、たくさんの人がダイビングを楽しんでいました。
それから、次に向かったのが
「タピーヌ教会」
奇跡の教会と言われていて、
マルタ島からゴゾ島のこの教会までやってくる人も
たくさんいるとのこと。
奇跡的に病気が治った、事故にあわなかった、
などいろいろな逸話があり、その逸話の一人カルメルさんという
女性の銅像もありました。(写真はミッシング!)
最初はとても小さな名もなき教会だったらしいですが、
数々の奇跡から、訪れる人が増え、教会も立派になったそうです。
旅行に来たときだけお祈りしても、話を聞いてもらえるわけはないけど
(日頃のお祈りが必要ですよね・・・)
これからも私を含め周りのみんなが元気でありますように
とお願いしてきました。
その後、シュレンディ漁村へ。
漁村といっても、リゾート地。なんとも楽しげな町で、水球を楽しむ人も
たくさんいて、賑わっていました。
ここでも好きな時に戻ってきて~、ということでくるっと回って
やまちゃんとまったりジェラートを食べてから、次なる目的地へ。
1スクープ1ユーロ!安くてうみゃー
次に案内してもらったのは、塩田。
5月から9月が作成(?)期。なので、もうすぐしばらくの休みに
入るとのこと。
10月以降は、波が押し寄せて、塩田を乾かすことが
できないのでお休み期間となるということでした。
塩田の向こうに、かすかにシチリア島が見えました。
約92km離れていて1時間半くらいで船でいけるらしい。
行ってみたかったなあ。
先の方は、いつ崩れても・・・というので、恐る恐る・・・
だいぶ際まで寄ったつもりでいたけれど、写真を見ると
もう少し余裕がありました(^^;
(けっこう小心者・・・・)
ゴゾ島にいると、スーツ来てパソコンに向かって仕事している人
というのがいないように思えるくらい、ゆったりとした時間が
流れていて、みんななんの仕事をしているの?
と思うほど。
Harumiさんによると、マルタでは人口約42万人のうち
17万人が労働者。
労働者の約80%がサービス業、
17%が加工業(マルサ工業地帯というところでは鞄、服飾などの
加工の工場があるらしい)
そして残りの3%が農業、漁業、とのことでした。
さあ、今日のランチです。
まず前菜
マルチーズ(もちろん犬ではない)の盛り合わせ。
マルタのチーズ、ハムなど。トマトの中に入っているのは
いかの塩辛・・・・・
ではなくて、ビギーラという豆をつぶしたもの。
メインは郷土料理ブラジオリ
牛挽肉をさらに薄切り牛肉で巻いてワイン蒸しにしています。
デザートは、チョコレートケーキ。
大きい・・・甘すぎず、美味しくはありましたが、
もともとチョコレートケーキがそんなに好きではない(笑)
ランチの後、「カリプソの洞窟」へ。
ホメロスの叙情詩「オデッセイ」で歌われた美しい妖精カリプソが
オデュッセウスを愛の虜として7年間閉じ込めた洞窟
彼女は、オデュッセウスがここにとどまるなら、と永遠の命を約束したものの
彼は妻ペネローペのもとに戻ったという。
(妻がいたんかい!)
