やんたけバス研究所 別館

本館やんたけバス研究所の別館として、バスに限らず撮影した画像をアップしています。画像の無断転載・転用は御遠慮願います。

九州産交の二つ目・補足!

2013-08-06 22:03:00 | バスネタ昔の路線バス
前回、九州産業交通の二つ目格下車を紹介したところ、熊本のバス趣味の重鎮まるてんさまより、より詳しい情報をいただきましたので補足いたします。

コレの事です・・・再掲


この車両は元々貸切車両では無く、熊本駅~交通センター~熊本空港線で使用されていた、通称「空港線サロンバス」だそうです!!。このサロンバスの車内は、運転席側が前から6列が2人掛けシート(中央非常口の次の窓付近まで)が設置され、それより後列が奥行きの深いU字型のサロンシートだったそうで、左側は前ドア後ろに設置された荷物置き場横まで続いたそうです。シートがU型に設置された事により非常口が中央にあったようです。非常口が真ん中にあるのは元サロンバスの証と言うことです。

さらにまるてんさまによると、この頃の九州産交の車両は車体更新を新車登場時より比較的短期間で行われており、その時にヘッドライトを2灯化していたそうです。その更新までの期間と言うと、一般路線車で4~5年位だったとか・・・。流石に貸切・特急・快速車は7年目に車体更新されていたようで、そこから2扉化等の格下化が行われ、貸切から特急・快速用に、特急・快速用から一般路線へと言う按排だったようです。

なるほど、この頃はドンドン車両を更新してサービスアップに努めていたんですねぇ。



あ、今回も何か画像をアップしないと・・・・



じゃ、コレ!


九州産業交通 P-HU226AA 昭和60年式ぐらい?

そう、これが先程チラッと書きました「空港線サロンバス」ですわ!!。確かにご覧下さい、車内後部のシートが横に向いてサロンになっているじゃありませんか!。おそらくこのHUが前述のRC321Pの空港サロン車を追いやった張本人かと思われます。

まぁ、これらの車両もこの後の更新時にエライことになってしまうのですが・・・・。


熊本のまるてんさま、補足解説ありがとうございました!!。

最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (左官屋の息子)
2013-08-08 13:36:21
確か30年ぐらい前の鉄道ジャーナルにこのサロンバスが紹介されていたのを何となく思い出しました。
リムジンバスなのに何でサロンなの?って幼心の疑問であったのですが、窮屈な飛行機に搭乗する前ぐらいはせめてくつろいで下さいってことだったんでしょうか?それとも足の長い海外のお客さん向けに設けられていたのかなぁ??
このサロンバス以外にもイズミ車体での九州産交格下げ改造レポートや富士3E架装のトヨタDR、熊本市交通局の松本車体架装の最終期いすゞBUなども鉄道ジャーナル上で紹介されていたように記憶してます。

熊本のバスは熱いですね!!
返信する
Unknown (レントゲン車)
2013-08-08 19:51:34
当方の車も以前はヤナセ・名自車体などが主力でしたが、最近はすべてイズミ車体製です。
昨日から一泊二日で広島へプロフィアFH(改)を運転してきました。スキャンニングクルーズを活用て楽をしましたが、うちの他の運転手はクルーズコントロールを使ったことがないようです(たぶん存在を知らない)。
返信する
Unknown (やんたけ)
2013-08-09 00:15:02
>左官屋の息子さま
おっ、そういえば鉄道ジャーナルってたまにバス特集みたいなの組んでいましたよねぇ。その九州産交の記事の号ってその時買えなくて確か中学生時代に書店でバックナンバーを取り寄せたかと思いますわ。熊本は今でも中古が色々入っているし趣味的には昔も今も非常にアツイ所ですな。

>レントゲン車さま
最近はバスベースでなくて日野で言えばFHベースも結構増えていますねぇ。イズミ車体製作所は大津町に移転してキレイな工場になっていますねぇ。今ではトラックにもクルコンがついているんですねぇ。Jセレガと同じモノと思いますが、アレって運転ラクで便利ですよねぇ。市内じゃ車に割り込まれてピーピーいいますが・・・。
返信する

コメントを投稿