中日ドラゴンズ「ドアラ☆ショウ～ドアラ夢舞台～」

　中日ドラゴンズのマスコットキャラクター、「ドアラ」が最近、人気なんですってね。
　なんか、ニコニコ動画とかｙｏｕｔｕｂｅに投稿された映像の「ドアラのおもしろい動き」から火がついて、いまや空前のドアラブームだとかなんとか・・・。
　ＮＨＫの「ザ・ネットスター」とかいう、インターネットのハヤリモノを紹介する番組でも、取り上げられてましたねえ。（番組レギュラー化第一回の4月だったかな・・・。スタジオにドアラが来ていた）

　まあ、それだけの人気者を、わたしがいまさら紹介するまでもないんだけども、いちおう人気の軌跡をたどっておくと、

ドアラのひみつ かくさしゃかいにまけないよ（ＰＨＰ研究所）

　↑こーいう本が出て、それがけっこう売れたらしく・・・。ていうか、まあウチにもあるんですけども。初版が。（もちろんダンナのです。）

　あまりに売れたので次は中日新聞社が秘蔵写真を放出？して、公式写真集を作ることになったんですって。
それがこれ↓。発売されたばっかしです。



公式ドアラ写真集 ドアラ☆チック（ＰＨＰ研究所）

　この写真集「ドアラ☆チック」の発売記念イベントが、「ドアラ☆ショウ」だったんですねー。

　今月の半ば、ゴールデンウィークあけぐらいだったかな。ドラゴンズの公式ブログに突如予告が出て、名古屋市内の指定書店で写真集を予約すると、「ドアラ☆ショウ」の整理券をくれるというんですよ。先着600名。ドアラサイン会だったら、スルーしていたかもしれませんが「ショウ」というコトバの響きに、わたしの目は輝きました。

わたし：「行きたい行きたい！」
ダンナ殿：「ええーっ。今までシャオロンのほうが可愛いドアラはキモイとか言ってたくせに、ハヤリだすと急にドアラドアラ言い出すなんて、世間はいくらなんでもミーハーすぎる。世間も、そしてキミもだっ。」
わたし：「でもあの、ショーだっていうし・・・。チアドラゴンズ（←応援ガールズね。）が出てきて、ドアラと一緒にラインダンスするかもしれないじゃん！」
ダンナ殿「・・・ラインダンス！？それはないっ。スポーツイベントだぞ。それはないないっ。チアドラなんか出て来んっ」
わたし：「わかんないじゃんかあ～！」

　という会話を経て、ダンナ殿とドアラ☆ショウに出かけることにしたのだ。写真集一冊につき、整理券一枚なので、よーするにウチにはいま、ドアラ写真集が2冊あるという・・・。まあ、1000円でドアラショウのチケット買って、写真集がついてきたと思えば・・・。

ダンナ殿：「だいたい、キミはドラゴンズの日本一の瞬間にしてもパレードにしても、今回のドアラショウにしても、とーぜんのように居合わせているが、あれはすべて僕のチケット獲得努力のたまものなんだぞ。プラチナチケットなんだぞーーっ！」

　ヨコからダンナの嫌みを浴びつつ、ダンナがもらってきてくれたチケットでドアラショウに行ったわたし。嫌みはやがて野球とマスコットキャラ語りに突入し、最後はいつもの「俺えらい！」という自画自賛コメントで締めくくられた。

ダンナ殿「僕が何十年ドラゴンズを応援しとると思っとるんだ。チームのマスコットキャラだって、ずーっと見続けてきているんだぞ。キミは他球団のキャラクターがわかるのかっ。ファイターズのＢＢの前のキャラクターとか知ってるのか！僕はすべてずーーーっと見てきとる。ああ、俺エライ！！俺スゴイ！！」

　あ、はい・・・。すごいすごい。
　どーもありがとね。

　で、ドアラショーです。
　一時間前に行ったら、すでにたいそうな列だったよー。中には遠征組もいて、東京や茨城からも来ていたそうな。テレビ、新聞などマスコミも多かった。ドアラの手作りかぶりもの？をしている親子や、「うわあ。ドラゴンズファンだ！」という雰囲気の、ドラゴンズファンクラブ支給品（←ちなみにウチにもある・・・）を身につけた年配サラリーマン。そして多勢を占めたのが、ドラゴンズファンではなく「ドアラファン」とおぼしき女子高生や若いＯＬです。若いサラリーマンは少なかったような・・・。まあ、平日の夜早い時間ですしねえ。

