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子供の将来を考えての工夫

2024-05-12 16:55:06 | 社会・平和

 子供と共に

 少子高齢化の時代だと現在社会が表現されている。戦後に生まれた者たちは私を含めて、社会は民主主義となり、相続制度は諸子均等相続(法定相続)となりました。これは親の財産が分割されることであり、多子な親の子供家族は生活が成り立たなくなる制度です。

 そこで、戦後生まれの子を持つ親たちは成長した子供を仕事のある場所へ出稼ぎに送り出しました。数年が経過すると出稼ぎの収入が親元に残る者の収入より良いことが分かり、子供たちは次々に親元を離れました。その子供たちは現在75才前後の年齢です。残された親は懸命に働いていました。しかし年齢による体力減退に抗しきれず、私の住む地域では田畑が荒れてしまっています。若い内に親元に戻り仕事を跡継ぎしていないことが原因でしょう。

 国策にも原因はあったのではないでしょうか。グローバル化という波に乗って農作物の価格を農業従事者の生活を守るとの方向の選択をしなかった。工業製品の輸出を維持する代償の扱いにした。そのように見えた。この政策は日本の農業従事者が維持していた地域を経済的に追込み、出稼ぎの子供が親元へ戻れる方法を困難にした。

 私が住んでいる地域でも親元に戻っている子供は数戸で、それも定年後、親はすでに他界されている例が多い。すでに田畑は荒れている。相続制度について、現在の制度は諸子均等相続(法定相続)だが、内容の理解を整頓しておくことが大切と知りました。それは「諸子均等相続」と「遺言相続」との取捨選択をする制度、二本立てなのです。

 また、小学生数の減少で来年は会員が2人になる、だから子供会は継続できない。この事情で50年間を超えて継続された子供会は途絶えたが、高齢者が大多数の自治会行事は「たいへんや難しい」を理由に続かなくなる。その意見に抵抗する理由が見つけにくい。「子供のために」となれば若いお父さんも前向きになれる。現在の小学生は9人。子供会の復活は「子供のために、地域の活力のため」役立つものだ、とも思える。


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