変態おやじの嘆き

変態おやじのあれやこれや

その後(続き)

2008-09-26 | Weblog
9月13日06:00
「う~ん、何時だ」
時計を見る倭
「お、6時だぞ。そろそろ起きないと」
「横穴探査の計画書は琴音確認したかなぁ」
「おはよ」
「起きたのかマリリン」
「横でブツブツ言ってれば起きてしますわw」
「それにシャワー浴びて出発まで少しすることあるからちょうどいい時間」
「じゃおいらは飯食ってくる」
「はい」
「私は部屋に戻るね」
「ほい」
食堂に向かう倭
「腹が減っては戦は出来ぬ。まずはいちごミルクw卵焼き。あじの干物。ひじき。豆腐の味噌汁。ご飯大盛りwサラダよし。これでいいぞ」
「朝からそんだけ食えれば問題ないなぁ」と亮
亮のトレイを見ると倭に負けず劣らず
「おまえこそ食いすぎだぞ。」
「なにを言う。おまえこそ食いすぎだ」
「なに言い合いしてるの朝から騒がしいわね」とイワノフ
「亮がおいらのこと食いすぎというから」
「それだけ食べれば言われてもね」
「亮も同じぐらいだぞ」
「まぁどちらにしてもそれだけ食べることが出来るあなたたちが羨ましいわ」
「フム」
「そういうイワノフさんも・・・・・」
「これはふたり分よwww」
「ふむ、そういいながら1人で食べるのだろうw」と倭
「倭君、あなたとはちがうのよ。そんなことよりさっさと食べて出発に準備してこいーーーー」
「機嫌が悪いぞ。亮さっさと食べていくぞ」
「おいらは急ぐ必要なし。さっさと食べて出発の準備しにいけ」
「今何時だ」「7:00だぞ」「仕方ない。さっさと食べていくか」
こうして倭は出発の日だと言うのに暢気というか落ち着いてる言うというかマイペースで淡々としている。
9月13日08:30
「探査メンバーの各員は大至急第1会議室に集合してください。」
「繰り返します。探査ネンバーの各員は大至急・・・・・」
「なんだこの忙しい時に」と倭
「忙しいと言いながらいちごミルク飲んでる人は誰だ」と琴音
「それに替えてないぞ。倭君」とマリリン
マリリン・琴音を見ると探査メンバー用の制服に着替えていた。
制服といっても作業着近いものである。美紀が開発した新素材のものである。
どこがどうちがうのか倭は気にならないが美紀いわく耐久・防護に優れているらしい。あとベルトには通信機器・医薬品・簡易食料・とレーザー銃のホルダー
まだ銃は装備してないが南極の穴に向かい地底に着けば渡す要諦でいる。
「着替えは10分あればできるw」
「じゃそのままでいいからいきましょう」
「どこに?」「第1会議室w」「仕方ないいってやるか」
「つべこべ言わず急ぐw」と琴音
「ほい。」
3人で会議室に向かう。
会議室のドアを開けると・・・・・
「倭早く座れ」と太郎
「北林のおっさんだ。何しに来た」と倭
「なんでもいいから座れ」
「はい」
「じゃいいかな」と北林
「えー諸君今回の探査は火星や銀河の探査より未知の部分が多くある。身の危険は覚悟していると思うが無事に帰還してほしい。この探査で何も解決しないかもしれんが何かは分かるはずだ。今、月面・海底の遺跡には他のメンバーが張り付いている。南極の穴は通信が不安定であり、新たな渦により今までのように通信が出来ん
が万全のサポートはしてやる。では君たちの成功を祈る」
「フム」と倭
「もういいのか。議長」
「ああ、議長としての挨拶は終わったw」
「じゃ解散していいか。」
「ああ」
「では解散します」と倭
「搭乗は予定通り09:00です。では」
倭を残し部屋を出て行くメンバーたち。みんなが出た後
「大蔵。軍の動きが知りたい」と倭
「ん?」
「不信な動きが予測されているぞ。気がつかないわけではないだろう」
「気づいていたとしても詳しくは話せん」
「気になるのは軍事衛星が南極に標準を合わせている」
「あの気象衛星は軍事衛星だろう。」
「・・・・・・」
「南極の穴を攻撃するなんて許さないぞ」
「・・・・・・・・」
「フム」
「心配なのはわかるが、エイリアンがいればおいらが捕獲する。心配するな」
「最悪を想定するのが戦略だ」と太郎
「心配するな。もし自分でこれはマズイ手に負えんと思えばそれなりの用意はしてある。心配するな」と倭
「自爆はゆるさん」と大蔵
「自爆なんかするもんかww」と倭
「じゃおいらはいくぞ。遅刻すると置いていかれるからなw」
「ああ」
こうして倭は会議室を出て部屋に入り制服に着替え手荷物をもちペイニンに向かった。「さて逝きますかw。地底に逝きますw」
9月13日09:50
「いよいよ後10分ね」とイワノフ
「はい」とマリリン
「全員席につけ。これより降下態勢に入る」と倭
「琴音はマンボウ君にて待機」
「琴音です。計器・エンジンに異常なしです。このまま待機継続します」
「了解」
「こちら管制。射台傾斜開始します」
「了解です」
ペイニンは巨大な滑り台のような発射台よりそれこそ滑り落ちるのである。
およそ地底と思われる地点まで10km横穴は3km地点にある
3km地点まで逆噴射をしスピードを殺しマンボウを横穴探査に向かわす。
そこからは下へは一気に下降する。たぶん地底と思われる所まで僅か数秒の予定で
ある。10kmとい数字も当てにならずあとはコンピューターと倭の操縦に生死が
かかっている。
「全員シートベルト確認」
「秒読み開始」
「5.4.3.2.1.発射」と倭
「現在時速3km」と由美
「まるで停止してるみたいね」
「ああ、ジェートコースタと同じさ。あとは一気に下る」と倭
「渦まであと1km」とマリリン
「さぁいよいよだぞ。琴音聞こえるか」
「は~い。聞こえてます。予定通りこれからマンボウ君を切り離す。あと20分ぐらいで切り離す。スパイラル下降して渦に沿って下降し横穴に入り込む。入り込んだのを確認したらペイニンは真っ直ぐ下降する。どこまで落ちるか予測できない
観測通りなら僅か30秒ぐらいだ。距離にして7km以上離れることになる。
琴音再会するまで元気でね」
「はい。みなさんもご無事で」
「渦まで距離500m」とマリリン
「マンボウ君切り離し準備開始」と倭
「発射装置セット完了。発射角度セット完了」と由美
「琴音いくぞ」
「秒読み開始。5.4.3.2.1.マンボウ君発射
こうして黄色の丸こい機体のマンボウ君は渦の中に消えていった。
「マリリンどうだ」
「あと10秒で横穴に突入」
「軌道その他異常なしです」
「通信キャッチしました」と美紀
「つないで」と倭
「琴音です。みなさんご武運を」
「琴音ご武運を」とイワノフ
「届いたかな」
「届いたさ」と倭
「マンボウ君横穴進入確認」とマリリン
「通信不通」と美紀
「さあ。今度はこちらの番だぞ」と倭
「明美ちゃん用意はいいかなぁ」
「はい」
「じゃみんな逝くよ」
「シートベルト着用」
「メインエンジン点火準備」
「はい」と明美
「逆噴射停止。5秒前4321.停止。メインエンジン点火」
「はい」
渦に巻き込まれ操縦不能を回避するため渦の中心目掛けれ進む荒っぽい方法である
ゴォォォォー
「距離5km」
「距離10km」
「距離12km」
「地底予想地点通過」
「距離15km」
「レーダーに反応あり」
「距離1km障害物あり」
「逆噴射マックス。」
「距離500m」
「機体安定装置作動。」と明美
「着陸地点の状態は」と倭
「ほぼ平地」と由美
「フム。このまま下降」
「モンロー切り離し自動操縦にて上空待機」
「了解。」
「キャサリン着陸準備」
「了解」
こうしてキャサリンは意外なほど何事も無く静かに着陸した。
「地上との音信不通」と美紀
「了解」
「明美ちゃんモンロー着陸させて」
「了解です」
モンローをキャサリンの真横に着陸させた。
「大気成分分析中」とロバート
「地形大気気象観測用飛行機発射」とローズ
「大気成分は?」と倭
「ほぼ地上と同じだな。少し酸素濃度が高いぐらいか」
「しかし。まるで巨大な空間に落ちたみたいだなぁ。驚きはこの明るさだな」と亮
「この光源は太陽光と同じ成分です。」と美紀
「湖・山・草原・川があるぞ」とローズ
「生体反応は?」と倭
「今のところ無い」とローズ
「まるでジャングルだなぁ。ここは」と倭
意外な風景に驚くメンバーたち
ここは地底15km以上の場所とは思えない風景。生体反応はないがジャングルである。空気もあり日光もある。過酷な状況を想像していたがなにか狐に化かされたような倭であった。ただ、音信は不通である。そしてここへ落ちた穴は確認できていない。一抹の不安はあるが無事地底に降りたことで少しは安堵する倭であり琴音
のことが気になる倭であった。

