今日は曇っていますが 昨日までと違って そんなに寒く有りません
昨日は奈良で伝統生薬研究会の勉強会がありました
救心製薬の研究開発部長清水先生に
春に多い症状による生薬の使い方を
実例を上げて教えて頂きました
自律神経失調症がなぜ起こるのか
自律神経は 自分では
動かせない部分を支配している事
交感神経 副交感神経の働きの変化
花粉症 イライラ 目の病気
精神不安 うつ症状が出るのも
この時期がおおいそうです
不眠 昼間の眠気などや味覚障害
血圧変動 立ちくらみ 吐き気 耳鳴りなど 具体的な例を上げ
生薬単独で使用した時 ミリ数を変えたり
細かいデーターを取られているのです
自律神経失調症のモデルを
4℃と常温の部屋を1時間おきに変えて
動物を飼育してつくるそうです
暑い夏に冷房の利いた部屋と
炎天下を行き来した時に
自律神経失調症になるのは
店でも良く経験するけれど
寒暖の差が大きくてもなるのですね
人間も進化していると思っても動物
デリケートに出来ているんだと思いました
生薬の組合せで使用した時の変化をみたり
色々な実験をして 適正な組み合わせ
薬の量を決められているのですね・・
当店でも 添付文書に書いてある使い方ではなく
その方に応じて服用量を減らしたり
時には増やしたり工夫しているのですが
症状に応じた適正な生薬の組合せを 工夫して 効果を上げられるようにしなければ・・
勉強会の後 遅い新年会 清水先生も参加して頂いて 楽しいお食事会でした