ほっとやましろ情報局

石川県加賀市「山代温泉」のHOTな 旬な温泉地情報をお届けいたします。

地産地消♪ 「ピリ辛野菜カレー」

2010年08月30日 | Weblog

石川県はカレー人気(ブーム?)で、県内各地にカレー屋さんがぞくぞく増えています元祖金沢カレーと言われるカレーは、



とろみの強いカレーにカツとキャベツがのっていてさらにソースがかかっている・・・という食べ応えのあるカレー


もちろん元祖のカレーに限らず、色々なカレー店があります。カレー人気は意外とすごくて、北陸のカレーのお店を集めた本が出てしまうほど


 


そんな石川県の、ここ山代温泉でも美味しいカレーが食べられるお店がありますこのカレー目当てで遠くから来るお客さんもいるそう


そのお店は、


山代温泉の中心街にある「はづちを茶店」です。



紅殻格子の美しい建物に美味しい和菓子やオリジナルスイーツが名物のお店


  


 


この、はづちを茶店の名物「はづちをカレー」を紹介します



見た目はこんな感じです


味は・・・、炒めた野菜の香ばしさと、とろみのあるカレー、固めのごはんとがよく合います。カレーのいろいろな材料のとけあった旨みを最初に感じ、後からピリリとした辛さがきます。おいしい、かつ体によさそう(効きそう!?)な味!



伺うと、お米は加賀産こしひかり、


上にのっているのは地元産の旬の炒め野菜。


ルーは、すりおろした野菜でとろみをつけた手作りルー、スパイスもオリジナルなんだそうです。


さらに赤のラインの際立つ器は、地元の作家さんの作った九谷焼


加賀の美味しい所がぎゅっとつまったカレー和の趣ある店内で食べる手作りカレーはおつな味です。ぜひぜひお試しあれ


 


 


 


猛暑の中の八朔祭

2010年08月27日 | Weblog

石川県でも連日猛暑が続いていますが、早もう9月。暦の上では秋ですね

息も苦しくなるような猛暑の中、今年も「八朔祭」が行なわれました。朝の7時から夜の9時迄、獅子舞が山代の街なかを練り歩き、五穀豊穣を願います。

大きい獅子は迫力満点。

勢いのある大人の獅子や、

かわいい!?子供の獅子も舞います。

 三味線や横笛の演奏に合わせて舞う獅子を見ていると、ふとタイムスリップしたような感覚に・・・。

江戸時代、さらに以前から続くと言われる八朔祭。五穀豊穣を願い神に感謝するこの祭は全国各地で行なわれていますが、ここ山代でも途切れることなく行なわれていることはとても貴重で素敵なことだと思いました

 

ちなみに「八朔」の意味とは・・・

旧暦8月1日(朔日)の事で、 「田の実りをお供えする」と言う意味と、「稲穂の豊穣を祈願する」という二つの意味合いがあります。旧暦の8月頃になると早稲の穂が豊かに実るので、農民の間にはその初穂を恩人に送ったり、公家や武士の間でも、「田の実」を「頼み」にかけて日頃お世話になっている(頼み合っている)人に、感謝をこめて贈り物をする風習があったとと言われています。果物の「ハッサク」は、8月1日ごろに食べられるようになったため、この名が付いたそうです

 


残り一週間…やましろ夏まつり 

2010年08月18日 | Weblog

半月以上にわたって毎晩行なわれる「やましろ夏まつり」も残り一週間を切りましたイベントや出店盛りだくさんな夏まつり、そんなお祭りの様子を報告したいと思います

 連日お祭りの中にできる長い行列。正体は…

            

ガラポン抽選会宿泊者参加の空くじなしの抽選で、特等はニンテンドーDS!以下現金一万円や山代温泉特産品等などカランカラ~ンと鐘が鳴ると皆さん大盛り上がりです。

            

 

出店では、

苦戦しつつ盛り上がっている「スーパーボール」

                

大人も熱中してしまう懐かしの「射的」

            

