昨日は 當麻(たいま)寺へ参拝しました
筋肉隆々たる仁王様にお出迎えして頂いて
山門を入って 中之坊の門を入って
受け付けをすると お茶室に通して頂いて
お茶とお干菓子を頂いて 書院からお庭を拝見しました
白い塀が低いな~と 思ったら 塀が低いから
五重塔が際立って聳えて見えるのかな?
宝物殿に入ると
中将姫様が蓮の糸で織られた《當麻曼荼羅》
姫様の髪の毛で織られた刺繍 経巻 仏画 仏像
等々が身近で拝見できました
写経道場で写仏をしたかったけれど
帰って 店を開けなければいけないので
家で書く事にしました
お部屋からお庭を拝見して 下に降り
《心字池》からお庭を拝見すると
お部屋から見た時と又 趣きが違います
木々や草花 苔等 どれも風情が有ります
黄色い牡丹が2輪 離れた所に咲いていました
“季節外れの牡丹かな?”と 見ていると
蝶が飛んで来て 目の前の牡丹の花に止まりました
“何か良い事が有りそう” 嬉しくなりました
お庭の中は拝観料がいるからか 人は少なくて
何時の間にか夫と二人になっていました
入らないとモッタイナイ 外からでは解らない風情です
1人で来られていた男性が 何か女性に頼まれていて
和尚様と お呼びしするのかな? 僧衣を着た男性が
『書きまひょか・ 何処にでも書きまっせ・』と 言って
白い紙に 書をスラスラと書かれました
達筆過ぎて 横から離れて見ていた私には
読めなかったけれど 大和弁丸出しの言葉に
親近感を覚えました と言っては 失礼 恐れ多いかしら・・
外に出て本堂 金堂 講堂に お参りしました
阿弥陀如来 十一観音 導き観音 毘沙門天 不動明王
中将姫様が織られた《當麻曼荼羅》が掛かっていました
役の行者(えんのぎょうじゃ) 弘法大師様が
身近に拝観できます
私も導いて頂けます様に 精進します
家に帰ると 直ぐお電話がありました
骨髄腫の女性が今朝から痛みが酷くて辛かったそうです
昨日 吉野の家に行ってきたそうで
「3時間位かかったでしょう?」と聞くと
『3時間ではとても無理です おまけに息子は
荷物積むのに良いと言って 軽トラックやから
ガンガン・ドンドン響いて』と 仰るので
「前も下賀茂神社 上賀茂神社等に行って来て
痛くなったでしょう まだ1カ月経たないから
無理すると痛みがひどくなるのでしょう・」と 言うと
娘さんが 『朝から荒川さん連れてって言いだして
痛みだしてからは15年以上になるしね・・
休みに山代温泉に連れて行こうと思っているけど
無理でしょうかね?』と 聞かれたので
「温泉は良いですね 気分転換になるし
毛布とか敷いて無理しない様に気を付けてね」
と 言っていると お母さんが居眠りをしていました
気が付いたお母さんは
『若い時から昼寝した事無いのに 此処に来ると眠くなる』
と 仰って 痛みを聞くと 痛くないそうで
「痛みが取れたら 大丈夫かしら」と言うと 立ち上がって
『普通に歩けるわ 痛くないわ』と 仰って 帰って行かれました
「写仏しないで帰って良かったね」と 言うと
『朝から電話掛けてたんと違うか?』と 夫 そう言うから 何処にも行けなかったのよね~