大和漢方堂ブログ

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奈良で伝統生薬研究会

2014-02-17 13:57:29 | 日記

今日は曇っていますが 昨日までと違って そんなに寒く有りません

昨日は奈良で伝統生薬研究会の勉強会がありました

救心製薬の研究開発部長清水先生に

春に多い症状による生薬の使い方を

実例を上げて教えて頂きました

自律神経失調症がなぜ起こるのか

自律神経は 自分では

動かせない部分を支配している事

交感神経 副交感神経の働きの変化

花粉症 イライラ 目の病気 

精神不安 うつ症状が出るのも

この時期がおおいそうです

不眠 昼間の眠気などや味覚障害

血圧変動 立ちくらみ 吐き気 耳鳴りなど 具体的な例を上げ

生薬単独で使用した時 ミリ数を変えたり

細かいデーターを取られているのです

自律神経失調症のモデルを

4℃と常温の部屋を1時間おきに変えて

動物を飼育してつくるそうです

暑い夏に冷房の利いた部屋と

炎天下を行き来した時に

自律神経失調症になるのは 

店でも良く経験するけれど

寒暖の差が大きくてもなるのですね

人間も進化していると思っても動物

デリケートに出来ているんだと思いました

生薬の組合せで使用した時の変化をみたり

色々な実験をして 適正な組み合わせ

薬の量を決められているのですね・・

当店でも 添付文書に書いてある使い方ではなく

その方に応じて服用量を減らしたり

時には増やしたり工夫しているのですが

症状に応じた適正な生薬の組合せを 工夫して 効果を上げられるようにしなければ・・

勉強会の後 遅い新年会 清水先生も参加して頂いて 楽しいお食事会でした

 

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