2世議員

2008-09-25 | Weblog
それは民主党はじめ野党が小選挙区で負けるからです。
それだけ2世議員の組織・基盤がしっかりしてるからです。
それを打ち破るだけの力が対立候補にないからです。
野党は浮動票頼み?
だから11月2日を投票日とするらしい。
自民党て不在者投票あるの知らないのかなぁww
今回仮に11月2日にしたら不在者投票増えるんじゃないかと
姑息な手を使えば使うほど浮動票は民主党に流れますよwww
あと2世議員に力があるから閣僚に選ばれる。
裏を返せば自民党に優秀な人材がいないだけです。
2世議員は親父の背中見て政治の世界に飛び込むわけだし地元の有権者が選ぶんだし関係ない人間がギャギャ騒ぐこともないと思う。
2世議員だろうが3世議員だろうが国益のため仕事してくれたらいいと思う
麻生総理が省益のためでなく国益のために仕事しろていうけどおいらからすれば
政治家は国益のために政治してるんだからアタリマエと思う
一国の総理が言うせりふじゃないぞ。
恥を知れといいたいww
まぁこれが自民党です。
アタリマエのことを大袈裟に公約としてるwwww
国民を馬鹿にした話ですねwww
でも、自民党から危機感は感じますね。
いいことです。
今回議席減らして衆議院が与党連合野党連合が拮抗します。
そうすると政局が不安定になりすぐにまた解散となります。
次の次がどうなるか。
全治3年はこれを見越して言ってることです。
自民党は負けても総裁は麻生で行くでしょう。
麻生のカリマス性は田中角栄と同じぐらいあるんじゃないかと思います。
庶民受けもあるし財界にも人気がありそうwww
でも今回は民主党に入れると決めているのでどうなるかは神のみぞ知るですね

その後(続き)

2008-09-22 | Weblog
9月12日22:00
「マンボウを水陸両用に改造しておいてよかったなぁ」と倭
「由美おばちゃんのおかげだw」
「じゃ外部の塗装を始めるか」
「倭いる」とマリリン
「お~いここにいるぞ」
「なによこれ。」
「耐熱塗料だw」
「これを今から吹き付ける。琴音のきぼうなんだぁ」
「マリリンも手伝え~」
「は~い。そのつもりで着替えてきたわ」
マリリンを見ると作業用のつなぎをきていた。
「じゃ始めようか。」
こうしてふたりしてマンボウ号を黄色の耐熱塗料で塗装始めた。
「すこし休憩しましょう。もう2時間もしてるわ」
ピィーと音がする
「済んだみたいだなぁ」と倭
「なにが済んだの」
「蜘蛛型移動システムのプログラムw」
「これから蜘蛛型にする」
「寝る時間どうするの」
「朝までに完成させるつもりでいるからなぁ寝る時間は考えてない」
「どうして初めから蜘蛛型に改造しなかったの」
「する必要がなかった。だが今は計画が変更になり必要だ」
「ユニットはあるの?」
「あぁ全ての可能性を考え準備はしてあった」
「でも少しは休まないと」
「そうだな。少し休憩するか」
「ちょっと待ってね」
マリリンは用意してきた夜食を準備はじめた。
サンドイッチ。からあげ。フルーツサラダ。そしてイチゴみるく
「用意できたわよ」
「ほぉうまそうだな」
「私が作ったのよ」
「どれどれ。うーんまいぞ。これ」
「エヘヘどうだ見直したか」
「懐かしい味だこのからあげ」
「琴音に聞いたのw倭の好きな味つけを」
「琴音はどうしていた」
「涅槃ちゃんとお話していたわ」
「涅槃とか」
「ええ。涅槃ちゃんと死とは何かについて話していたわ」
「涅槃のやつめ。どういうつもりだ」
「涅槃ちゃん曰く死とは死ぬことである。生とは生きることである。w」
「琴音は静かに聞いていたわ」
「琴音のプログラムに死という概念はあるの」
「プログラムされているらしい。死と言うより動作不能になるらしい」
「そうなの。」
「母ちゃんは琴音に永遠の命はプログラムしてないし人口臓器の寿命がどれくらいあるのか聞いていないし聞く気も無かった」
「そうね。私でも由美さん美紀さんに聞く勇気はないわ」
「およそ70年よ」
「えー」
「お邪魔してごめんね」
「由美さん・・・・」
「マンボウⅡの改造で相談したいことがあったからきたの」
「立ち聞きする気はなかったわ。でも琴音が死を意識し始めてることは確かね」
「涅槃ちゃんが言ってたわ。寿命がきたら死ぬだけ。死を考える前に生を考えないと誰かのために死ぬなんて考えるんじゃなく誰かのために生きるこれが人間よて」
「それで」
「琴音は笑っていたわ。なにか吹っ切れたみたいに」
「理解できたのか」
「わからないけど不安はきえたみたいよ」
「由美おばちゃんおいらに相談て」
「マンボウⅡをどうするか。今から水陸両用にはできないわ」
「反陽子熱放射装置はできたのかw」
「知ってたのw」
「でもマンボウには取り付けるスペースがないわw」
「キャサリンに取り付けられるか」
「キャサリンよりホワイトアマゾンにと思って」
「キャサリンにつけたほうがいいぞ」
「地底での作業になるわ。実験段階だけどやってみるわ」
「琴音の心ケアは涅槃にまかせておくかな」
「それがいいと思うなぁ」とマリリン
「琴音は死の概念はプログラムされていないはずだけど概念が芽生えつつあるのかもしれないわ。」と由美
「そこまで人口頭脳は進化したのか」
「いいえ。ものごとを理解していくうちに学習したのよ。雅さんは死の概念を植えつけるのではなく自発的に形成する死と生の狭間を学習させようとしてるわ。
「琴音が耐えることができなかったら」
「暴走を止めるために機能が停止するわ」
「ふむ」
「ひとまずは安心していいわ。涅槃ちゃんに感謝しなくちゃ」
「ふむ」
「琴音も南極の穴に試されているのよ。私たちと同じように」
「じゃ私はマンボウⅡのコンピュターを調整して練るわね。」
「おやすみ」
「おやすみなさい」
「じゃ続きを始めるぞ」
「はい」
マンボウⅠはこうして琴音の希望通りに機体の底にメンバー名をカラーリングは
ひまわりのような黄色で塗装された。
「何時だ」
「もう、4時よ」
「マリリンもう寝なよ。」
「最後まで手伝うわ。あと片付けだけでしょう?」
「ああ、でもあとはおいらだけで十分さ」
「ここまで手伝ったから最後までするわ」
そう言うとエアーブラシを片付け始めるマリリン
仕方なく倭は黙って工具その他を片付け始める。
「これで終りね」
「ああ、お疲れ」」
「ここで寝る」
「もうだめ~眠くて動けない」
「無理するからだw」
壁にもたれて眠り始めるマリリン
「しょうのないやつだな。」
お姫様抱っこをして倭は格納庫にある仮眠ベッドにマリリンを寝かせた。
「おやすみマリリン」
軽くおでこにキッスをして倭は隣のベッドで眠りに付いた。




