goo blog サービス終了のお知らせ 

やんたけバス研究所 別館

本館やんたけバス研究所の別館として、バスに限らず撮影した画像をアップしています。画像の無断転載・転用は御遠慮願います。

新潟交通のちょっと昔の路線車

2014-02-09 00:07:00 | バスネタ昔の路線バス
チョイと新潟に出張に出ていたんですよね。

そしたら岡山が雪でエライことになっていたんですなぁ!

実は新潟、豪雪地帯なイメージがありますが、雪が良く降るのは越後湯沢や長岡のあたりまでで新潟市内はそんなに降らないそうなんですよ。平野ですしね。なので岡山が雪でパニックになっている時新潟市内は降っていなかったんですよ。ただ、降り出したら流石新潟、あっという間に真っ白になりましたけど!。

帰り、東京もエライことになって羽田からの搭乗予定の飛行機が欠航になり、新幹線で帰ってると90分も遅れるし、散々な目に遭いましたわ・・・

と言うわけで今回は新潟の路線バスを!

コレじゃ!

新潟交通 P-LV314Q 昭和63年式

新潟交通といえばコレでしょう!そう、北村製作所作の「なまず」ですわ!。北村製作所はトラックの荷台部分を製造しているボディーメーカーでかつてはバス車体も手がけ、小型バスMRやGRのボディーを製造していました。モノコック時代はいすゞシャーシの大型バスも東日本の各地でチョコチョコ見受けられました。スケルトンタイプになると、北村製大型車ボディーを導入したのはこの新潟交通だけなんですよね。あ、例外的にLTで頚城自動車にもいましたが。で、このなまず、実はバスだけではなく検診車にも採用されており、東日本に限らず各地で少量ながら見る事が出来ました。

そして、

新潟交通 P-MP118N 昭和59年式

コチラはブルドッグからエアロスターに移行する端境期に存在した呉羽製のスケルトンタイプの路線車ですわ。製造期間は僅か2年弱ですねぇ。ボディーとしてはMKの車幅を拡大しそれと一緒にライトベゼルも端の方に設置されたため、離れ目のブサイクな顔に仕上がってますわ。

これも、

新潟交通 K-U31H 昭和55年式

富士重工3Eの路線車ですが、後引き戸なのに側面方向幕が車体真ん中の上に有ると言う何ともケッタイな仕様ですねぇ。この頃の新潟交通の路線車はココに方向幕を設置するのが標準だったようですわ。

この様に新潟交通の昔の路線車は何とも独特な仕様で強烈な個性の車両が多かったんですよ。実に趣味的に面白い会社でしたねぇ。

新潟駅前のバスターミナルも乗り場に頭から突っ込むのでは無く、ケツからバックして入ると言うこれまた他所では余り例の無い方法なんですよねぇ。そのため実に写真が撮りづらく、今回アップした画像は初めて新潟にバスの写真を撮りに行った時のモノなんですが、恥ずかしながら残念な写真ばかりだったんですよ・・・。

とは言え、JRの路線が充実していないのでバスの方は未だ結構な台数が走っており、県内高速路線バスも充実しているので趣味的には面白い所ですよねぇ。またじっくり腰を据えて撮りに行きたいところの一つですわ。

サンデンの格下車

2014-01-04 20:02:00 | バスネタ昔の路線バス
次のネタ何にしようかと考えていると、友人からメールが届き、

「3月に1度やったサンデン交通の続きをみたい」とリクエストをいただいたんで、ソレ行きましょう!

コレだっ!

サンデン交通 RA50P 昭和52年式ぐらい?

コレは3月に上げた車両と同じ型式の番号違いなんですけど、年式や改造にヅレがありますわ。なので、中扉増設後に装着された車掌窓と側面方向幕に形状に個体差があるんですよね。そこが格下改造車の面白く魅力的な部分ですなぁ。フロントに弁当箱状の方向幕を取り付けライトベゼルも路線車のモノに交換し結構手を加えられていますわ。

続いて、

サンデン交通 MS513N 昭和54年式ぐらい?

こちらはルーバー見て判ると思いますが三菱ですわ。ひょっとするとMS512かもしれません。注目すべきは方向幕、赤で「準急」の表示があります。結構この頃と言うか昔は結構準急表示の路線バスって多かったような気がしますわ。岡山にも両備が岡山駅-児島バスセンター行きで準急ってのがありました。この頃特急や急行便は無かったのになんで快速ではなく準急だったんでしょうかねぇ。

そして、

サンデン交通 K-MS615N 昭和56年式ぐらい?

