Shirakuのモノローグ

矢坂芝楽の日々あれこれを綴ります

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「太平記」こぼれ話…敵は異母兄

2016-03-31 22:46:47 | 日記
3月も今日で終わりとなり、明日から4月でございます。
昨日は5分咲きだった桜も今日は7分咲きとなっておりました。



写真は昨日の夕方に撮ったものです。
暗くて綺麗に撮れてませんが…
残念ながら今日は撮る事が出来ませんでした。

さて、話は変わりまして、本日も「太平記」の事を若干。

葛籠町の興りについては何度か書いてきましたが、太平記を知る事により、その背景が分かってまいりました。

義詮公のお妾さんが葛籠町で子を産んだのが1355年でございます。



実はその前年、南朝側に寝返った義詮の異母兄“直冬”によって京を攻められ、奪われております。
尊氏と義詮は京を脱出し、その後、各地を転戦していくわけですが、危険を感じて身重であったお妾さんも連れて逃れたのでしょう。

そして、義詮公が一時的に陣を敷いた葛籠町で子が産まれたという事になりますか。

翌年の1356年、尊氏が京へ攻め上ったのに呼応し、義詮公も駆けつけております。
葛籠町に伝わる古文書には、義詮公が京へ戻った理由は書かれておりませんが、そういう事であった様に思われます。
戦に産まれたばかりの子を連れていくわけにもいかず、9人の家臣を残して…という事ですな。

にしても…

実の親子、実の兄弟が戦わねばならんとは…
という、全くもって切ない背景がございました。

足利直冬の悲劇については、またいずれ書きたいと思いますが、今宵はここまでとさせて頂きとうございます。

お休みなさいませ。
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「太平記」こぼれ話…大河ドラマ

2016-03-30 11:57:26 | 日記
現在、すずまるが9月の公演に向けて稽古中でございますのが「現代太平記」。
そこで、もっともっと「太平記」の事を知らねばと思い、脚本を書いたのが僕でありながら、今更の様に「太平記」の事を調べておる次第でございます。

先日、1991年に放送されたNHK大河ドラマ「太平記」、全49話を見終えました。



今日は、その感想を書かせて頂きます。

南北朝時代というのは、どうも地味なのか、映像作品は殆どございません。
大河ドラマでも、1度きりでございます。
そう考えれば、この作品は貴重とも言えましょう。

原作は、室町時代初期に作成された「太平記」を元に、吉川英治氏が書いた「私本太平記」でございます。
僕自身は原作を読んでおりませんが、ドラマを見る限り、時代の流れはそのままに、架空の人物を取り入れながら、実にドラマチックに描かれておりました。

放送された年代が1991年という事もあり、現在に比べると撮影技術や舞台セット、ロケ地など、それなりのものである事は仕方ございません。

が、この「太平記」で称賛すべきは、とにもかくにも出演者たちの演技でございます。
素晴らしいとしか言い様がない。

大河ドラマでは実力派俳優の他に、有名タレント、時のアイドル、舞台俳優、歌舞伎俳優と、様々な分野で活躍される方たちが、その年の作品に出演されておられます。

「黄金の日々」以降、殆どの大河ドラマを見てきましたが、実は「太平記」は抜け落ちておりまして、全くの初めてでありましたが、他の作品に比べ、もう出演者たちの演技が重圧。トゥーマッチが許せるほどの本気度でございます。

そしてテンポの良さと、無駄に登場人物を出さず、あくまで主人公である“足利尊氏”を中心に物語を進めていく。そこが見やすくて良かった様に思えます。
ただ残念だったのが、前半に時間を使い過ぎ、後半が追われる様にダイジェスト的になってしまった事。
「軍師官兵衛」もそうだった様に感じます。

しかしながら、最終回は涙なくしては見られず、大河ドラマとしては他の作品同様、一応のハッピーエンドとしておりますが、「太平記」に関しては、素直に受け止める事が出来ず、見終わった後に、ただただ切なさが残りました。

最終回…死の間際の尊氏の台詞が、戦が後に残す不条理やその虚しさを語っております。

戦争というものが引き起こす悲惨さ…
それはどの時代でも同じでございます。
このドラマを見て、改めてそれを痛感しました。

すずまるの「現代太平記」は、若干特殊なジャンルのお芝居になると思いますが、「太平記」が伝えたかった思い…そこは大事にして、今回もまた演出をさせて頂いておりますが、この作品を作っていきたいと思います。

という事で、今日はここまでとさせて頂きとうございます、

いつもより早いですが、本日仕事も休みという事もあり、今から昼寝をさせて頂きます。

お休みなさいませ。
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100年近くの歴史に幕(東京 築地市場)

2016-03-29 20:45:24 | 旅日記(県外)
先日、観劇の目的がございまして東京を訪れたのですが、今回、時間があればどうしても行っておきたい場所がございました。

