GWは、たくさんの観光客や市民の方々が湯の曲輪辺りをそぞろ歩き、近くの施設処、絵付け体験ギャララリー「CoCo」や、はづちを楽堂の茶店・ショップ、源泉足湯・飲泉場は大混雑でした。
6日(金)の朝、湯の曲輪はいつもの平静な雰囲気に戻っており、総湯に入りいく、朝の常連さんが、タオルや石鹸・シャンプーの入った湯桶や湯袋を手に、「おはよ~!」と挨拶していきました。
総湯に入らず、今日は「古総湯」に入浴。2つのお風呂は、朝6時よりOPEN。古総湯では、毎日、一番風呂の入浴者、男女各1名の方に、オリジナルの木製「一番札」がプレゼントされます。本日は、先客が3名いらっしゃいました。
この施設は、明治19年に建設した当時の総湯を忠実に復元した施設なのです。ですので、施設内は、入浴体験というコンセプトになっております。快適性・利便性を求めるなら、もう一つの施設「総湯」をご利用すると良いです。
体験メニューの一つ、脱衣所は浴殿内にあります。(玄関辺りに、施錠付きの貴重品箱がありますが、この形態だと、入浴していても自分の脱いだ衣装は目の範囲内にあります、うまく、く考慮されています。) シャワーやカランは「もとろん!」付いていません。脱衣ゾーンから、九谷焼製のタイルフロアーに降りると、程よく滑り止めしたタイルの隆起が、足裏にあたって、足つぼマッサージ効果が得られます。フロアーにしゃがんで、湯船手前にあるちょっと熱めの「掛け湯」に木製の手桶で湯をすくって、体に何回か掛け、山代近郊の滝が原でとれた、ちょっと緑っぽい石製浴槽にドブン。 (あ~!リゾート♪)
写真で確認できますが、「壁面は吹き漆」「当時の先端ステンドグラス」「吹き漆の下は地元作家一枚一枚手描きで製作したタイル」・・・と、目を楽しませてくれます。何回入っても・・・満足、満足・・・!!(温泉ミネラルの元気をいただいて、今日も頑張るぞ~)
時間が1時間ほど余裕があるのでしたら、2階フロアーがあって、そこで湯の曲輪の街並みを眺めながら、ほてった体をヒーリングダウンすると、2回目の入浴が可能となります。(お茶や水がセットされています。) 寒い季節は、特に何回か入浴すると、更にカラダの芯まで暖められます。
これからの山代温泉は、6月の4日・5日に開催される「菖蒲湯まつり」までは、新緑が更に勢いづき、山代温泉の後ろ山、萬松園は「萌え」に萌え? ・・・非常に過ごしやすい季節となっていきます。
古総湯、総湯の駐車場情報 魯山人寓居跡いろは草庵後ろP(約100台) / あけぼの通りP(約40台) 両駐車場共、徒歩3分。(カラダのウォーミングアップにはちょうど良い距離です。)