私はタエ

2008-09-22 | Weblog
飼育係のお兄さんはズルイ
私の大好物のアボガドで私を誘き寄せるなんて
それも隠しカメラで私を見つけて捕まえるなんて
お外の世界で遊んでいただけなのに(プリプリ
と言ったか言わないとか無事保護できてよかったw
麻生が総裁になったニュースより注目したニュース
でした。

その後(続き)

2008-09-22 | Weblog
9月12日16:00
「さてと、準備は全て終了w」と倭
「アンディこれからどうする?」
「出発見届けたら帰るワイw」
「そか、帰ってきたら遊びにいくからな」
「あぁ。土産話を肴に飲もうぞ」
「無事帰ってこいよ」とボビー
「無事に帰ってくるのよ」とキャンディ
「そのつもりでいる。」と倭
「つもりじゃなく帰ってくること」
「キャンディと約束しなさい」
「必ず帰ってきます」と倭
「そうじゃ。科学の進歩した今でも人間の気持ちが1番重要じゃ」
「諦めるな。必ず生きて帰る道はある。無ければ自分で作るんじゃ」
「ありがとう。みんな」
「倭大佐大至急司令部へお越しください」
「フム、呼び出しなんでいってくる」
「行っておいで私たちは片付けと明日の出発の準備あるから気にしないで」
「じゃ行きます」と倭
アンディたちのおかげで無事出発出来ることに感謝しつつ倭は明日からのことで頭が一杯であった。一方アンディたちは倭が去った後再度モンローの機体を点検するのであった。
9月12日16:30
「倭です。入ります」
「どうぞ」
「おぉ亮にローズさん、どうしたんですか?」
「少しまずいことになった」と太郎
「ローズ博士説明お願いします」
「はい。倭簡単に言うぞ。横穴より300m上で穴の渦が治まらない」
「現在風速150m/sだ」
「横穴の探査が出来ないな」と倭
「そうだ。」
「そこで今太郎博士と相談していた。」
「イワノフさんは?」
「もうすぐ来る」
「イワノフです。入ります」
「どうぞ」と太郎
「すごいことになったわね」
「イワノフ博士どうします?」
「横穴は無理ね」
「大蔵が横穴もしろと言ってきている」
「可能性はあるか。倭」
「渦がない時に調査船でするのが計画だ。その渦が治まらない限りは無理だ」
「由美です。入ります」
「どうぞ」
「結果が出ました。この状態で横穴に侵入できる確率は50%です」
「色々検討しましたが出来る方法は1つしかありません」
「下降をスパイラルで行うという方法です。モンローはスパイラル下降キャサリンは計画通り垂直に下降します。」
「それは分離することになるから無理だぞ」
「どうしてもするというならこれしかありません」
「あとは無人探査機で行う方法もありますがどうします?」と由美
「その方法は?」と太郎
「まんぼう君を使い横穴に突入させます。あとでデータを回収します」
「可能なのか今から」
「できると思います」と由美
「まんぼうを失うのは地底での探査に支障をきたす恐れもあります」
「なるべく犠牲を少なくし、且つ横穴探査をするにはこれしかありません」
「もし、有人で探査しろというならそれは自殺行為です」
「横穴の構造はわかっていないのか」
「入り口から1000mまでしか分からず横穴が分岐しており全て解明するのは
いまからでは無理だわ」とイワノフ
「この方法で大蔵を納得させるか」と太郎
「太郎博士には申し訳ないけどまんぼうⅡを手配してください」と由美
「あれはまだ試作段階だぞ」
「ないよりはマシだわw」と由美
「倭静かにしてるけどどうしたの?」とイワノフ
「今マンボウの改造をシミュしていた」
「地底と横穴が通じていると仮定していた。おいらはあの渦は南極の穴の防御と
捕らえている。下には行かすが上には脱出はさせないという罠だ。あとあの横穴は
地底からの脱出口だと仮定していた。それが使えないと言う事は渦を止めないと脱出方法が1つ無くなるということだ。」
「でどうする?」と太郎
「有人で横穴を探査する」と倭
「倭正気なの」と由美
「あぁ地底から見つけようと思っていたが出口から始めることに変更するだけだ」
「でも地底と繋がってる証拠はないわ?」
「おいらの第6感だ」
「フム」
「でも、誰が乗り込むの?」
「それは・・・・」
「琴音だ」
「琴音しかいない。」
「死ぬかもしれないのよ」
「地底に降りてこれなければおいらが必ず探し出し助け出す」
「フム」
「琴音にはおいらから話す」
「じゃおいらはいくぞ。まんぼうを改造改修してくる」
「待って私も行くわ」と由美
「太郎これでいいだろう。大蔵には最高指揮官のおいらが決定したことと話して
くれ。」
「あぁわかった」と太郎
「じゃこれで失礼します」と倭
こうして倭由美は第3格納庫のモンローに向かった
