Shirakuのモノローグ

矢坂芝楽の日々あれこれを綴ります

赤レンガ(大阪 大阪砲兵工廠)

2017-10-28 22:49:37 | 旅日記(県外)
台風が過ぎ去ったかと思えば、また台風です。嫌になります。

今日は雨が降る中、朝から近畿演鑑連の総会で大阪へ行っておりました。
総会は午後4時過ぎに終了し、その後で懇親会があったのですが、若干体調も良くなかったので、そちらは僕は不参加とさせて頂きました。

そのまま帰ろうかと最寄の駅に行きまして、ふと周辺地図を見ますと、そこには「大阪砲兵工廠跡」の文字が…

「大阪砲兵工廠」は明治時代に大阪城敷地内に造られた軍事兵器工場でありまして、当時はかなりの規模で、兵器だけでなく、水道管や国産第1号の車もこの工廠で作られたと聞きました。

少し前、深夜のTV番組で関西の文化遺産として紹介されておりまして、まぁ、軍事工場が文化遺産という矛盾を感じつつも、明治期に建てられた建築物が大好きな僕にとっては、見てみたいと気になっておりました。

それが近くにあれば行かなければなるまいと、雨が降る中、大阪城方面へと歩きました。

残っているのはその一部だけでございますが、既に廃屋と化していながらも、明治期の建築物の特徴である赤レンガで造られたその建物を見るとテンションが上がってしまいました。





仕事での疲れも吹っ飛び、もうそれを見ただけで身も心もリフレッシュされました。

その反対側にある堀の向こうには大阪城の天守が見え、そちらへは何度か行ったものの散策したい気持ちになりましたが、天候や時間の都合もあってそちらは我慢。

大阪城へは、またゆっくりと訪れたいと思います。





第98回例会「ラインの監視」

2017-10-14 23:16:49 | ひこね演劇鑑賞会
本日はひこね演劇鑑賞会の第98回例会でした。
演目は、劇団昴さんによる「ラインの監視」。



会員数を前例会クリアで例会当日を迎えられた事も喜ばしい事ではありますが、作品内容も本当に素晴らしいものでありました。

ストーリーが僕好みのものでもありましたが、何と言っても役者さんの演技が良く、登場人物ひとりひとりの喜怒哀楽が「こういう表現の仕方があるんだ」と、その見事さを感じながらストーリーそのものにも引き込まれていってしまいました。

そこが劇団昴さんのスゴいところだなと改めて思った次第でございます。

まだ興奮しております。

今夜はもう少し余韻に浸ってから眠りにつきたいと思います。

北国街道【北陸道】をゆく6(高月~下余呉)

2017-10-08 19:17:11 | 旅日記(県内)
今日はひじょうに良い天気でありました。なので歩きに行ってまいりました。
今日も昨日の続きで、北国街道を高月からスタートです。

高月駅から8号線まで出まして、暫くは8号線に沿っている為、その歩道を北へ向かいました。
木之本の千田まで来ると、そこから旧街道は脇に逸れていきます。
旧街道へ入る目印は石作神社です。



千田には玉姫の話が伝わっており、石作神社にその話が記されておりました。

さて、そこからやがて木之本の旧宿場町に入りますと、さすがに賑やか。
観光を楽しむ人も多かったです。



木之本へはたまに訪れておりますが、歩き旅で来ると、また違った感覚で新鮮でありました。



そして時刻はちょうど昼という事もあり、訪れる度に「一度食べてみたい」と思っていた蕎麦屋さんへ入り、天ざるを注文。



美味しかったです。
また来たいと思います。



腹は満たされておりましたが、やはり買ってしまうのが「つるや」のパン。
サラダパンが有名ですが、僕はサンドウィッチ派です。



その後、木之本地蔵でお参りを済ませ、更に北を目指しました。



山内一豊が名馬を買ったという場所を過ぎ、余呉へと向かいます。



余呉の手前から景色は山々と田畑というのどかなものに変わり、改めて景色を楽しみながら歩くという旅の原点を感じさせられました。



余呉に入り、興味深い史跡もあったのですが、何せ余呉駅には1時間に1本しか彦根に向かう電車がない為、その時間に合わせて歩いていたのでスルーする箇所も幾つかございました。