意外と年少者の方が上手!?な「パターゴルフ」                    

           

 

また、会場の一つ「はづちを楽堂」では日替わりで音楽会が行なわれています。この日は「昭和ヒットメドレー」懐かしのフォークソングが流れ始めると皆、足を止めて聴き入っていました。不思議な一体感が辺りに広がり、夏の夜とフォークソングは最高の組み合わせでした

            

他、16ミリで見る日本昔話。市原悦子の声の…。ピアノ演奏や紙芝居の日もあります。

本格的な九谷焼の絵具で絵付けのできる絵付け体験会場も。若手のプロの九谷焼作家さんが指導してくれます。

             

お盆を過ぎ、朝晩は過ごしやすくなってきました。24日まであっという間に過ぎていきそうです

             

 

 


園児と万灯会ろうそく

2010年08月13日 | Weblog

8月16日(月)に行われる万灯会。

ろうそくの光でお寺や通りが幻想的に映し出されるすてきな行事。

のプレ行事!?として、薬王院温泉寺の横にある薬王園保育園の園児たちが、自身の書いた万灯会ろうそくを住職さんに奉納しました。

園児達、かわいい…

住職さんを待っている間、「蟬あそこに2匹いる!!」「ここの裏山にはお化けが出るんだよ!」「秘密の道があって保育園見繋がってるの知ってる??」と元気いっぱいに話していました。

「ろうそくに何を書いたの?」と聞いたら、「れんこんとカブトムシと蛇と・・・」「女の子!」

名前や好きなものを書いたようです

 

当日の夜は、これらがとっても幻想的な空間を作ってくれるのです。

万灯会では、万灯会ろうそくとキリコに名前やお願いごとを書いて奉納することができます。16日まで受け付けているので、ご興味のある方はぜひお問い合わせください。詳細はhttp://www.yamashiro-spa.or.jp/event_detail.asp?id=172まで

 


明覚上人と梵字(ぼんじ)

2010年08月13日 | Weblog

「瑠璃光如来の梵字」

★梵字とは
  山代温泉では、毎年、「明覚上人顕彰祥月法要・総会」を開催しております。その総会を記念して、勉強会をおこない、山代温泉の歴史を学んでおります。
 それによると、「梵字=インドの文字(インドで6世紀頃に使われていた文字)」  で、真言宗では悉曇(しったん)と呼ぶそうです。
 それでは「悉曇」て何だろう?・・・「siddha-matrika」という文字を音写したもの だそうです。
 また、古代中世に、インド亜大陸や東南アジアにおいて公用語として用いられていた 言語、サンスクリット語を表記するために用いられたもの・・・だそうです。
 まとめると、紀元前6世紀以前のインドを中心にした文字をルーツにした文字、と言 うことでしょうか!

★日本での梵字の歴史
  日本へは、飛鳥・奈良時代に遣隋使が持ち帰り、平安時代に入ると、学問としてい ろいろな学僧によって梵字の読み方を研究・解説され、今の「五十音図」となったよ うです。

  顕彰会の勉強会風景


★明覚上人と山代温泉
  山代街事典では、「明覚上人は、薬王院温泉寺の初代(三代との説も有ります。) 住職であった。」とされております。
 明覚上人は、1056年(天喜四年)の生まれで、比叡山に住して天台宗の僧侶として修 行を積み、「悉曇大底」(1084年)、「反音作法」(1093年)、「悉曇形音義」 (1098年)、「四家悉曇記」(1098年)、「悉曇要訣」(1101年)と多くの著作を残し てきました。

  山代温泉の薬王院温泉寺には「めかくしさん」と呼ばれる供養の五輪塔(国指定重 要文化財)があります。五輪塔へ続く寺の境内の散策路の石段には、九谷焼で焼かれた「あ」「い」・・・の五十音の文字が一字づつ、はめ込まれています。