「倭いいの?」と由美
「琴音にここへくるように連絡して」と倭
「ええ、わかったわ」
携帯を取り出し琴音に連絡する由美
「はい。琴音です」
「由美よ。第3格納庫に来て」
「はい。わかりました。すぐいきます」と琴音
「じゃきたら、教えて由美おばちゃん」
「もう、はじめるの?」
「時間がないからな」
「どうするの?」
「通信機器とGPSの取替え。移動時に通信用アンテナを設置させるつもりだ。」
「倭まさかそれが目的で」
「それもある。しかし横穴の探査も重要と思ってる」
「本当は無人でしたかったが破壊される可能性がある」
「データー不足だから予想しなかったことが起きたとき人間の能力が必要だ」
「まだ他にも防御システムがあると思ってるの」
「そうだ」
「は~い琴音です。由美さんどこですか」
「琴音。こっちよ」
「は~い」
まんぼうに近づき倭を見つける
「倭もいたんだぁ」
「琴音いいか。今から話すことをよく聞いてね。横穴の上に渦が発生し消滅しない
横穴の探査をしなくちゃいけない。無人じゃ探査の意味がない。横穴への侵入確率は50%。モンローじゃなくこのマンボウ君ですることになった。」
「わかったわ。倭、私にこのマンボウ君に乗れというのね」
「そうだ。」
「指揮官の命令ならたとえ溶岩の中・4次元空間の中どこへでもいきます」
「琴音しか頼めないんだ。」
「倭心配しないで」
「ありがとう。詳しい計画書は明日渡す」
「一つ頼みを聞いてくれるかなぁ」と琴音
「なあに」と由美
「機体の裏に探査メンバー全員の名前を書いてほしいの。ごんの助花子もねw」
「わかった」と倭
「みんなと一緒にいたいの。名前だけかもしれないけど心が通じる気がするの」
「もしなにかあったらおいらが必ず助け出すからな」
「は~い。あぁあと機体の色を変えてほしいなぁw」
「何色がいいんだ」
「ひまわりのような黄色にw」
「わかったw」
「確かにこの色はダサイわねw」
「同じ乗るからにはかわいい色がいいw」
「フム」
「女はこんなときでもこうなのか」
「当然よ。男とちがって女はいつでもどこかしらに美とかお気に入りを表現したいのよ。」
「目立ちたいだけだ」と倭
「女心がわからない内は倭も子供ね」と由美
「うるさい」
「おいらはミーティングまでここにいる。由美おばちゃんも帰っていいぞ」
「倭ひとりで大丈夫?」
「まんぼうⅡの方を頼む」
「今日の23:00に届くらしいとメールがきている」
「わかったわ。」
「じゃ琴音行きましょう」
「は~い」
由美琴音が去った後倭はマンボウと向かい合い晩御飯も食べず改造改修をするのであった。
「おぉもうこんな時間か。ミーティングの時間だ」
「よし。ひとまず終了」
「え~とどこだったけ。開けスケジュール表w」
「ふむ、第1会議室19:00」
倭は第3格納庫をから第Ⅰ会議室に向かった
9月12日19:00
「では、はじめます」と倭
探査計画の確認とそれぞれの担当分野の確認などをし
「じゃ最終のメンバーを任命します」
「母船。由美美紀両博士、涅槃、明美、ごんの助、花子」
「横穴探査。琴音」
「探査機はイワノフ・ロバート・ローズ博士・亮・マリリン・倭」
「探査最高責任者はイワノフ博士・母船指揮官は東雲大佐・最高指揮官は倭です」
「琴音が1人で横穴探査する?」とマリリン
「先ほども説明しましたが横穴を取り巻く状況が変化しました。探査を追行するためにはこれがベストと判断しました。」
「これは連合からの指示であり最高指揮官からの命令です」
「倭お兄ちゃん」
「なんだw」
「私もマンボウ君乗りたい」
「涅槃。それはダメ。文字解読できる人間がふたりともいなくなっちゃうから」
「行きたい。行きたいぃぃぃいx」
「ダメ」
「ケチ」
「涅槃ちゃん。私は1人で大丈夫よ。この探査は地球と地球上の全ての生き物の
未来がかかってるのよ。わがままいちゃダメ」
「琴音お姉さん1人で寂しいかなぁと思って」
「ありがとう。でも1人で大丈夫よ。帰還したらマンボウ君でマリアナ海溝に遊びに行きましょう」
「は~い。毎日無事を祈って仏様にお願いしてあげる」
「ありがとう。涅槃ちゃん」
「さあ。いいかなぁ。琴音が言ったようにこの探査は未知だけど地球の未来が人類の未来がかかったまた人類が試される試練だと思います。我々に出来ることはなにもないかもしれません。でも、なにもしないでこのまま地球が滅びるのは耐え難い
と思います。出来ることをそれぞれがする。悔いだけは残したくありません。
じゃ明日10:00に南極の穴に飛び込みます。歓迎してくれるのか。拒否されるのかはわかりません。みんなが帰還できるよう最善を指揮官として尽くします」
いよいよ突入の時を迎える

その後(続き)