ですが、余呉湖はしっかりと眺めてまいりました。



まあ、下余呉までは順調に進めましたが、次回からとなりますここから先がやっかいです。

県境を越え、今庄を目指しておるのですが、ここからかなり距離があります。しかも、そこまで最寄の駅がない。
今庄までは、本数の少ないバスを頼り、限られた時間での旅となりそうです。

北国街道【北陸道】をゆく5(虎姫~高月)

2017-10-07 20:35:01 | 旅日記(県内)
昨日は雨も降り、寒い一日でございました。
ですが今日の朝に雨は止んで、空に雲は拡がっておりましたが日中は暖かくて過ごしやすい一日だったと思います。

さて、本日も歩きに行ってまいりました。
旧街道を歩く旅も前回三条大橋に辿り着いた事によって中山道は一旦終了し、今回から北国街道を再開しました。

2年前の2015年に始点である鳥居本を出発し、その年の12月に虎姫まで来ておりました。
2年近く開いてしまいましたが、これから北へ向かって進んで行きたいと思います。

で、今日は虎姫からの出発となりました。

虎姫駅で電車を降り、先ずはそこから北国街道を目指しました。
途中に大きな寺院がございまして、真宗大谷派の「五村別院」です。





本堂と表門は江戸時代初期の建築で、国の重要文化財にもなっております。

そこから西へ向かい、北国街道に合流、歩を北へ進めました。

高時川の手前、唐国という字には、かつてここが戦国時代の武将で土佐藩の藩祖である山内一豊の領地であった事を示す石碑が立っております。



主君である羽柴秀吉が長浜城主となった時に唐国を領有したと伝わっております。

そこを過ぎて高時川に差し掛かると、現在は馬渡(もうたり)橋が掛かっておりますが、この馬渡という地名は、かつて南北朝動乱の折、まだ橋がない時に足利尊氏の軍勢が川を渡るのを村人が助けた事に由来すると知りました。





湖北町に入り、そこからは淡々と歩くだけとなりましたが、普段8号線はよく通るものの、脇に入った旧街道を通る事は初めてで、何となく新鮮でありました。



そして再び8号線に合流し、西に山本山を眺めながら高月へと入って行きます。



高月には昔の面影を若干残しておりまして、かつては庄屋を努めていたのでしょうか、大きな屋敷もございました。



旧街道をズンズン歩きますと、また8号線と合流し、今回の旅はここで終了。
木之本まで歩く余裕はまだございましたが、帰る時間も考えましてここでストップです。

次回は高月からのスタートとなります。

初めて(高月町 北近江リゾート)

2017-10-03 22:06:49 | 風呂
先日土曜日の話になりますが、その日の午前中は高月町にございます「北近江リゾート」という温泉施設に行ってきました。



近場にある温泉・入浴施設には、ほぼ行っておるのですが、実は「北近江リゾート」…僕たちは北近江温泉や北近江の湯などとも言いますが、そこへは初めて行きました。

もう20年ほど前だったと思いますが、木之本で仕事をしていた頃、8号線を通って通勤しておりましたが、現在北近江リゾートがある場所でボーリング作業がされていた光景を思い出します。
その後、すぐに温泉が沸きだし、北近江リゾートがオープンしました。

しかしながら僕自身行く事はありませんでしたが、20年ほど経ってようやく訪れた次第であります。

土曜日ではございましたが、10時の開店(平日は11時)と同時に入った事からか訪れた人も少なく、ゆったりと入浴させて頂き、リラックス出来ました。

天然温泉で肌もスベスベして、塩素もあまり使われていないのか、入浴後に肌がヒリヒリする事はなかったです。

オープン当時から食事処でのエビフライが大きい事が話題になっておりましたが、時間の都合もあり、食事はせずに帰りました。

まあ何にせよ、午前中は人も少なく、ゆったり入れる場所である事は分かり、また早い時間にでも行きたいと思います。

話は変わりますが、北近江リゾートに行く途中、米原駅東口近く…旧北国街道(北陸道)沿いに最近出来た、町家を改装したパン屋に寄りました。



生地の食感はモチモチしており、種類も豊富ですが、味は濃い。
濃口の僕にとってはピッタリでしたが…
いくら好きでもチーズばかりのチョイスは避けた方がいいですな。

胸焼けをおこしします。