ほっとやましろ情報局

石川県加賀市「山代温泉」のHOTな 旬な温泉地情報をお届けいたします。

園児と万灯会ろうそく

2010年08月13日 | Weblog

8月16日(月)に行われる万灯会。

ろうそくの光でお寺や通りが幻想的に映し出されるすてきな行事。

のプレ行事!?として、薬王院温泉寺の横にある薬王園保育園の園児たちが、自身の書いた万灯会ろうそくを住職さんに奉納しました。

園児達、かわいい…

住職さんを待っている間、「蟬あそこに2匹いる!!」「ここの裏山にはお化けが出るんだよ!」「秘密の道があって保育園見繋がってるの知ってる??」と元気いっぱいに話していました。

「ろうそくに何を書いたの?」と聞いたら、「れんこんとカブトムシと蛇と・・・」「女の子!」

名前や好きなものを書いたようです

 

当日の夜は、これらがとっても幻想的な空間を作ってくれるのです。

万灯会では、万灯会ろうそくとキリコに名前やお願いごとを書いて奉納することができます。16日まで受け付けているので、ご興味のある方はぜひお問い合わせください。詳細はhttp://www.yamashiro-spa.or.jp/event_detail.asp?id=172まで

 


明覚上人と梵字(ぼんじ)

2010年08月13日 | Weblog

「瑠璃光如来の梵字」

★梵字とは
  山代温泉では、毎年、「明覚上人顕彰祥月法要・総会」を開催しております。その総会を記念して、勉強会をおこない、山代温泉の歴史を学んでおります。
 それによると、「梵字=インドの文字(インドで6世紀頃に使われていた文字)」  で、真言宗では悉曇(しったん)と呼ぶそうです。
 それでは「悉曇」て何だろう?・・・「siddha-matrika」という文字を音写したもの だそうです。
 また、古代中世に、インド亜大陸や東南アジアにおいて公用語として用いられていた 言語、サンスクリット語を表記するために用いられたもの・・・だそうです。
 まとめると、紀元前6世紀以前のインドを中心にした文字をルーツにした文字、と言 うことでしょうか!

★日本での梵字の歴史
  日本へは、飛鳥・奈良時代に遣隋使が持ち帰り、平安時代に入ると、学問としてい ろいろな学僧によって梵字の読み方を研究・解説され、今の「五十音図」となったよ うです。

  顕彰会の勉強会風景


★明覚上人と山代温泉
  山代街事典では、「明覚上人は、薬王院温泉寺の初代(三代との説も有ります。) 住職であった。」とされております。
 明覚上人は、1056年(天喜四年)の生まれで、比叡山に住して天台宗の僧侶として修 行を積み、「悉曇大底」(1084年)、「反音作法」(1093年)、「悉曇形音義」 (1098年)、「四家悉曇記」(1098年)、「悉曇要訣」(1101年)と多くの著作を残し てきました。

  山代温泉の薬王院温泉寺には「めかくしさん」と呼ばれる供養の五輪塔(国指定重 要文化財)があります。五輪塔へ続く寺の境内の散策路の石段には、九谷焼で焼かれた「あ」「い」・・・の五十音の文字が一字づつ、はめ込まれています。