2008-09-20 | Weblog
9月12日13:00
「食った食ったぁ」
「緊張感のかけらも無いセルフね」と由美
「いまから緊張してなる」
「まぁそうだけど。」
「美紀お姉さんは?」
「なんか知らないけどまた新しい荷物が来てそれを取りに言ったわ」
「ワンワン」
「?」
「こらぁー待ってー」
「ワンワン」
「犬だぞw」
「こっちに来るわよw」
倭のいるテーブルにまっすぐ向かってる来る白い犬。どこかでみたような面影
「ゴンタだ」と倭
「ゴンタぁー」と叫んでみる倭
「わんわんー」
「倭捕まえて」と美紀
「ほい」
「おいでゴンタ」と倭
「ワーウン」
白い犬は倭の側までくるとおすわりをした。
「よしよし。いい子だぞw」
「はぁはぁーふー。」
「どうしたのこの犬は?」と由美
「倭が飼っていたゴンタの孫なの」
「通りで似てるはずだ」と倭
「でも、なんでおいらにすぐなつくんだ?」
「それよりこの水飲んでいい?」
「いいわよw」と由美
ゴクゴクと音を立てて飲む美紀
「無理して走るからだ。」と倭
「でも、まさかいきなり駆け出すと思わなかったから」美紀
「えーこの犬はゴンタの孫でごんの助」
「ごんの助?またへんな名前にしたわねw」と由美
「趣味が悪いぞ。美紀お姉さん」と倭
「倭がつけたのよw」
「?」
「ゴンタの子がごんの新その子がごんの助w」
「おいらそんな記憶無いぞw」
「火星にメールしたら倭がごんの助ていう返信あったから」と美紀
「フム、そういえばクソ忙しい最中にメールが来てオスはごんの助メスは花子て返信したな。で花子は?」
「そこにいるでしょうww」
「あら、いつのまにw」
下を見るとテーブルの下にふせをした犬がいた。
「忍者みたいな犬だなぁ」と倭
「2頭とも忍者犬よ」と由美
「ごんの助はどう見てもちがうだろうw」
「ごんの助は落ち着き無いけど戦闘犬、花子は臭覚聴覚が通常の犬の5倍あるわ。
ごんの助も臭覚聴覚は通常の犬の2倍あるわ。花子の戦闘能力はひとりじゃ発揮できないけどごんの助とコンビを組むと夜叉に変わるわ。」
「なんでまたここにいる。まさかこの犬が最終秘密兵器かw」と倭
「当りぃーーー」と美紀
「おいおい。冗談はよせ」
「霧葉さんていう人が送りつけてきたのよ」
「預かった犬を返す。役に立つはずだ。て」
「その中にビデオがあって見たけど凄いのよ」
「そして、色々調べたら臭覚聴覚も凄いのよ」
「でも手紙には注意書きがあって自分より強い相手の命令しか聞かない。」
「どういう意味かしら」と由美
「フム、霧葉らしいなぁw。この犬と戦えてことです。そうすればわかるてことです」
「どうするの?」
「戦うしかないでしょう」と倭
「なついてるみたいよ」
「手紙にはこの犬笛を吹けばいいとあります。」
「一度吹くと戦闘モードもう一度吹くと戻るらしいです」
「ということはその笛あればいいのでわ」と由美
「えーとですね。手紙にはこの笛は1度しか使えないと書いてあります。
使い方によっては殺人犬になるのでと書いてあります」
「霧葉にしては上出来の仕掛けだなぁ」と倭
「じゃ、軽く運動でもするか」
「ここじゃ狭いな。第6格納庫空いてるはずだからそこでするか」
「でもあそこはガラクタ置き場よ」と由美
「ガラクタもあるけど広いスペースも空いている。戦う場所としては最高さ」
「まぁ戦うのは倭だし。好きな所ですればいいわww」
「フム、すこしぐらいは心配しろ。噛まれたらどうするw」
「噛まれたら笛吹いてあげるからw死ぬことはないわwww」
「笛は美紀お姉さんが持っててね。由美おばちゃんはダメだぞ」
「じゃ。ごんの助、花子いこうかw」
「ワンワン」
「あぁ明美ちゃんにもくるように連絡して」と倭
「じゃ連絡するね」と美紀
携帯を取り出し明美ちゃんに連絡する美紀
「直接第6格納庫にいくて」
「ほーい」
3人と2頭は仲良く格納庫に向かった。
「ほよ。その格好は?」
「これは修行時代の服です。」
「まるで忍者ね」と由美
「美紀さんから電話あってお話聞いたら霧葉さんの訓練した犬というし、たぶんこれは
倭さんというより私へのことづけと思いました。」
「じゃおいらは軽く準備体操」
倭は太極拳のような動きをし静かに準備体操をはじめた。
明美も同じく準備体操をはじめた。
明美はまるでアクロバットのような素早い身のこなしであった。
「じゃいいかな。明美ちゃんやるよ。」
「はい」
「どうしてふたりでするの」
「ひとりじゃ。ひとりの命令しか聞かないだろう。」
「まぁそうだけど」と由美
「美紀お姉さん。いいぞ」
「じゃ吹きますよ。いいですか」
「ほーい。」
「はい」
美紀は静かに犬笛を吹いた。
「グルゥゥゥ」
ごんの助・花子の表情が険しくなりそれまで大人しくしていた2頭はまるで羊を狙う狼の
ように倭・明美の周りを回り始めた。
倭の指示で由美美紀は格納庫の1階が見渡せる2階部分に上がっていた。
「どうするのかしら。」と由美
「わかりませんw」と美紀
背中合わせの倭・明美
ごんの助は倭を花子は明美を睨み付けている。
長いにらみ合いが続いた。
倭・明美と視線を合わせジリジリと近寄る2頭の犬
「そろそろ来るぞ」と倭
音も立てず飛び掛るごんの助と花子
同じように宙を飛ぶ倭と明美
その後2人と2頭は交互にそしてあるときは倭・明美がそれぞれの犬と死闘を繰り返した
「つえな。この犬はw」と倭
「そうですね。それに手加減する気もないですよ。2頭ともw」
「あぁ。霧葉のやつめ。殺せて命令してるぞ。これはww」
「じゃボチボチとケリをつけるぞ」
「はい」
倭が右へ明美は左へと移動した。
それを追いかけるようにごんの助・花子が回りこむ。
距離を詰めたのは倭たちであった。
飛び掛る2頭の犬
倭は花子の攻撃をかわし犬を撫ぜるように眉間を一突きした。
明美は左右の手で十字を作りごんの助の攻撃をかわし
明美も同じく眉間を一突きしたのであった。
着地と同時に2頭の犬はその場に倒れた。
「ぐるぅうぅぅっぅ」起き上がる2頭
「美紀お姉さん。犬笛吹いて」と倭
「はーい」
美紀が犬笛を吹くと吼えるのを止めた。そしてまた力尽きたようにその場に倒れる2頭
「立ってくるとは凄い犬だ」
「でもいいんですか。これで」
「いいさ。殺すことはないさ」といいながら右腕に出来た傷の血を舐める倭
「そうですね。私もこれ以上戦えば殺してしまいます」と明美
「その手裏剣を血で染めることはないさ」
「・・・・・」
「倭さんに傷をつけるだけでも大した犬たちですね」
「ひとりで戦えば殺していたかも」と倭
「大丈夫?」と由美
「血が出てますよ」と美紀
「大丈夫だぞ」と倭
「死んでるの?」
「気絶してるだけだ」
「明美ちゃん起こしてやって」
「はい」
犬に近づき気を送る明美
「わん」「ワンワン」
気絶から目を覚まし戦闘意欲のない普通の犬に戻った2頭
尻尾を振りながら明美とじゃれあう2頭
「はら減ったぞ。飯食うぞ」と倭
「ごんの助・花子にも水やってね」
「それからその2頭は明美ちゃんが面倒見てね」と倭
「えーー。私が面倒見るんですか?」と明美
「えーとですね。手紙には倒れて最初に目にした人間が新しい犬の主人となるて書いてあります」と美紀
「wwそれじゃ明美ちゃん。ちゃんと面倒見るんだぞ」
こうしてまた探査に加わるメンバーが増えたのであった。

