9月14日9:00
「出発準備完了」とマリリン
「じゃ行きますか」と倭
「こちらモンロー今より離陸します。」
「了解です。気をつけてね」と明美
わんわんとごんの助花子の声がする
「ごんの助花子もいってらしゃいていってるよ」と涅槃
「ふむ。食い物の恨みは執念深いといっておけ」と倭
「じゃ帰りは予定通り17:00です。遅れる場合は必ず連絡します」
こうしてモンローはアスカ遺跡の調査に向かった。
「さてと美紀、反陽子光線発射装置の組み立てしてくるね」
「はい。私はここの太陽軌道の観測と分析をしますね」
「涅槃ちゃんは?」
「私は明美お姉さんとここにいます。いつイワノフさんたちが新発見して連絡あるかわかりませんから」
「じゃお留守番は2人にお任せするね。なにかあれば連絡してね」
「は~い」と明美、涅槃
「じゃ美紀いきましょう」
「は~い」
「今日の食事当番は明美ちゃん?」
「はい。」
「私たちはお昼簡単なものでいいから適当に自分たちで用意するね。美紀はコーラさえあ ればいい子だし私は何か始めだすとご飯なんか忘れてするたちだから」
「でも、何か食べないと体にいいことないよ」と涅槃
「心配しなくていいわよ。食べないんじゃなく食べに来るのが面倒でスナックとかポテチ
で済ましてしまうのよ。」と美紀
「時間になったら届けますよ」と明美
「いいわよ。倭たちからなにかあったとき司令室にいないと」と由美
「ごんの助と花子に届けさせますからw」
「お手伝いできるの?この犬たちw」
「はい。私の知らない間に自分たちでモンロー・キャサリンの構造とかどこになにがあ るか全て覚えたみたいなんです」と明美
「倭お兄ちゃんよりおりこうさんだねww」と涅槃
「今日の朝もマリリンお姉さんに洗面所どこだとか聞いてたからww」
「自分に興味あることはとことん追求するけどどうでもいいことは覚える気が無いのよ。
ましてお風呂とか顔を洗うことなんてどうでもいいのよw1週間お風呂入らなくても
平気なやつだからw」
そのころモンローでは
「クシュン、ハクション」と倭
「また誰かに誹られてるな」と亮
「うるさい。そんなことより投下した機材の点検をしろ」
「そこのモニター見りゃわかるだろ」
「到着まであと10分です」とマリリン
「ローズ着陸地点はどこにしましょう」とイワノフ
「そうだな。真上にいくのは危険だな。少し離れたところからホワイトアマゾンで移動したほうがいいのでは」
「おいらもそれがいいと思うぞ」と倭
「じゃマリリンに残ってもらいます」とイワノフ
「私も遺跡に行きたい」とマリリン
「モンローに誰か残るのは仕方ないことなのよ。中尉なら理解してるでしょ」とイワノフ
「はい」
「じゃマリリンお留守番お願いね」
「了解しました」
「じゃ遺跡の後方500mに着陸します。どこか着陸場所に最適な所にお願いね。」
「了解。地表探査開始」
「了解です」とロバート
「左40度前方300mに水平で岩盤の固い地表あり」
「了解。そこに着陸します」と倭
「シートベルト着用。」
「未確認飛行物体確認距離5000mマッハ3で接近中」とマリリン
「おい倭迎撃準備は」
「時間が無いぞ」
「早くしないと破壊されるぞ」
「距離1000m」
「おい倭なにか指示しろよ」
あわてふためく亮顔は蒼白で倭の方を睨みつけている
「ここで死ぬのかなにもせずに」
「あわてるな。周りを見てみろ」と倭
口を押さえて笑いを噛み締めるローズ腹を押さえて笑いを堪えるロバート
マリリンに至っては笑いを堪え顔が真っ赤である。
「?????」
「まさか」
「そのまさかだ」と倭
「・・・・・・」
「いい亮これは私がマリリンにお願いしたの。着陸前にお芝居してと」イワノフ
「ひどいなぁ。みんな」
「ごめんね。亮」
「亮あなたは優秀な研究者であることはみんな承知してるわ。でも今あなたは
戦闘員でもあるのよ。これから先なにが起こるかわからない状態で一番心配なの は実戦経験のないあなたの精神状態なのよ。簡単に言うとパニックね」
「亮気を悪くするな。この話を聞いた時イワノフさんはお前のプライドとか落ち込むんじゃないかと心配してた。がおいらは賛成した。経験不足は簡単に口で言ってもだめだ。経験に勝るものはない。それもリアリティのある状態がベストなんだ」
「あなたに死んでほしくないのよ。」とイワノフ
「・・・・・」
「亮みんな死を意識しながらこの計画に参加してるのよ。死ぬのが怖いのはみんな同じなの。あなただけじゃないわ。昨日のミーティングであなたが由美さんと交わした会話のなかであなたが見せた恐怖心はだれでもあるの。でも私たちは軍人でも