その場所とは築地市場でございます。



築地にある東京中央卸売市場は、今年の11月に豊洲に移転するとの事で、それまでに東京へ行く機会があるかどうかも分からないので、見納めと写真に残しておきたく、立ち寄った次第でございます。



築地市場は、大正12年(1923年)に起こった関東大震災によって日本橋にあった魚河岸が壊滅した為、築地に仮移転し、その後、昭和10年に現在の場所に移動したと聞き及んでおります。



その築地市場も、ついに100年近くの歴史に幕を降ろすわけでございます。
また昭和が1つ、消えてゆくのでございます。



この日は日曜日という事もありまして、市場そのものは休みでございました。
人も殆どおらず、淋しい感じではありましたが、むしろゆっくりと建物を眺めたり、写真を撮るには絶好の環境でありました。

これまで何度か訪れて食事をした事もございましたが、今回が見納めでございます。

さて…

市場のすぐ隣にございます場外市場へと行きますと、こちらは何ともまあ、観光客で凄い人混みでありました。
こちらにも店は多くございますが、食事をしようにも、どの店でも並ばねばなりませぬ。

とりあえず一軒に照準を合わせ、粘り強く待ち、昼食にありつけた次第にござりますれば、僕が注文したのは、マグロとイクラとウニの三色丼でございます。





東京へ来た前日の夜も魚でございました。
魚好きな僕にとっては、この上なく幸せな今回の東京の旅でありました。

ごっちゃんです。

という事で、今宵はここまでとさせて頂きとうございます。

皆さま、お休みなさいませ。
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ひこね演劇鑑賞会第22回総会

2016-03-28 21:33:32 | ひこね演劇鑑賞会
まだまだ若干寒くはございますが、冬の事を思えば風は春の匂いを運んでございます。
近所の桜の木も、いよいよ花を咲かす準備に入っておる次第にて、心待ち遠しいばかりでございます。



さて、先日26日はひこね演劇鑑賞会の第22回総会でございました。



全国単位で見ますと、年々会員数が減っておる中、ひこねは一時期から比べますると100名ほど少なくなったとは言え、何とか踏ん張っておる由にてございます。
しかしながら、それではいかんのが創造団体と共に進める鑑賞運動でございまして、この危機的状況から脱する為、ひこねでも次のステップを踏もうと、今回の総会はこれまでとは違うものと相成った次第でございます。



全国や近畿ブロックが掲げている活動理念に沿いながらも、ひこねもいま一つ脱皮せねばならず、どうやら今年はそういう年になりそうです。

何やらキナ臭くなってきた昨今…そんな時だからこその演劇文化。
時代の流れに負けず、状勢に負けず、いまこそ創造団体と思いを一つにして、鑑賞運動を進めてまいりたいと思う次第でございます。

と言いつつも、この日の夕方から東京へ向かったわけでございますが、米原駅のホームから見た夕陽がとても綺麗で、それを眺めながら「帰ってきたくねえなぁ…」などと思ってしまう自分もおるわけで…



現実的にはそうもいかず、こうして帰ってきているわけで…

まあ…

何度となく訪れてはおりますが、それでも少年時代から憧れた花の都“大東京”…なのでございます。

嗚呼東京…

東京…

という事で、今日はここまでとさせて頂きとうございます。

お休みなさいませ。
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パワーアップした(お・ど・ろ)

2016-03-27 22:31:24 | 観劇
実は、昨日の夕方から東京へ行っておりまして、たったいま帰ってきたばかりでございます。

目的はと言うと観劇でございますが、やはり“イッツフォーリーズ”さんでありまして、今回は「お・ど・ろ ~THE SPOILING LUNCH BOX~ 悲劇の弁当箱」という演目。



脚本・演出は中島淳彦さんでございます。

その副題が示すとおり、お弁当のお話なのですが、登場人物? がお弁当の中身…いや、それだけでなく、カビやらサルモネラ菌やら、更にハエまで…
まあ、人間も登場しますが…

全くどんな話やねん!
と、お思いでしょうが、いやいや、しっかりと中身の深いストーリーでございます。

捨てられて腐り始めていくお弁当を通して、崩壊していくとある家族が絆を取り戻していくという…

にしても、笑った笑った。
そして笑いの中にも涙あり。
でもワロた。

この「お・ど・ろ」…
僕は3年前にも観ているのでありますが、今回、ダンスに歌に演技がかなりパワーアップしておりました。
特に“銀バエジョージ”の動きが、以前にも増してリアルに…

本当に楽しいお芝居をありがとう、でございます。

今日が楽日ではありましたが、ひこね演劇鑑賞会の会員である僕にとっては、この千秋楽はまた違う意味でも特別な千秋楽でございました。

という事で、今日はここまでとさせて頂きます。

お休みなさいませ。
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