おいらからの提言

2008-09-17 | Weblog

消費者庁を

消費者省にするww

この中に農林水産省・国土交通省・経済産業省・厚生労働省を合併する。この4つは消費者(国民)に深く関わる行政機関だからwwwwwww

環境省は単独機関にして消費者省の監視機関とする。

ゴミ多いぞ。CO2出しすぎとか

文句言う機関とする

他の省も関わるけど頻度が低いから除外してます。

いい案でしょうwwww

一元管理で大臣1人www

これで4つの省がなくなり、20兆ぐらい浮くんじゃねのwww

大臣1人じゃ大変なら副大臣4人にしてそれぞれの最高執行責任者にして大臣は最高経営責任者て感覚でどうですか。まぁこんだけの範囲をみれる政治家いないかもしれないけど副大臣で経験積めばいいと思う政治家にいなきゃ民間人からでもいいと思う。

まぁおいらだけかもこんな発想するのwwww


その後(続き)

2008-09-17 | Weblog
9月10日19:00
今、格納庫ではモンローの補強がなされていた。
アンディから説明された倭ほ一瞬青ざめた。がこれくらいのことは覚悟
補強の方法を確認し全てをアンディに任せた。
「ボビー間に合うか?」
「なんとかなるぞ」
「12日の18:00までには終わるぞ」
「13日までに出来れば倭も安心するじゃろ」
「安心しないぞw」
作業用のゴーグルをはずし倭が言う
「いたのかw」
「時間が空いたから手伝ってるぞ」
「このコーティングは人口臓器の開発過程で製造されたものだ。今は人口臓器では
使われて無いものじゃ。耐久度が少し落ちるが軽量じゃから仕方なくつかっておる
これだけの範囲を補強するにはこれしかないからのう」とアンディ
「なん%できる?」
「問題はそこじゃ。93%が限界じゃ」
「どうしてもできんところがある」
「そこをどうするかじゃ」
「今、琴音が最善の方法を模索してる。」
「いつごろわかる?」
「今日中にはでると思う」
「ふむ」
「なければそのままでいいと思ってる」
「命とりになるぞ」
「仕方ないさ。無理にするよりいいと思うぞ」
ルウゥゥゥ携帯が鳴る
「はい、倭です」
「琴音です。結果がでました」
「今からそちらにいく」
アンディと倭が琴音のいる第5研究室に向かった。
「結論からいうとここじゃ残りの補強はできません」
「13日までには不可能とでました。」
「いまある全てのデータから検証してこの部分から分解してします確立は2%
とでました。」と琴音
「その2%の要因は?」
「出力100%以上のエンジン負荷を1分以上したときです」
「キャサリンだけで帰還すればいいということだなぁ」
「そうです。キャサリンには異常ありませんので」
「でも謎の渦を突破するときにキャサリンの能力ではギリギリですのでモンローの
推進力がないと不安です」
「そのときに考えるよwそれしか手は無い」
「警報鳴るようにシステムは変更して起きました。」
「それだけでいい」
「はい」
「アンディどう思う」
「まぁ100%以上の負荷1分はきついかもしれんの」
「緊急加速が出来ないということじゃぞ」
「最後のクソ馬力が出せんというこじゃ」
「ああ」
「渦の性質はまだよくわからないいだ。ただ上への吹き上げは記録されていない」
「吸い込まれるだけということか」
「ああ」
「それも観測された最大のものが基準だ。それ以上の大きさだと今の能力では帰還出来ない」
「フム」
「今から心配しても仕方なし、危険は付き物さ」
「最後の最後の脱出方法は考えてあるしね。」
「どうするんじゃ?」
「今は言えないw」
「大体想像はついておる」
「じゃがそれは危険すぎるぞ」
「wwだから危険は付き物とww」
「何が起きても助けにいけんということを忘れるな」
「危険と思う前に回避生き残る基本だぞ」
「あぁ、サムから何度も聞いた」
「あいつは人には言うくせに自分は実行しよらん。馬鹿息子じゃ」
「アンディさんてサムのお父さん?」
「ww奥さんのお父さんだよ」
「今頃月でなにをしとることやら」
「なんでも、せんべいとか饅頭を・・・・」
「こら倭」
「いいじゃん。それ近いことしてるんだからw」
「確かに月面開発者が考古学者みたいに遺跡を発掘しておるww」
「ゲレアさんたちどうしてるのかなぁ」
そのころ月面では
「グレアなにか光らなかったか?」とサム
「なにも感じなかったぞ」
「?!」
「この奥から・・・・」
「感じたか。淡い光だがなにかが点滅している」
「東雲博士こちらへきてください」
「東雲です。了解です」
遺跡の中の壁の隙間から見えた僅かな淡い光
「ここからです。」
「この壁を開ける方法を見つけ出さないと手の打ちようがない無理に破壊するのは今は危険だ」と東雲
「確かにそうですが今は急がないと」とサム
「いやサムそれは最終手段だ。無理に破壊すると遺跡ごと爆発する可能性もある。
今は南極の穴の探査を待とう。それまでもう少しこの内部を詳しく調べよう。
倭たちがなにか見つけ出すまで待とう。」とグレア
「あぁわかった」とサム
9月11日08:00
「おはよう」とイワノフ
「おはようございます」とマリリン
「みんなは?」
「琴音はモンローの点検・明美ちゃんはシミュ室・由美美紀さんはキャサリンで
火器の取扱のシミュ涅槃は部屋で読経してます」
「男どもは?」
「ロバートは医薬品の最終点検・ローズと亮は南極の穴の実地調査・倭は寝てる」
「暢気なのは倭だけかww」
「いつものことですからw」
「おはよ」と倭
トレーの上にはトースト・コーンフレーク・サラダ・スクランブル・いちごミルク
フルーツ
「朝から大盛り?」
「なにも動いて無いから少し控えたぞ」
「それ、十分大盛りよw」とイワノフ
「倭にしてはこれが少な目の量てことです」とマリリン
「倭」
「うん、なんですか」
「あと2日しかないのよ。暢気にしていていいの?」とイワノフ
「今更あわてることは何もないです」
「モンローの補強は今日中に終了するし穴の調査は亮がしてるし・・・」
「いつ出発するの?」
「13日の10:00にスケジュールしました」
「いよいよね」
「あと12の夜ミーティングしたいんですがいいですか」
「いいわよ。あとで時間の連絡頂戴」
「はい。メールしておきます」
「それと涅槃は探査中でも読経をするのかしら?ww」
「だぶんすると思いますww」
「お線香は焚かないでしょうねww」
「焚かないように言っておきますww」
「読経するなとは言わないけどお線香は・・・」
「イワノフさんも苦手あるんですね」とマリリン
「あれを狭い機内でやられたら・・・・」
「涅槃もわかってると思うぞ」
「でも。伽藍老師と倭の関係は」
「あのクソ坊主のところで若いころといっても8歳ぐらいですが修行といか
遊びにいってしばらくいついてしまっただけです。」
「ふーん、でも涅槃は修行してたはずといっていたよ」とマリリン
「クソ坊主が言うだけさ。おいらはある場所で寝起きしてただけさ」
「涅槃もそこで修行したて言ってたわよ」
「それ以上なにかいってた?」
「それだけよ。」
「聞いても信じられないと思うだけさ」
「聞きたいなぁ」とイワノフ
「その部屋の壁に向かい座禅を組んでるだけさ。」
「つまらない修行ねw」
「精神統一」とイワノフ
「それに近いもんです」
「おとなになっても出来るの?」
「いえ、おとなじゃ出来ません」
「?」
「その部屋は子供しか受け付けません」
「特殊な部屋なの?」
「そうみたいです」
「で、そこで修行するとどうなるの」
「なにもかわりません」
「ただそこで修行したと言われるだけです」
「へんな部屋なのね」
「修行ていうよりその空間にいたと言う感じです」
「倭は仏とか神とか信じるの?」
「信じます。実存しないけどいると思ってます」
「イエス・キリストなのか釈迦なのかというのではなく神は生体エネルギーとして
信じてます」
「私も神を信じます。この予知能力も神の手を借りてるだけと思ってます。」とマリリン
「あなたたちて変な子ねww」
「科学の進歩と関係なくおのれの内側に何かまとめてるのかしら」とイワノフ
「そうかもしれません」と倭
「でもよくわからないときがあります」とマリリン
「ごめんあさいね。話がへんなほうに行ってw」
「じゃ行くね。司令部から9時に呼び出しなのよ」とイワノフ
「太郎は暇人だらかさっさっと逃げてくるといいぞ。話が長くてつまらんからw」
「そうもいかないわよ。月面の新しい報告書が出来たからて言うのよ」
「フム」
「そういえばサムとグレアは元気なのかしら」と」マリリン
「あのふたりは元気だけが取柄の中年おやじたちだ」と倭
「月でクシャミしてるわよww」
「そういえば由美美紀は武器のシミュしてるらしいが・・・。」
「ふたりでなにか変な装置開発して今試験してるわよ」
「スコープといい今度は何をしているのだ」
「よくわからないけど中性子がどうのこうのて」
「フム」
「まぁ倭あのふたりはふたりで探査の成功を考えるのよ」とイワノフ
「そうだといいんですがねwww」
「じゃ行くね」とイワノフ
「いてらしゃい」倭マリリン
こうして何気ない朝であった。

