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第四次川中島合戦から450周年「川中島合戦と武田信玄の実像に迫る」実施報告

2011-09-18 18:03:47 | 最新情報

9月18日(日)、『第四次川中島合戦450周年リレーイベント』の1つとして、第1回「川中島合戦と信玄の実像に迫る」を実施しました。

信玄ゆかりの甲斐善光寺を会場とし、川中島合戦とその周辺、戦国最強と謳われた武田軍団の中で「謎の天才軍師」として知られる山本勘助や信玄にまつわる女性達にもスポットを当て、クイズ形式などを交えた楽しい講義で信玄の実像に迫るとともに、甲斐善光寺本堂(金堂)、宝物館、銅鐘など、信濃善光寺と深く関わりのある建築物や所蔵品を、解説付で拝観すると言う内容です。

会場の甲斐善光寺「本堂(金堂)・国重文」                                            信濃善光寺本堂と同じ「撞木(しゅもく)造り」ですが、こちらのほうが棟高が高く、桁行が小さくなっており、正面から見たときにより高く聳え立つ印象を受けます。

まずは、1時間余りの講義、やまなし観光ガイド専門員の山下修身氏が本日の講義です。  最後の10分で「川中島合戦・信玄・謙信」にまつわるクイズに挑戦していただきましたが、正解が出たのは5問中2問でした。

◆クイズの問題から1つ                                                                                     川中島合戦が5回の合戦で決着がつかないため、あるもので勝敗を決めたという伝説があります。そのあるものとは何?

おわかりになりましたか?

講義の後は、引き続き山下講師のガイドで、境内、本堂(金堂)、宝物館の拝観です。

「銅鐘」県指定文化財 中世鐘の中では、県内で最大です。                                                       「通称:引き摺りの鐘」

本堂(金堂)東側の軒裏の説明、当寺の大工さんの遊びが見られます。

「加藤光泰の墓」 市指定史跡

普段見落としてしまいそうな本堂北側の井戸(あじゃりのいど)まで解説してくれました。

 

本堂内、写真はここまで。

最後に「宝物館」の拝観です。                                                       「木造源頼朝坐像(県指定)」・「木造本田善光・同夫人坐像(市指定)」など、信濃善光寺から伝来の像を主体に拝観しました。

宝物館の拝観後、約2時間30分のスケジュールは終了、駐車場から「富士山」が見えました。

今回は、お気軽に歴史に触れていただく機会として、また、何度も善光寺に足を運ばれている方には「新しい発見の場」として、楽しんでいただけたようです。

9月25日(日)、第2回「川中島合戦と信玄の実像に迫る」(最終回)を実施いたします。

詳しくはこちら ↓

http://www.yamanashi-kankou.jp/y-tabi/learn/bosyuchu/kawanakajima-shingen.html 

また、笛吹市の山梨県立博物館では、9月26日(月)まで「川中島の戦い―戦後450年―」が開催されています。この機会に、お訪ねになられてはいかがでしょうか・・・。