おおお!コレは富士重工で無く西工ではありませんか!しかもパノデチックなセミデッカー!!。サンデンにこんなんもいたんですねぇ。見ての通り、格下車に良く有るパターンで、この時はギャンブルバスにて使用されていました。


いやぁ昔のサンデン交通、格下車だけでも色々バリエーションがあり、一般路線車のバリエーションと言ったら、富士重工は勿論西工、純正ボディーと物凄いバリエーションで構成されており趣味的にとっても面白いバス会社でした。それは今現在でもバラエティー豊富な中古車の導入でそのまま面白さは引き継いでいますねぇ。


嗚呼~、下関に撮影に行きなくなっちゃいましたわ!

瀬戸内運輸のちょっと前の特急車両

2013-10-26 23:49:00 | バスネタ昔の路線バス
瀬戸内運輸シリーズもうちょっと続きます・・・・

今回は松山-今治・新居浜間の特急便で使用されていたちょっと前の車両を紹介しますわ。瀬戸内運輸のホームページを見て見ると、まだこの特急便は運行されているようですわ!。今何が使用されているか全然知らないので、コレは一度確認しに行かなければなりませんなぁ。

じゃコレ!

瀬戸内運輸 K-MS613N 昭和58年式

なんと、エアロバスが発表された後も併売されていた時の車両でオドロキの昭和58年式!!。いやぁ、この頃乗ってみたかったなぁ。固定運用なので行灯の中は運行区間が固定表示されてますねぇ。

おケツも・・・・

この角の尖った3連テールのカッコ良さにしょんべんチビリそうですわ!。オシリのルーバー見ているだけで三菱のV8サウンドのアイドリング音が聞こえてきそうですねぇ♪。

さらに、

瀬戸内運輸 P-MS725N 昭和61年式

ん~、瀬戸内運輸にも平屋根エアロがいたんですねぇ。

もうイッちょ!

瀬戸内運輸 P-MS725N 昭和61年式

ん?瀬戸内運輸のエアロって車軸懸架のMS715の独壇場だったよなぁ?なんで平屋根なのに独立懸架が奢られてんの?・・・・・フフフ、この車両、実は平成2年に宇和島自動車からやって来たセカンドハンドなんですよ!。と言う事は宇和島自動車ではたった4年しか使用されなかったのか!・・・はは~ん、コレを放出して前中扉のクレハのMS入れたって事?いや、ハイデッカーにグレードアップしたんですな。なるほどねぇ。

ハイデッカーも!

瀬戸内運輸 P-MS725N 昭和58年式

フロントのアクセントに引っ付いている赤いスリーダイヤのマークが違和感放ってますなぁ・・・・実はコレも宇和島自動車からの移籍車ですわ。コチラは平成5年にやってきたようです。そうして考えて見ると、平屋根エアロが結構早めに放出されたのは宇和島自動車の中でも使いにくい異端児だったんでしょうねぇ。

当時の四国の都市間って国鉄・JRの輸送力が貧弱だったので、このような県内特急・急行バスが育っていっていたんでしょうねぇ。当時の普通列車は普通に非冷房じゃしエアサスなんて縁がなかったでしょうし、リクライニングシートなんかグリーン車か急行の指定席しかなかったろうから、特急バスの専用車はエアコン・エアサス・リクライニングシートと3拍子揃ったニクイヤツ的存在だったと言っても過言では無いでしょうなぁ。

瀬戸内運輸のちょっと前の路線車

2013-10-23 22:53:00 | バスネタ昔の路線バス
さて、ちょっと間が空いちゃいましたが、今回は瀬戸内運輸のちょっと昔の路線車を紹介しましょう!。

・・・・とは言え、瀬戸内運輸の撮影に初めて出向いたのが結構遅かったので然程古い車両はゲット出来ていないんですよね(泣)。

それでも既に居なくなった車両群ですので良しとしましょう。

じゃコレ!