その後(続き)

2008-09-15 | Weblog
9月9日08:00
「燃料注入終了」
「南極までの燃料をいれたのか」とアンディ
「ああ。南極で満タンにする」
「これからすぐ出るのか」
「出発は10:00予定」
「倭大佐。輸送機が到着しました。」
「了解です」
「じゃアンディ荷物まとめてみんなに乗るように指示お願いw」
「?。わしら年寄りに氷点下60℃の世界に逝けというのか」
「うん」
「外は寒くても格納庫はあったかいぞwそれに南極天然オンザロックが飲めるぞ
「いらんわいw」
「アンディは探査機に乗るのだぞw。落ちたらアンディが責任とれw」
「下手糞パイロットの腕のせいじゃ」
「アンディ~先に行って先に飲んでるぞ」とボビー
「うるさいw早く逝けw」
「うるさいとはなんだw。このしにぞこない」
「うるさい。」
「倭大司令部までお越しください。」とアナウンスが入る
「司令部がお呼びなんでちょくらいってきます」
「フム。もう帰ってくんなぁ」
「さみしいくせに」
「明美ちゃんなら寂しいが倭はうっとしいだけじゃ」
「のう。明美ちゃん」
なぜか仲良くなったアンディと明美ww
「倭さん。急ぎみたいですよ。向こうから来たみたいです」
「?」
明美が指差す方を見ると太郎と小さな少年が歩いてくる。
「時間がおしいのでこちらから来たぞ」と太郎
「この少年は?」
「はぁはぁ少年ではないが背が短いw」
「短いとはなんじゃ」
「こちらは言語学者の伽藍博士だぞ」
「それも古代考古の世界有数の博士だぞ」
「このおやじも乗せろというのか?」
「ああ」
「食料スペースとも予備はあるだろう」
「あぁ。言語は琴音がいるからいいと思っていた」
「まぁそういうな。」
「琴音はたしかに素晴らしい頭脳をしている。しかし、まだ越えていない人格が
ある。」
「まさかこの伽藍博士て涅槃寺のクソ坊主か?」
「wwおやじからクソ坊主に出世したわい」
「顔がちがうぞw」
「歳をとれば顔は変わるぞwおまえの知ってるわしは15年前の顔じゃ」
「爺はそんなに顔は変化しないだろうwあんとき70では?」
「えー今85歳」と明美
「ほぉほぉ。」
「倭よお前は相変わらずネネ顔じゃのう」
「うるさい」
「ほぉほぉわしに向かってうるさいというのはお前とこの涅槃だけじゃ」
「?」
「まさか!」
「そうじゃこの涅槃が同行する」
「わしの孫じゃw」
「いくつ?」
「女性に歳を聞くのはあほうのすること」と涅槃
「ほぉほぉ。倭よ。涅槃は今10歳じゃ」
「クソ坊主おいらがどこにいくのかわかってるのか」
「南極の穴」
「知っていて承知したのか」
「ほぉほぉ。役に立つぞ。この子は」
「おいらは小学校の先生じゃないぞ」
「武術はわしが3歳の時から教えた」
「わしの持っておる知識は1歳から教えた」
「今はわしと同じか若い分柔軟じゃから上かもしれ」
「会謝佛好枕而」と涅槃
「空」
「心」
「念」
「このお兄ちゃんあの法典理解してるんだぁ。凄い」と涅槃
「これこれ涅槃。こやつがあの洞窟の主じゃ」
「え~~~~うそ~~~」
両手を合わせ合掌する涅槃
「まさかあの洞窟で修行させたのか?」
「そのまさかじゃ。こやつの遊び場があの洞窟じゃww」
「クソ坊主めw」
「人間には無限の可能性がある。」
「伽藍。わたしこのお兄ちゃんと遊びにいってくるよ」
「好きにしなさい。」
「だがひとつ約束しなさい。おまえはあの寺の継承者ということを忘れることなきように。毎日修行するのじゃ。よいな」
「はい」
「どうする?倭」と太郎
「この子は来るなといっても来るでしょう。変に隠れてついて来られるより目の届くところに置いていきます。」
「わたしは置物ではない」
「フム」
「ほぉほぉ」
「文字の知識はわしが保障する。役に立つときが必ずくる。」
「フム」
「じゃ行こう。お兄ちゃんw」
南極の穴探査に新たに涅槃が加わった。
「じゃ出発前にミィティングします。涅槃もおいで紹介するから」
「は~い」
9月9日11:00
「えーこの子が古代文字解読担当の涅槃です。私の推薦ということで了解ください
武術も取得してます。ただわがままで生意気ですがねwwww」と」倭
「わがままで生意気で優秀な女ばかりだなぁ」と亮
「わはっあぁ」と大笑いが会議上に響く
「えーまぁっその。そうなりました」と倭
「涅槃。自己紹介して」
「はい」
「名は涅槃。海底月面文様解読班にいました。これからよろしくね」
「まさかあの解読班の主任てこんな小さな子だったんだ」とイワノフ
「おいらも驚いてます。まさかこんなクソガキだとは思いませんでした。」
「こら倭レディに失礼だぞ」とマリリン
「まぁじゃこんなお子ちゃまだとは・・・・」
「いっしょですよ」と明美
「フム。じゃ涅槃なんて呼ばれたいwww」
「涅槃て呼んでもらえばw」
「じゃこの辺で本題に移ります」
「南極まで試運転し南極で最終の点検と整備をします。後は予定通りに決行します
9月13日にスタート時間は未定です。いま解決しなければならないことは
ありません。全て計画通りです。質問ありますか?」
「母船・探査機のメンバーは?」とマリリン
「発表します。イワノフさんいいですか?」
「いいわよ。w」
「母船由美博士美紀博士明美大佐涅槃」
「探査機イワノフロバートローズ博士マリリン琴音亮倭です」
「これは指揮官命令です。母船の指揮官は明美大佐とします」
「探査機・母船の最高指揮官はわたしが勤めます。以上です」
「では出発時間がまじかなんでこれで終了します。」
「出発は12:30です」
それぞれ覚悟を決め気を引き締めるメンバーであった。