あり科学者でもあるわ。あなただけなの民間人は。亮が足手まといになるとかそうじゃないの。射撃にしても格闘技にしても素晴らしい成績だわ。でも実戦不足なのよ。だからみんなにお願いしたの。悪く思わないでね」
「明日からおいらが鍛えてやる。腹筋100回腕立て100回30mダッシュ10本を3回でぐらいから始めてだな・・・・」
「そんなことより着陸早く着陸しなさい」とイワノフ
「?」
「まだ空中に停止したままよ」とマリリン
{あぁ」
「こちらモンロー。キャサリン応答お願いします」
「こちらキャサリン感度良好です。投下した通信装置の機能は今の所全て正常を確認しました。レーダーにて現在地も確認しました。どうぞ」
「これよりこの地点に着陸します。モンローにマリリンが待機それ以外のメンバーで調査及び探査を10:15よりホワイトアマゾンにて開始します」と倭
「了解です。」と明美
「お兄ちゃん」と涅槃
「なんだ」と倭
「絵文字の石になにか書いてないか調べていい?」
「ここにある全ての石?」と倭
「うん。鳥さんにお願いしていいかな」
「了解したぞ。絵に合わせて飛行するようにすればいいんだな。鳥さんはモンローにあるからマリリンにお願いしますw」
「了解です。今鳥さん3号4号に絵文字の飛行コースをインプット開始しました。あと石の裏側に何か書いてあるかもしれないから磁気でも観測させますね。鳥さんで出来る調査は全てしますね。データーはそちらにもリアルで送ります。解析はそちらでしてください。約1時間かかると思います。鳥さん開始は11:30からの予定です」とマリリン
「は~い。了解です」と涅槃
「じゃ着陸開始します」
「了解です」と明美
モンローは静かに着陸した。
「大気分析開始」と倭
「了解」
「おぉこれは」
「どうしました」と倭
「気温湿度気圧酸素濃度など・・・・地上のアスカ遺跡のある場所と同じと分析されたぞ」とローズ
「ここは平地ですよね」とイワノフ
「そうだ」
「不思議な現象ですね」
「あぁ」
「アマゾンの準備完了です」と亮
「出発しましょうか」とイワノフ
「倭は?」
「もうアマゾンに乗ってます」とマリリン
「いい心がけね」とイワノフ
「運転したいからですよw」マリリン
「倭、運転は亮がするのよ。あなたより亮の方がアマゾンのことはわかるわ。
大人しく助手席に乗りなさい」とイワノフ
「ブツブツ」
「何か言った。従わないとおやつといちごミルク本当にきんしするわよ」
「ブツブツ了解」しぶしぶ了解する倭
「あなたのおもちゃじゃないんだから。大事な探査車両なのよ」
「了解です」
ホワイトアマゾンに乗車したイワノフ・ロバート・ローズ・亮
助手席で大人しくしてる倭
「こちらアマゾン。ハッチオープンお願いします」と亮
「了解です。」とマリリン
「いってきます」とイワノフ
「お気をつけて」とマリリン
ガチャと音がしてハッチは静かに開いた。モンローの後ろからホワイトアマゾンは
滑り出すように出発した。
「快適だろう。全輪可変だぞ。真横にも移動するぞ時速100km/hまででるぞ」と倭
「うるさい。静かにしろ」と亮
「倭、ちゃんとレーダー見てなさいね。」とイワノフ
「ほい」
「バリアーテストするぞ」と亮
「ほい」
「こちらアマゾンモンロー応答お願いします」
「こちらモンロー感度良好です」
「バリアーテストします。そちらからミサイルとレーザ攻撃してください」と亮
「了解です。」
「バリアーON」
あらかじめ決めてあるミサイルと最微弱のレーザーを発射するマリリン
「着弾10秒後です」とマリリン
「了解」と倭
シュルゥゥゥーボーンン
「ほぉ意外と頑丈だな」とローズ
「次レーザー発射します」とマリリン
シューとモンローのレーザー発射装置から赤い光線がでた。
「ウオォォォ。これは」とロバート
「少し問題がありだな」とローズ
「計器の異常は」とイワノフ
「無問題」と倭
「でもこれ最微弱でしょ」とイワノフ
「こちらモンロー先ほどのレーザー光線は最強でした。誰かさんがいじったみたいです」とマリリン
「みんなを殺すきかぁぁぁぁ」とイワノフ・ローズロバート亮
「おいらの開発したバリアーは素晴らしいw」と倭
「少しは加減しろ最強でテストする馬鹿がどこにいる」と亮
「まぁ無事でなによりwww」と倭
「これで少しは安心してバリアーが使えるぞ」
「倭。こんどこんなことしたらおやつ抜きよ」とイワノフ
「まぁ実証されたからもうしないぞ」
火星でも地下でも倭のすることはいい加減であると思うイワノフであった。
だがこの倭を認めるイワノフである幾多の困難と試練をさらりと遊びのように
克服してします力量もしかして新人類ではと思うイワノフである