瀬戸内運輸 K-MP118M 昭和56年式あたり

瀬戸内運輸に移籍した宇野自動車のブルドッグを求めて撮影に出向いたのですが、既に残す所数台の状態で撮影時は車庫でオネンネ・・・・くぅ~残念!。宇野バスの特徴である3連マーカーも撤去されず鎮座。前ドアのガラスが1枚ものになっており、エアコンのエバポレーターが屋根上に見当たらないのでおそらく岡山ではナンバー1600番台をつけていた56年式かと思いますわ。

続きまして、

瀬戸内運輸 P-MP218M 昭和61年式

エアロスターの方は幹線でガンガン走っていましたわ。コチラは急行便で使用されていた様子。特徴的な5連マーカーは中3連が撤去され、両端のマーカーだけ残されてますわ。しかも昔路線バスを表していた紺色のマーカーにしっかり変えられてますねぇ。

こんなんも!

瀬戸内運輸 P-MP618K 昭和63年式

なんと!自社発注のMPもいたんですねぇ、しかもエアロスターK!!。エアサスに側窓ブルーグラスと急行便を名乗るに相応しい仕様となっていましたわ。奇しくも元宇野エアロスターMと同じ広告主の看板が入ってますねぇ。

そして、

瀬戸内運輸 P-RB115AA 昭和61年式

な、なんと!この頃は瀬戸内運輸に日野車もたんですねぇ。まぁ、UDも居たんでそんなに驚くことも無いですか・・・やはり、小型路線車はリアエンジンを採用している日野車が昔から強いですねぇ。エンジンも4気筒とは言え6気筒ベースのエンジンですから他社のマイクロバスのエンジンより断然持ちが違いますからねぇ。



こんな感じでしたが、如何でしたでしょうか・・・・・もうちょっと続けます。

他に東名グリルは撮影していないのか?

2013-10-11 23:10:00 | バスネタ昔の路線バス
さて、コトデンバスの古い車両をアップしていてふと思ったんですが、東名グリルのついた車両って岡山・香川の事業者以外はほとんど撮ってないよなぁって。

で、古いアルバムのなかぁ~にぃ~♪って本棚のアルバムを弄ったら少量出て来ました!!

今回はコレで行きましょう!。

コレじゃ!!

宮崎交通 B806N/B905N 三菱

ぬぉぉぉ!シビレるぅぅ!!かっちょエエ!!!・・・後ドア無いけど色調からして両備っぽい!!。コレを見た時は感動しましたわ。まだ残っていただなんて!。両備とは大きさが違うものの同じ位置に方向幕が取り付けられている格下車ですわ。型式は資料が無いんでB8かB9かは断定できません。エンジン音は明らかにV8だったのでB805Nの線は無いですわ。

おケツも・・・


この車両に関しては乗用車が被るもおケツをゲットしていました。この頃は勿論フィルムでムダ打ちはしなかったんで、おケツまで押さえるとはよっぽど嬉しかったんでしょう。車両の推測年式とプレートが合わないんで登録替えかまさかの移籍車かもしれませんわ。宮崎交通のトップドア車には結構そういった年式とプレートが合わないものが存在してましたわ。

それから、

昭和自動車 B806N 昭和47年式 呉羽

昭和自動車伝統の腰板を流し台のようなステンレスに身を纏うステキな個体でございます。データーはバスジャパン誌13号の特集から。昭和のコチラは方向幕をウマイ具合にグリル内に収められていますわ。今考えても特注でステンレスをボディーに張るとは結構なコストが掛かっているに違いないんですけど、当時は車両にこういった拘りのある事業者がいて本当に面白かったですわ。

そして、

熊本バス B805L/B806L

熊本バスの個体はホイルベースが一つ短いタイプですわ。なのでB9ではなくB8系なんですけど、コレがV6かV8は覚えていないんですよ・・・。コチラの方向幕は弁当箱タイプのデカイヤツが装着されていますわ。車両的な美しさはスポイルされちゃいますけど、利用者にとっては行き先がはっきりとわかるんでよろしいかと思います。


こうして見て見ると全部九州でしたわ!。バスの撮影を始めた頃は高校生で部活はしてるわ小遣い少ないわで地元でしか撮影できなかったので近場に関してはある程度古いものもゲットしているんですけど、遠方となると大学生になってからで、東方面より西から攻めていたんでこのような結果になったんでしょう。それにしても九州には格下車多数在籍していましたが圧倒的に西工が多数派だったんで、この様に三菱純正車自体が希少な存在でしたねぇ。しかも3台中2台が呉羽製というのも興味深い所ですわ。


ワタシはやっぱり、三菱純正ボディーが一番スキですわ!