ほっとやましろ情報局

石川県加賀市「山代温泉」のHOTな 旬な温泉地情報をお届けいたします。

★ ツムラサイエンスさんとの共同開発 ★

2009年09月18日 | Weblog
ツムラさんの日本の名湯シリーズが、今月の14日、全面リニューアル&新発売
されました。
(ツムラ ライフサイエンス株式会社(本社:東京都港区 社長:古賀和則))

「山代温泉」も1986年に発売以来、シリーズに加えさせていただいております。

今回のニュー「ツムラの日本の名湯」シリーズの開発コンセプトは、

① 「温泉探索チーム」が実際に温泉地に足を運び、温泉に入りモデルとなる
  源泉を探し出す。そして、上位成分の配合比率をより忠実に合わせるだけ
  でなく、湯ざわりも近づけ、また、様々な情報収集をし、色と香りで
  温泉地の情景を表現する。
② 「こだわりのものづくり」をテーマに、実際の温泉地にある「旅館組合」
  や「観光協会」等の地元温泉地との「共同企画」として開発する。
③ 今回のリニューアルを機に、パッケージの絵柄は温泉団体の方々と共に作
  成し、前面にはその証として「温泉地共同企画」マークをつける。
  
等のこだわりの結果、成分の配合だけでなく「温泉地にこだわった」温泉タイ
プの入浴剤に生まれ変わったそうです。
「そうです」と言うのは、まだ私自身、入浴剤を使っていないので、感想を言う
立場ではないのです。
(やはり、現地にいると、温泉に入浴することになってしまいます。) 
<(_!_)>

なかなか温泉に入浴できない場合は、この入浴剤をご家庭で・・・温泉気分を
満喫してください。

・・・しかし、心配なのは、余り本物に近いと実際に温泉地にいらしていただ
けないのでは・・・と思うのは「私だけ」?でしょうか。
今回の開発で、全国13温泉地の入浴剤が発表されました。利用者にとっては、
非常に楽しみが増えております。(早速、入浴してみよっと♪♪♪)

・・・温泉入浴の醍醐味は、やはり実際に入る事ですので、お忘れなく。

上高地ガイドシンポジウムのお知らせ

2009年09月10日 | Weblog
東海北陸自動車道が昨年開通して以来、静岡県・岐阜県・長野県等
からの来県者が増えております。また、東海北陸自動車を使っての
周遊観光も、今から増えようとしております。
加えて、ETC週末割引キャンペーンで更に行動範囲が広まっておりま
す。

高山市や上高地へも日帰りで行ける感覚です。
・・・と言うことで、今回は、上高地での取組イベントをご紹介させ
ていただきます。

<<<第1回 上高地ガイドシンポジウム>>>

ー-特別名勝特別天然記念物・上高地の歴史、文化を訪ねる-ー


上高地は、日本の世界に誇る山岳観光地として、広く知られています。
明治中期の英国人宣教師 W.ウェストンが世界に日本アルプスを紹介し
て以降、手厚く保護されてきた自然だけではなく、お伝えすべき歴史・
文化遺産がたくさんあります。

今回の「上高地ガイドシンポジウム」では、第1日目にシンポジウムを
開催、第2日目にはテーマ別の3つのコースでガイドウォークを行いま
す。進行は地元FM長野の人気パーソナリティー伊織智佳子さんです。

上高地の新しいガイドの魅力に楽しく迫る『上高地ガイドシンポジウ
ム』に、どうぞお出かけ下さい。

1日目:上高地ガイドシンポジウム
 9月12日(土) 13:00~15:30(12:30開場、13:15開会)
 上高地インフォメーションセンター2階
  ● 講演 郷原 正好<信州大学付属図書館副館長>
     日本有数山岳図書コレクション信州大学「小谷コレクション」

  ● 写真紹介 鳥居 総一郎<上高地白樺自然学校主催>
     上高地の歴史文化遺産
 
  ● 講演 トム・ジョンズ<東京大学大学院林生学研究所>
     英国人が見た上高地

  ● ディスカッション 上高地ネーチャーガイド協議会公認ガイド
     上高地の魅力

2日目:上高地ガイドウォーク
 9月13日(日) 
 
  ● 歴史文化遺産コース 
     8:30河童橋-小梨平-明神池-河童橋14:00予定
 
  ● ウェストンの遺産コース
     9:00ウェストン碑-上高地清水屋H・上高地温泉H-田代池
     -大正池12:00予定

  ● 明神・徳沢歴史コース
      8:00明神館-徳本峠入口-徳沢-徳沢園-上高地バスター
     ミナル14:00予定


  ◎ 参加料:無料(定員100名)

  ◎ 主催:上高地観光旅館組合
       (お問合せ Tel0263-95-2405)







】 縁作「山代お光」 新内語り 【

2009年09月07日 | Weblog
泉鏡花原作「みさごの鮨」には、山代温泉各所の風景が実名入りで描かれ、
内容も山代の人々の人情を思わせる作品です。
その中でお光の話が出てまいります。

ここで、お光の紹介を。
山代お光は、江戸時代初めの頃の悲恋話に出てくる主人公です。

そのお相手は、「幸蔵」。
幸蔵は、専光寺(現存)の堂主(太鼓を叩いて時刻を告げる人)、
お光は、大変!!可愛い湯女(温泉接客にあたる女性)、

2人は専光寺のお堂で鳴らす太鼓の合図で密会を重ねていたそうです。
(落ち合ってた時間は「暮れ四ツ」=今の午後10時)

ある日のこと、いつものように4ツの太鼓を打ち、お光を待ちますが、
いくら打っても、お光がやってきません。
(実は、お光は急病の床に就き、太鼓の音を聞きながら息をひきとった
のです。)
幸蔵は、次の日、お光の死を知ります。
その悲しさは相当のもので、悲しさの余り古井戸に身を投げて、お光の
後を追ったのです。
この話が一つのきっかけで、「堂」⇒「胴」に変わって伝えられ、いつ
からか山代では湯女のことを「太鼓の胴(たいこんど)」と呼ぶように
なりました。

近郊の粟津温泉では「小鳥」、片山津温泉では「鴨」、山中温泉では
「獅子」と言われていました。

新内語りは今年で3年目になります。
今回は、新作作品 樋口一葉原作「たけくらべ」もお披露目されます。

今年8月にOPENした新総湯から、はづちを楽堂の間を「流し」ます。
その後、はづちを楽堂で語りがはじまります。

湯のまち山代の情緒をお楽しみください。



日時   九月二十七日(日)
流し   午後七時三十分から八時
        (薬王院温泉寺~湯の曲輪~はづちを楽堂)
語り   午後八時から九時
        (はづちを楽堂・板の間「寿座」)
演目   「山代お光」・「たけくらべ」
座席料  前売り券 五○○円(当日七○○円)(五十席限定)
演者   浄瑠璃  岡本紋弥
      三味線  岡本千弥
販売先  はづちを楽堂/山代温泉地区会館/山代温泉旅館組合会館