やなさん浜松E-RA日記

浜松暮らしを楽しむ人を応援する柳原新聞店社長の日記です

CSR調査

2006年10月02日 | ビジネスシーン
先週、浜松市役所の行政経営課と浜松NPOネットワークセンターの方がCSRについてのヒアリング調査に見えられました。

市職員の説明では
浜松を真の「市民社会」にするために
市民、NPO、企業、行政が協働して地域のQOL(クォリティ・オブ・ライフ)を高める。これを推進するために市民協働推進条例が施行され(H15)「市民協働たねからみのり」事業を展開している。

しかしながら現状ではNPOと企業の接点はまだ小さい。
そこでNPOと企業の出会いの場を計画しているが、その事前準備として社会貢献活動に関するニーズや課題をヒアリング調査している。
というものでした。

私も、CSR=企業の社会的責任ということぐらいは知っていますが、じゃあ具体的にどんな取組みなのかは全く知りませんでした。
実は、新聞やサイト上での企業のCSRに関する広報からは、何となくバブル期にはやったメセナと同じような印象を持っていました。広告代理店の売り文句のひとつで、また一過性のブームで終わってしまうのではないかという気がしていたのが本音のところです。
今回、お話をお聞きしていると、まもなくCSRに関するISO(世界標準規格)もできるのだとか、また上場企業にとってはCSR活動に取り組んでいるかどうかが株価にも影響がでるのだそうです(SRI=社会的責任投資)

どうやら一過性のものではなく、企業に対する評価が売上や株価だけではなく社会貢献度についても計られる時代になるようです。

それ自体は大変いいことですし、このようにNPOの方が企業とタッグを組むことは非常に良いことであると思います。柳原新聞店でも以前書きましたように委員会活動の中で仕事を通じた社会貢献を考えていますが、メンバー一同、何をすればよいのか頭を悩ませていたのが実情です。

NPOの方に当社の利点を理解いただき協働することができれば、これほどありがたいことはありません。

このようなお誘いをいただけたことは大変光栄でした。
今回の出会いは我社にとって有意義なものとなる予感がします。





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