変態おやじの嘆き

変態おやじのあれやこれや

その後(久しぶりに更新)

2008-10-07 | Weblog
9月13日18:00
「わぁ、もうこんな時間かぁ。計画書では探査行動は18:00までか。どうしてなのかわからないけどここで停泊しよ」と琴音
「えーと。蜘蛛型に変形して停泊することかw倭の言う通りにするけど謎が多いぞ
移動中に設置した通信アンテナの作動チェックをすること。あとは自由にお過ごし下さいwはいはい了解です」
通信が途絶え独り言が多くなってきたと思う琴音である。
「蜘蛛型システム作動」音声反応型に改造されているマンボウ号のコンピュターに命令する。「了解だぞ」
「www倭の声だ。」
「ほかにもあるのかなぁw」
「コンピュター」「ほい」
「コンピューターの名前は?」
「自由に付けることが出来るぞ。音声で指定すればいいぞ」
「コンピュターこれからはクマリという名前にします」
「クマリと3回発声して」
「クマリ・クマリ・クマリ」
「登録したぞ。」
「クマリ」「ほい」
「倭だけの音声なの?」「メンバー全員の声が登録してあるぞ」
「じゃ今度からは涅槃ちゃんの声にしてください」
「了解したぞ」
「クマリ」「はーい」
「本当だw涅槃ちゃんの声だw」
倭は少しでも琴音のストレスを解消するために遊び心を取り入れた。
人口頭脳の琴音である。いつ暴走がおき機能が自動停止するかもわからない
これぐらいのストレスでは暴走しないのはわかるがストレスが積み重なり孤独という初めての経験が加味され想像を超える事態を考え色々と取り入れたのである。
生身の人間でも耐え難い孤独にアンドロイドではあるが人間に近い琴音の特殊な事情を考えての倭のやさしさである。
「蜘蛛型にして停泊するのはなぜ?」
「えーとね。蜘蛛型にするのはバリアーでマンボウ君を守るためなの。バリアー発生装置を本体に収納出来なくて蜘蛛型の脚から発生させるためなの。この脚から未確認の物体が近づいたら自動でレーザー破壊光線出るけどどうする?」
「バリアー?」
「暇人の倭が火星での教訓を活かし新たに開発したものなの。それにこの蜘蛛さんの脚は太郎さんが新しく開発した特殊合金です。でも実験段階のものなので保障は
しません。太郎いわくこれまでの5倍の強度と硬度があるぞて話です」
「レーザーはどうするの?お姉ちゃん」
「セットしておいて。涅槃ちゃん」
「は~い。」
「通信アンテナは機能してる?」
「全て機能してます。」
「それ以外のデータは?」
「今のところなにも感知していません」
「なにか感知したらすぐデータ処理して報告してね」
「は~い」
「じゃ今からお食事します。なにかBGMかけて」
「は~い。」
そのころキャサリンでは
「明日の行動計画を打ち合わせします」と倭
「キャサリンは由美・美紀・明美・涅槃・ごんの助・花子」
「モンローはイワノフ・ロバート・ローズ・マリリン・亮・倭とします。探査開始は1番遠い
アスカ遺跡から始めます。出発は明日9時・帰還予定は17時とします。」
「計画では遺跡までの最短コースでいきます。このキャサリンを出て1km地点から観測機を10kmごとに投下します。熱感知などで地表の様子をモニターします。非常時の通信アンテナの役目とGPS代わりです。手持ちの通信機で居場所とかわかると思います。探査をするうちにだんだん通信エリアが拡大されていきます。これからレーザー銃を渡します。取扱はわかっていると思いますので省略します。それとこのキャサリン・モンローには夜間は自動監視システムで防御をしますが当番制で当直をしてもらいます。言い忘れましたがバリアー発生装置があります
ので無用な攻撃はしないでください。」と倭
「おいおい、攻撃て自動攻撃じゃないのかw」
「危害を加え無い限り攻撃するのはしないということです。まずは防御さらに攻撃してくれば迎撃するということです。こちらか攻撃することは極力さけていきたいです。まぁ攻撃してくるようなエイリアンはいないと思うけどwww」
「それはわからないわ。これだけの高等科学があれば自動攻撃ロボットがあるかもよw明日のアスカ遺跡に侵入しようとしたらいきなりミサイルがてこともあるわ」
「由美博士が真顔でいうと怖いなぁ」と亮
「その可能性はあると思うぞ。」と倭
「バリアーの性能は?」イワノフ
「エネルギーをたらふく消費するww」と倭
「このバリアは試作段階のもので開発者は倭博士だ」
「こりゃダメだww倭が作ったものでまともなものは無いww」と亮
「うるさい。レーザー砲の攻撃を食い止めたぞ。」
「でもだぶん5発食らうとエネルギーが無くなる。そのときはアマゾン号で自爆攻撃だぁww」
「そのためのアマゾン号徴収かよ」
「そうだwそれ以外になにがあるww」
「クソwいいがげんなやつめ」
「では次にアスカ遺跡のこれまでの無人探査のデーター解析の報告をローズ博士よりお願いします。」
「じゃ説明する。アスカ絵と同じ文様がかかれている。地上とちがい全てが10km四方に順序良く書かれている。なにかの文字のように並べられている。ここからは涅槃ちゃんに説明してもらう。」
「えーとですね。文字を解読するには文字の進化を遡ることになります。今ある文字の起源とかをみてくわけです。このアスカ絵を文字と捉えるわけですが現在わかっている古代文字の全てと照らし合わせても意味不明です。象形文字に近いけど
意味することが多すぎて文章としては意味不明です。単語では意味があるけど文にはなっていないということです。」
「単語を繋げても意味することがわからないということね」と由美
「そうです」と涅槃
「ほかの遺跡の文字というか何かと組み合わせていくのではないかと想像してます
古代エジプト文字はある程度解読されていますがここにあるピラミットにも同じ文字があるとは言えません。全ての遺跡の詳しい探査から見つけ出さないと難しいです。」
「この遺跡たちは別な入り口のパスワードてことは考えられないか」と倭
「それはこれから解明していくことよ」と由美
「少し気が走りすぎよww」とイワノフ
「フム」
「でも可能性がないわけではないわ。これじゃ南極の穴の探査と言うより遺跡巡りをするだけに終わるかもw謎を解かないと本当のことがわからないかもね」
「2週間でどこまで出来るかわからないが取り合えず明日から行動します」と倭
「そうね。行動あるのみ」とイワノフ
「じゃ今日の当直はおいらがします。後の人は自由時間とします」
キャサリンにはメンバー全員の個室が用意されている。モンローは探査にかかわる
5人ぶんの個室しかない。モンローは探査のための機材やホワイトアマゾン号の収容などでキャサリンより収納スペースが多く必要であった。
それぞれの部屋に戻ったメンバーであるがイワノフはじめみんなはこれまでのデーター解析などを続けるのであった。根が科学者というか好奇心旺盛な人間の集まりである。未知のものごとにワクワクし寝るのを惜しんで解析に没頭するのであった。倭言えば司令室のイスに座りぼんやりとしていた。
琴音のやつめし食ったかなぁ。いまごろどうしてるんだろう。
そのころ琴音はクマリを相手に格闘技ゲームに熱中し倭のことなど頭の片隅にもなかった。
「私の勝ち~~」とクマリ
「う~んこれで5勝5敗か」
「クマリ最終決闘だぁ」と琴音
「では、始めます~」
琴音はこれから待ち受ける苦難など知らずひとりの時間を楽しんでいるのであった

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