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やんたけバス研究所 別館

本館やんたけバス研究所の別館として、バスに限らず撮影した画像をアップしています。画像の無断転載・転用は御遠慮願います。

コトデンのMS

2013-10-07 23:39:00 | バスネタ昔の路線バス
コトデンバス、まだまだ続きます・・・・。

タラコ→東名グリル→と来てお次は黒グリル!

正直この黒いグリルは何と呼ばれているか知りません・・・・と言う訳で、ここでは便宜的に黒グリルと呼ばせていただきますわ。

じゃコレ!、

コトデンバス MS512N

タラコ→東名グリル→黒グリルと順当にモデルチェンジしてきた結果。ボディーは相変わらず呉羽のままで、一応この頃は三菱と呉羽と共通設計だったかと思うんですけど、それはグリルだけのようでボディー自体はやっぱり呉羽の方がもさっとした感じですわ。リアのエンジンリッドやルーバーの形状の違いが顕著ではっきり識別出来ますわ。この車両はプレートが香ではなく香川となっており、おそらく大阪帰りの車両ではないかと推測できますわ。

そして、

コトデンバス MS512N

やはり、青い高松バスバージョンも勿論存在してました。仕様は全く同じと思いきや、コチラは古いタイプなのかモノコック観光バスの象徴と言っても過言ではない、リアの屋根上にあるガーランドベンチレータ(とでも言いましょうか)、ソレが付いてますわ。

更に、

コトデンバス MS512N

なんと、新デザインにリニューアルされた車両も存在していたんですよね。やっぱりこの手の車両は新塗装より旧塗装が似合いますよねぇ。


まぁ、ホントこの頃のコトデンの車両はベースが同じでも塗装が何種類もあって、見ていても飽きないバリエーション豊富な車種構成でありましたわ。

コトデンの東名グリル

2013-10-04 23:30:00 | バスネタ昔の路線バス
コトデンのタラコ、結構グイグイ来るかと思ったんですけど、然程反応少なく意外でしたわ。ここまで古いと皆さんあまり興味ないんですかねぇ。

そんなことお構いなく続けますゼ!

で、今回はタラコほどいなかったかな?的な東名グリル編ですわ。


じゃコレ、

コトデンバス B806L 昭和50年式

コチラは琴電の方の赤いヤツ。車体に広告が無いのでしっかりTKRの文字が読み取れますわ。両備のB8と比べると勿論ボディーメーカーが違い、尺も一つ短いんですよね。

そして、

コトデンバス B806L 昭和51年式

コチラは青い元高松バスの方ですわ。何かスッキリしていると思ったら、TBKの文字が無いんですよね。赤い方と比べると年式が1年違うせいか運転席上にデカイ換気扇が取り付けられています。会社の違いもあるのかふそうのエンブレムがグリル内に収められておりなんともかっこイイではありませんか!

もうイッちょ!

コトデンバス B806N 昭和51年式

コチラの青いのはしっかりTBKの文字が入っていますわ。何で同じの出すん?とお思いでしょう、一つ上の車両とは大きな違いがあるんですよ。丁度バス停で隠れているんですが、コチラは尺が一つ長いN尺で窓半個分長いんですわ!。

最後に、

コトデンバス B806L 昭和50年式

ん?わかります?何か雰囲気が違いませんか?。そうなんです、この車両はボディーが呉羽ではなく三菱純正なんですよ!どうりでスッキリしてしっくり来るハンサム顔でしょ?。実はこの三菱純正ボディーはコトデンにも1台しか居なかった珍車だそうですわ。判別は容易で呉羽製ボディーはサブ冷のダクトが第3柱に来てますが三菱純正は第2柱に来るんですよね。で、なんで顔が微妙に違うのか、今気付いたんですけど、フロントグリルの幅が微妙に違いますねぇ!呉羽が短く三菱が長いですなぁ・・・・・それで顔つきが微妙に違うんですね(納得)。


いやぁ、昔のバスは同時期に導入されていても微妙な違いがあったりしてホント趣味的に面白かったですわ・・・・。

コトデンのタラコ

2013-10-02 21:38:00 | バスネタ昔の路線バス
ある所で、コトデンの昔のバスの画像を見ちゃったんで、チョイとお披露目しましょうか。

四国の玄関口と言われていた高松は今では瀬戸大橋線で繋がっており、気軽に行ける場所ですが、橋が繋がる前は宇野線で宇野まで行き、連絡船に乗り換えて行ってたわけです。言うても、そんなに無茶苦茶遠い所では無く、岡山と香川は昔から放送しているテレビ同じなんでそんなに余所余所しい所ではないかと思っていたんですけど、実際訪ねるとやっぱり街の雰囲気は全く異なり、気軽に異国情緒ならぬ異県情緒を楽しめる所でしたわ。

さて、ワタシが高松に初めて行ったのは中学1年生の時なんですわ。小学生の頃の親友が中学に上がる時にオヤジさんの転勤で徳島に引っ越しちゃったんですよ。それで、久しぶりに再会するのに選んだのが中間地点である高松だった訳で。

その時はバスに興味有るものの写真なんか撮っていないんですよね。実はこの時ワンステップのB820Jにも乗車したんですわ!!。この頃はバスの知識なんぞないんで「シャコタンバスじゃ!」と言って喜んでました。岡山じゃこんなけったいなバス見かけませんでしたから。今から考えると非常に惜しい事をしたんですけど・・・。

そして高校生になった時、今度は徳島まで初めて行ったんですけどこの頃からバスの撮影を始めており、乗換えの合間に高松駅前で初めてバスを撮影したんですよね。何と古いバスの多いところなのか!しかもトップドアのままの格下車だらけ!!・・・・・てなことで、その後どっぷり高松でのバス撮影にハマッたのは言うまでもありません。

かなり前置きが長くなりましたが、ネタが枯渇したらいけないので少しづつ紹介します・・・

じゃ、コレ!