大ヒット♪♪♪昔ながらのかき氷

2010年08月10日 | Weblog

先週末から始まった「やましろ夏祭り」


連日、予想を上回る来場者で大盛り上がり


商店街は提灯でライトアップされ、パターゴルフ、射的などのゲームから、かき氷、フランクフルト、などのおいしいもののお店も。懐かしの!?ラムネも人気です


それから、生ビールはもちろん、ハイボールもありますよ~


          


           


 


 


この夏祭りには懐かしのかき氷が食べられるかき氷屋さんが出てるんですよ。


お店は列が途切れないほど大盛況。鉢巻をした元気なおやじさんがご夫婦でやっています。


          


懐かしのかき氷の違いは氷!凍り屋さんの大きな氷を丸ごと使います。豪快だけどさらっとなめらかな食感です。昔はみなこういう氷を使っていたそうです。以前は数件あった凍り屋さんも今では探すもの難しいとか。


かき氷マシーンの刃もふわふわに削れるような特別なものだそうです。


シロップは、10種類ほどあって迷います。オレンジやマンゴー、ラムネなど珍しいものも!


たっぷりの氷に途中にシロップを一回、さらに氷をたっぷりのせてシロップをもう一度掛けてくれます。カップから溢れんばかりの白い雪のようなかき氷


ぜひ一度味わってみてください 


今週末から夏祭りが始まります♪

2010年08月05日 | Weblog

毎日夏らしい日が続いておりますが、今日は一段と暑いです。。。真夏日を連夜、過ごされている方はいったいどれくらい暑いのでしょうかと想像してみたり

そんな夏真っ盛りに開催される「やましろ夏祭り」が、いよいよ今週土曜日から始まります 現在、会場設置やチラシ配布などの着々と準備が進んでいます。

会場は温泉街中心に有る「はづちを楽堂」周辺です。昼はこんな感じですが、

            

夜はライトアップされて雰囲気が変わります

                 

 

毎年、旅館のお客様はもちろん、近郊の市民や山代の町民の皆様も多数お越しになり大変盛り上がります。

内容は・・・

「湯の曲輪音楽会」  音楽演奏、懐かしのアニメ映画上映、ミュージカル、紙芝居など

「山代縁日」   生ビールやかき氷、射的や飴すくいなどの出店が並びます。

「ガラポン抽選会」  旅館でもらう抽選券で挑戦できます。ちなみに今年の特等はニンテンドーDSi、1等は現金1万円です!

                

 

今秋10月3日にオープンする古総湯の外観も現れてきて、夜景に映し出される姿も楽しみ♪

               

夏の夜も満喫しに、ぜひぜひ山代に遊びに来て下さい

詳細、映像は http://www.yamashiro-spa.com/natsumatsuri/


大田楽

2010年08月02日 | Weblog

一昨夜、昨夜と第15回山代大田楽が開かれました!

8時からの開始を前に、かき氷やたこ焼き等の出店や、古総湯OPENに際したタイル記名事業も同時開催。

田楽は、幻想的にライトアップされた神社の鳥居の下の琵琶演奏から始まりました。

 

 山代温泉にわき出る温泉の湯入れ、

火入れが行なわれ、炎の光で辺りは神聖な雰囲気に。

 

笹女の舞。白い衣装と清楚な舞が闇夜に映えます。

本物の生き物のように動く田楽獅子、

きらびやかなバリの獅子、

ジャンプして立ち上がる躍動的な中国の獅子。

各々の獅子に合わせて太鼓が激しくなったり、テンポが変わったり、曲調が変化し、盛り上がりに寄与します。

 

カラフルな衣装を身に付けたわらべの番楽は、活気があってかわいくて。思わず微笑んでしまいます。

 

田楽笛や太鼓などの楽器が奏でる音楽と、各演目の鮮やかな衣装や踊りの共演は、不思議と深く心にしみわたってきます。中世に大流行した田楽。辛い農作業を励まし、神に収穫を祈る祭り。中世の熱い想い、熱気を思い起こさせます。

最後は観客も加わって乱舞!!熱狂の渦の中、今年の大田楽は終了しました。