ほっとやましろ情報局

石川県加賀市「山代温泉」のHOTな 旬な温泉地情報をお届けいたします。

加賀山代と にほんご文化

2018年01月20日 | 局長ブログ

 

 

日本語の原点となった「五十音図」

加賀市山代温泉の「薬王院温泉寺」の中興の祖 明覚上人が平安時代後期の1070年代に発明されたといわれております。その他、加賀市では室町時代に、世阿弥によって作られた能「実盛」の舞台となる首洗い塚他「弓継物狂」「敷地物狂」が創作され、芭蕉が「奥の細道」の途上、大聖寺や山中温泉で作った俳句がたくさん残っています。

このような日本語芸術、文化に根差した加賀山代温泉で、「ことば」に係るイベントを今後、実施していきます。

第一弾は、「今年のにほんご」です。

年初に当たって、旧正月に「今年」を象徴する、あるいは皆様が「今年」の目標にかかげたい「にほんご」を広く募集します。そのことばはどんなことでも結構です。そのように掲げたことばは日本の「文化」や「社会」を支えていくものになりでしょう。そのようなことばを教えてください。(入選者には地元特産品等を副賞としてお送りいたします。)

今年のにほんご の発表当日、記念講演会が行われます。内容は以下になっておりますので、是非、この機会にご聴講をお待ちしております。

《記念講演会》

◇とき  平成30年2月16日(金)13:30~14:30

◇会場  山代温泉旅館協同組合会館 2階ホール

      ※駐車場は加賀市文化会館駐車場をご利用ください。

◇タイトル『加賀山代と にほんご文化』

       講師 山口 謠司氏(「今年のにほんご」選考委員長)

          (大東文化大学文学部中国文学科准教授)

                   

                       今年のにほんご 公募(締切:~平成30年2月5日まで)

                        奮ってご応募ください、お待ちしております

    記念講演会 平成30年2月16日(金)13:30~14:30


冬の章・おもてなし「山代おトク~ぽん」(2017.1.13.-4.1)

2018年01月10日 | イベント

冬の章・おもてなし 2018.1.13.-4.1.

おトク~ぽん ~♪

今週は雪マークが付いている日が多いですが、気温が少し高いのか、雨交じりに雪(みぞれ)模様です。

年末年始気分もそろそろ取れてきたかと思いますが、今週末から、山代温泉では「温泉通りを中心」に、おトク~ぽんキャンペーンが今週末からスタートします (^^♪

山代の「ゆげ太郎」もキャンペーンのマスコット?として参画しています。

さ~、お出かけの折りには、ご参画をください。

                      


「今年のにほんご」コンテスト

2018年01月08日 | イベント

第一回 今年のにほんご コンテスト

日々の生活で大切にしたい、今年の目標にする・・・等の「にほんご」を募集します。

あなたの一言を、みんなに教えてください。


山代温泉の源泉を守ってきたお寺があります。そのお寺の名称は薬王院温泉寺といいます。

今から、1050年前に中興の開祖、明覚上人が薬王院初代住職に就任しました。

この住職は「あいうえお五十音図」の基礎を作り上げた方で、日本語と日本文化の源である貴重な歴史文化を拓いたにおです。明治時代までは「いろはにほへと」がどちらかというう配列の中核を成してきましたが、口から出る言葉の音を理論的に並べた功績は大きいと思います。

そんな方に因んで、山代温泉ではことばに因んだ取組みを今後進めていきます。

その最初のスタートが「今年のにほんご」です。

新年の抱負とともに今年の道しるべとなる「にほんご」を教えてください。



2018戌年 明けましておめでとうございます。

2018年01月01日 | 局長ブログ

ハッピーニューイヤー!!

いよいよ、新しい年がスタート ♪♪♪

平成30年が皆様にとりまして、希望の年になりますこと心からお祈り申し上げます。

山代温泉がその一つの、きっかけになれるよう地域挙げて精進、頑張っていきたらな~と考えております。

そんな山代温泉ですが、今年、新しい取り組みがスタートします。

人と人が会話(コミニュケーション)するときは、日本人なら「五十音図」、英語圏の方なら「アルファベット」・・・等と文字の配列があるもの。昔の日本では情緒が尊重された様で「いろはにほへと」が中心だったようですが、明治時代辺りから「あいうえお(五十音)」の配列になったとか。

何気なく使っている言葉ですが、母音・子音を意識しながら会話しないのですが、昨今は「いろはにほへと」より「あいうえお」が主流。

そんな配列を考えた人がこの世の中にいたんです。

研究者の一人、明覚上人は、今から950年ほど前に、インドから伝わってきた漢文・仏教にルーツを求め、実際のお釈迦さんがしゃべった「音」に拘り、五十音図の基礎を作り上げた人なのです。

その明覚が、な  な  なんと、山代温泉薬王院温泉寺の中興の開祖、初代住職だったのです。

さあ~大変、これは地域としては顕彰(検証)しないと、申し訳ない。

という事で、2018年「今年のにほんご」を募集することになりました。

毎年、山代温泉薬王院温泉寺では年末の「大護摩供」が厳修されます。毎月28日にはお寺に奉納された護摩木を本堂向かって左側の護摩堂で焚かれるのですが、6月4日の菖蒲湯まつり「入湯祈願(数人の山伏により)の紫灯護摩」や「大歳師走の12月28日の大護摩供」では大々的に護摩が炊かれます。温泉の守り本尊「瑠璃光如来」が安置されている本堂で執行、温泉の安寧を願った護摩焚きにかざされたお札が、温泉を受湯している施設に各1個渡され、1年間は温泉供給が「滔々」されるようにと。設置されます。

さぁ~、一つチェレンジしてみてください♪♪

応募は・・・こちら>>>http://kotoba.yamashiro-spa.or.jp/

 12月28日に厳修された「大護摩供」風景