三年生最後の演奏会
岩国市の高等学校吹奏楽部。1月に開かれた「定期演奏会」を聞いたり見たりした。私は数年ぶりに見たことになる。数年前とは、私が住んでいる地域の子供が二人この楽部に属していた。1年間をおいてそれぞれ女児が「チケットを購入しませんか」と玄関をたたいた。どちらも予定が空いている日であったため購入し、参加した。練習がしっかり出来ており、1曲1曲感動したことを覚えている。
さて、今年は、開催を知り会場でチケットを購入したいと出かけた。シンフォニア岩国コンサートホール、お正月明けの8日成人の日である。凡そ19人の部員が演奏し、マーチングを見せてくれた。ドリル演奏とはステージマーチングで、楽器を演奏しながらステージを動き奏者の形作る隊形によって聴覚だけでなく視覚的にも音楽を表現するもの。
第1部:クラシック・ステージ、第2部:ステージ・ドリル、第3部:ポピュラー・ステージ の3部の演奏は進んだ。記憶に残る以前の演奏は部員数が多かったせいか、練習も多いのだろう。クラシックでは音が綺麗に聞こえたな~と。第2部マーチングになると、「アッ」音も隊列も良い。歩くとテンポが揃う。しかも隊列が乱れると隣の人と接触することもある。お正月の期間を挟んでも練習は行き届いたのだろう。第3部はうっとり聞き惚れている間にすぎた。---。
3年生はこれが最後の演奏となる。そのため3年生からお世話になった先生へのお礼の花束贈呈などがある。そして3年生リーダーから「皆さんこんな私についてきてくれてありがとう」と涙ながらに。3年生はもちろん1年生2年生にも涙はうつる。校長先生からは保護者やお客さんにもお礼の発声がある。終了後部員は玄関横でお客に「ありがとうございました」と。お客の私たちは「来て良かったな---」と感じながら会場を離れる。この日一日がずっと素晴らしい日であったような感覚で、眠りにつけた。
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