洞窟の入り口。
昔は中も見学できたらしいが、今は崩れなど危険なので、
立ち入り禁止。
なので、洞窟といわれても・・・・という感じはしました。
ただ、ここから見えるラムラ湾のビーチは
ゴゾ島最高といわれているらしい。
確かに・・・です。
さて、そして次は世界遺産 巨石文化時代の神殿群のひとつ
「ジュガンディーヤ神殿」
神殿といって、きらびやかなものを想像してはいけません。
巨石文化時代、です。
入り口
全体像はこんな感じ
左右対称、部屋はどこも丸く作られていたようです。
外側からみた感じ
適当につまれているようで、ちゃんと考えられて石を削って
積んで・・・
伝説によれば、巨人女性サンスーナが建造したといわれている。
この写真の真ん中の縦長の石にあるのが、そのサンスーナの手形だと
伝えられているそうな・・。
調べられていく中で、エジプトのピラミッドより1000年古いなど
いろいろなことがわかってきたらしい。
古代、ここで神事などが行われていたのか・・・と想像力を働かせて
思いをはせる・・・なかなか難しいけれど。
今みたいに、便利なものや台車がない遥か昔に
みんなで協力して石を積み上げ作っていったことを
考えるだけで、感慨深い。
「ない」から「どうすればできるか」を考える。
「ない」からこそ、知恵を出して、行動できたのかもしれない。
さて、ジュガンディーヤ神殿を後にして、ゴゾ島ともお別れ。
フェリーに乗り、マルタ島に戻ります。
マルタからゴゾにわたるフェリーでは
切符は不要。
ゴゾからマルタに戻るときに、切符を買うという仕組み。
いつかはマルタに戻る、ということらしい。
結局、往復分を帰りにだけ払う、ということなんだろうけど・・・。
そういう意味で、ゴゾに住む人の場合は
行きにだけ払う、ということになります。
さて、マルタ島に着くと、日本から到着したときに
マルタのフェリー乗り場まで送ってくれた
ドライバーのベルズの陽気なおじちゃんが
フェリー乗り場にいた。
ゴゾ島からの別のお客さんのピックアップに来てたらしい。
また会ったねー。ばいばーい、と言って、
スーツケースをコンテナから降ろし、わたしたちの運転手さんの車へ乗り込む。
今回の運転手さんは元軍人だったという強面のおじさん。
すごく正確なんだけど荒い運転に、カーチェイスをしているような気分に・・・
(追いかけても追いかけられてるわけでも、もちろんない)
マルタで味わった一番の恐怖、だったかもしれません。
なので、かなりの時間短縮で、次なるホテル
ウエスティン・ドラゴナーラ・リゾートホテルへ到着。
チェックインをすると、
「ジュニアスイートが用意できたわ」みたいな感じでいわれて
ほほう。
と思ってたら、想像以上に広いお部屋に大興奮。
無駄に広い(笑)
そしてバルコニーは
ゴルフのパター練習エリア?って思ったくらい。
ひとしきり興奮したあと、庶民な私たちは、
結局ベットの上で寛ぐくらい。
少し休憩してから、散策に出ました。
ホテルがあるのは、セント・ジュリアンという地区。
おしゃれなポートタウン。
セント・ジュリアンからスリーマという地区まで
海岸沿いを歩いていきました。
LOVEが逆さになったモニュメント
海岸沿いにお店が並び、ランをする人、散歩する人、泳ぐ人!など
とても賑やか。
こんなものも
海岸沿いを延々あるき、そろそろご飯たべるところを
探しがてら戻ろうか、という時点で
すでに2時間くらい歩いてます。
どんどん日も暮れてきました
なんかシーフードが食べたいね。
と言いながら、選んだのは海沿いのレストラン
「PANE&OLIO」
トータル3時間くらい歩いているのでクタクタ。
ワインを傾けながら見るともなしに海を見ていると、
夕方に見た逆さになったLOVEのモニュメントが水面に映って
「LOVE」と見える。
ゆらゆら水面に映っているので、はっきりとは読めないのだけど。
やまちゃんと2人で
「水面に映ったのをみせるために、逆さにしてあるのかなあ?
にくいねー」
と盛り上がりました。
翌日、またゴゾ島と同じHarumiさんにマルタ島を案内してもらったのだけど
聞いてみると、それは正しい見解だったようです。
さて、夜ごはんです。
カルパッチョとパスタ
エビのうまみたっぷり!
今回もシェアしたのだけど少なめだったので、
デザートを食べました。
チーズケーキ。
甘すぎず、おいしかった。
涼しい夜風のなかいい気分でいると
猫!!!何匹かやってきました。
お行儀よく、わけてもらうパンをおとなしく食べていました。
ほんとに共存している感じです。
ほろ酔いで(白ワインを半分、残りはやまちゃんに飲んでもらった)
心地よい風の中、戻りました。
夜のホテル。向こうに見えるのは、カジノです。
今夜もよく眠れる~。
料理の味は日本人好み?
チョコケーキは甘ったるいのかな?海外のは(^^)
朝ごはん食べたのにまた食べたくなってきた(笑)