コトデンバス B806L 昭和47年式

もうね、コレ見たときは驚きましたよ!。岡山にはこんな野暮ったい(失礼)バスいませんでしたもんねぇ。両備の東名グリルのB8を見慣れたワタシには衝撃的でした。三菱天国の岡山には三菱純正ボディーがほとんどでしたし、呉羽がいてもこのマスクはいませんでしたもんねぇ。でも何とも言えないこの愛嬌あるマスクは憎めませんわ!。

で、も一つ。

コトデンバス(元高松バス) B806L 昭和47年式

旧琴電バスは赤、旧高松バスは青でデザインは一緒でした。どうやら高松バスが市内線、コトデンバスが郊外線と言う棲み分けだったようですわ。同時期に導入されたにもかかわらず、前ドアが琴電が1枚もの、高松バスが2枚分割になってますねぇ。

え?今回の画像、被写体が小さいじゃんか!って?

いや、コチラの方が当時の駅前の様子が良くわかるでしょ?って事にしといてください・・・(苦笑)。高松駅前、今とは全然違いますわ。



このタラコ、程々撮影しているんですが同じのばっかり出してもな、って事で本日はコレまで。

九州産交の二つ目・補足!

2013-08-06 22:03:00 | バスネタ昔の路線バス
前回、九州産業交通の二つ目格下車を紹介したところ、熊本のバス趣味の重鎮まるてんさまより、より詳しい情報をいただきましたので補足いたします。

コレの事です・・・再掲


この車両は元々貸切車両では無く、熊本駅~交通センター~熊本空港線で使用されていた、通称「空港線サロンバス」だそうです!!。このサロンバスの車内は、運転席側が前から6列が2人掛けシート(中央非常口の次の窓付近まで)が設置され、それより後列が奥行きの深いU字型のサロンシートだったそうで、左側は前ドア後ろに設置された荷物置き場横まで続いたそうです。シートがU型に設置された事により非常口が中央にあったようです。非常口が真ん中にあるのは元サロンバスの証と言うことです。

さらにまるてんさまによると、この頃の九州産交の車両は車体更新を新車登場時より比較的短期間で行われており、その時にヘッドライトを2灯化していたそうです。その更新までの期間と言うと、一般路線車で4~5年位だったとか・・・。流石に貸切・特急・快速車は7年目に車体更新されていたようで、そこから2扉化等の格下化が行われ、貸切から特急・快速用に、特急・快速用から一般路線へと言う按排だったようです。

なるほど、この頃はドンドン車両を更新してサービスアップに努めていたんですねぇ。



あ、今回も何か画像をアップしないと・・・・



じゃ、コレ!


九州産業交通 P-HU226AA 昭和60年式ぐらい?

そう、これが先程チラッと書きました「空港線サロンバス」ですわ!!。確かにご覧下さい、車内後部のシートが横に向いてサロンになっているじゃありませんか!。おそらくこのHUが前述のRC321Pの空港サロン車を追いやった張本人かと思われます。

まぁ、これらの車両もこの後の更新時にエライことになってしまうのですが・・・・。


熊本のまるてんさま、補足解説ありがとうございました!!。

九州産交の二つ目

2013-08-04 22:41:00 | バスネタ昔の路線バス
前回、熊本電鉄のスペースドリームをアップしましたが、実は熊本に出向いたのはコレが最大の目的はコレではないんですよね(結果としてもちろん大収穫ですが)。

じゃ何?

コレですわ・・・・

九州産業交通 RC321P 昭和53年式ぐらい

何このレトロ感!

そうなんですよ、九州産業交通のヘッドライトを二つ目改造された車両ですわ。当時の九州産業交通では貸切車として導入され、一線を退くと路線車に改造されるんですよね。その際に中扉とフロントに大型方向幕が取り付けられ、さらになぜかヘッドライトを4灯から2灯にデチューンされていたんですよ。観光タイプの車両と差別化を図り、明らかに路線車としての認識を得るためなんでしょうか。当時この格下にはエアサス&エアコン完備でグレードの高いサービスを提供すると行った大きな意味があり、各バス会社で結構行われた手法であるんですよね。ただ、ライトまでいじくるのはこの九州産交だけでしたねぇ。

さらに、


非常口が真ん中にあるんですよねぇ。元観光バスっぽくない・・・。

ちょっとブレてますが・・・

シートもセパレートタイプで観光バス時代のままのようですが、リクライニングが付いているのかそれとも機能を殺しているかは判りません・・・。

実は純粋な路線車にも・・・・

九州産業交通 RE140 昭和52年式ぐらい

なぜか純粋に路線車として導入されているこのREも二つ目改造が施されていましたわ。車体更新されたか、フロントを事故ったかのいずれかなんでしょうかねぇ。

コレらを撮影したのは、前回平成3年と書きましたが実際は平成4年でしたわ。どうもこの二つ目改造もとっくに終焉を迎えていたようで、当時実在していたのがこのグループのみのようで他の車両は見かけませんでしたわ。よってこの車両を見かけたのがコレが最初で最後になってしまいましたわ・・・・撮れて良かった!