　ダンナ談：「僕らはふつう、ドアラではなく野球を見に行く。ドームに行く話はあっても、ドアラショーに行く話はないっっ。僕だけじゃ、よう来ないぞ、こんなん」

　ああ、そうですね・・・。
　そんで、ドアラショーの内容ですが、司会は「子供向けキャラクターショー」が本業と思われるお姉さんです。

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【イベント内容】
①ドアラとチアドラゴンズが、3曲ぐらい踊る。
　ほらほらほらーーーっ。チアドラ来たーーーっ。ショウだもんね！絶対くると思ったね！しかしラインダンスはなかった・・・。残念。
　人気の「ドアラのあやしげな動き（あまり上手くないダンス）」を堪能するコーナーです。チアドラゴンズのリーダーが「ほらほらドアラ！もっと速く！」などと声をかけてイジッたりする。
　わたしはショウ観劇専門家（←？）として、率先して手拍子をがんばったぞ。

②ドアラトークショー（客席の質問に、ホワイトボードを使って答える）。
　ドアライベントでおなじみのコーナー。ドアラが、何ともいえず味のある走り書き、ひと言の大書きで質問にこたえる。
　「売れた本の印税は何に使った？」→「使いたいです。」（印税もらってないらしい）
　「誕生日はいつですか？」→「僕も知りたいです。」などなど。
　なんか・・・味がある。なんとも言えない可笑しみがあるんですよ。ドアラが人気あるの、わかるわ。ドアラ本の文章も、味があるんだよねえ。なんっかおかしいんですよ。まあ、イマ風に言うと「ヘタレキャラ」ってヤツなんでしょうね。お顔が可愛らしいのに、中身はヤンチャでかわいげがない感じ（笑）なのがイイんでしょうねえ。ギャップの魅力？？

③ドアラがサインボールを投げる。
　わたしの席にはあんまり飛んでこなかったなー。
　悲鳴があがって、ボールに群がる人の群れをみて、わたしは「花を撒きながら入場して大悲鳴だったとうこちゃんのお茶会」を思い出しましたが、ダンナは「もち投げだ・・・」と言っていた。そっちのほうが、一般的なたとえだ、たしかに・・・。

④石黒広報のごあいさつ。
　中日ドラゴンズの広報担当さんがごあいさつ。

④バック転する。
　これがドアラのメイン業務だよね。アンコールにこたえて２回まわってくれました。写真がうまくとれなかったー！（泣）

⑤帰りにドアラと握手できる。
　握手握手握手～～！！
　わたしはこれを見て「ちかちゃんのお茶会の握手タイム」を思い出した。（何でも宝塚に結びついてしまう！）
　中には、ドアラにプレゼントを持ってきてる人もいたりして、ドアラはホントにスター☆な扱いでしたよー。間近で見るドアラ、かわいかった～。遠くから動き見てると、「中の人」を想像しちゃうけど、近くでみると「わっ。着ぐるみっ」ってかんじで、毛がふさふさして、ぬいぐるみの可愛さでした。

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　最初にアナウンスがあって、「動画も写真も撮影自由」なんですよ。さらには「インターネットにＵＰするときは、ほかのお客さまが映ってしまわないように、ドアラだけにしてくださいね」なんて言って、要はニコ動やらにＵＰされることを見越してのイベントなんですねえ。さながら公開録画？？

　たしかに宣伝にはなるやね。もともと動画投稿サイトから始まったブームだしねぇ。
（でも驚いた。インターネットにＵＰするときは・・・ってアナウンスが流れたとき、場内にどっと笑いが起こった）

　ちなみに、今日の会場はなんと「名古屋能楽堂」。の、能楽堂・・・。
　急に決まったイベントだからなんでしょうか。能楽堂でドアラがボール投げるんだよ！？（笑）

　ドアラ、最初の登場は袴姿でした。（踊るときに早替わり？してきた）

　面白かったですよー。まあ、わたしがレポなんかしなくても、動画サイトにいーっぱい動画が上がってるよね。　

　写真はチアドラと踊るドアラです。会場にいる９割９分９厘の人が、カメラを同じ方角に向けて一心に写真をとってて、薄暗い場内にデジカメの液晶のあかりが無数に浮かぶんですよね。ちょっと異様な光景でしたね～。

　ドアラは今後、ＣＤとＤＶＤも出すらしい。

↑これＤＶＤ。（ＣＤは画像がなかった）
　ＤＶＤって、７０分も一体ドアラの何を収録するんだろうなあ～。