9月9日12:30
「メインエンジン点火」と倭
「ラジャ」
ゴォォォオォォー
探査機のモンロー母船のキャサリンの連結機「ペイニン」は機体を僅かに震わし
地上から浮き上がった。垂直可変式エンジンで浮上高度500mより移動のための
翼を出し一路南極に向かう。
「どうを?」
「異常はないわ」と由美
「各機器も正常ね」
「潜るとどうなるかはわからないわ」
「今良ければ全てよしw」と倭
「微妙な振動がありますね」と明美
「あぁおいらも感じている」
「これは今ペイニンがしわや乱れを直してるのじゃ。シルクの服をきて体にピッタリ撒きつけているのじゃ」とアンディ
「微調整てことか」
「この試運転は地球を2周するはずじゃ南極につくころには心地よい振動にかわるじゃろ。心配するな」
「あぁペイニンは保守的で融通の利かない女じゃないてことね」倭
「そうじゃw」
「明美ちゃん分離テスト準備」
「はい」
「いまから分離テストと合体テストをします。準備お願いします」
「キャサリンには明美・由美・美紀・涅槃・琴音」
「モンローにはそれ以外の人でお願いします」
「手動でやります。以上」
「えー手動ですか」と明美
「じゃないと意味がない」と倭
「じゃいくよ」
「はい」
キャサリン・モンローの分離テストが始まった。
「分離30秒前」
「10秒前」
「5・4・3・2・1・分離」
スーとふたつの機体は離れた。
「キャサリン高度1800まで上昇」
「ラジャ」
「誘導電波発信」と倭
「モンロー1800まで上昇」
「誘導電波確認」
「レーダーモンロー捉えました。距離1000」と由美
「速度マッハ1.5」と明美
「これより有視界飛行にて合体します」と明美
「了解」と倭
「距離500」と由美
「明美お姉ちゃん。無 無は無」
「心を無に」
「はい」
「距離200」
「100」
「50」
スー
「合体終了」
「じゃ今度はモンローでやります。」と倭
「明美ちゃん。お見事でした。」と倭
こうして機体・計器・機器の点検をしながら南極へ向かった。
「こちらペイニン。南極基地応答お願いします」
「こちら南極基地。現在横風30mです。視界は良好」
「誘導電波お願いします」
「横風大丈夫ですか?」
「30mでぶれるようじゃ。この探査は中止します」
「了解。誘導電波JK348です」
「JK348。了解」
「じゃ明美ちゃんお願い」
「はい」
「こちらペイニン着陸態勢に入ります」
「了解。」
「こちら南極基地横風40に上昇」
「了解。」
「第1滑走路へ」
「誘導電波キャチ」
「横風40mから50m」
「機体安定装置作動」
「了解」と倭
「高度800
「エンジン角90」
「了解」
「可変翼70」
「了解」
「着陸します」
ペイニンは静かに滑走路の真ん中に着陸した。
「ふーう」
「お疲れ様」と倭
「これだけスムーズに各翼が動くとパイロットいらないみたいw」と明美
「コンピュターはあくまで補助。動かすのは人間の力。明美ちゃんの実力です」
「ありがとう」
「お兄ちゃんは雑念多いから他人に頼るw明美ちゃんは雑念を払い無心でするから
徳があつまる」と涅槃
「うるさい。クソ尼はさっさと降りろ」と倭
「まだ会得してないもん。まだ僧じゃないもん」と涅槃
「そか。じゃその頭はなんだ」
「おじいちゃんがこれしか許してくれないの;;」
「いいくそ坊主だぁ」
「頭シャリシャリさせろ~~w」
「い~だぁ。お兄ちゃんには触らせない」
「倭行くわよ。涅槃ちゃんも倭と話してるとアホアホ病になるわよw」とマリリン
「うるさい」
「じゃね」
「こけるなよ。」
「倭お兄ちゃんこそ迷子になるなよ」
「くそがき~~待ってコラ」
相変わらず女に弱い倭であった。
「ボビーどうじゃ」とアンディ
「ううん。寝る暇ないぞ」
「鋲の強度が足りんか」
「補強はコーティングでするしかない。鋲の周りにBCV89で補強する」
「最強度形状記憶シリコンか」
「これで少しは耐えれるとおもうぞ」
「上昇時の振動に耐えることが出来るかどうか微妙ということか」
「スパイラル上昇なんて倭がするからだ」
「じゃが真っ直ぐ上昇すればこれだけのスペースは確保できんぞ」
「おいらたちに出来る最善をするしかないのぉ」
「あとは倭たちに任そう」
こうして第2格納庫にモンロー第3格納庫にキャサリンはアンディ・ボビーにより
最終点検を施され最後の最後の修繕をされるのであった。