ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

昨夜、地元の県議選候補者の決起集会に行ってきた(20240522)

2024年05月23日 | 沖縄暮らし

おはようございます。本日は2024年5月23日(木) 雨

 梅雨空だから雨だ。だが涼しくて、助かる。寝不足頭が大分回復に向かっている。昨夜、6月16日投開票が行なわれる沖縄県議選に立候補する山里将雄氏の決起集会に足を運んだ。

 前回の名護選挙区は、定数の2名立候補で、選挙なし。今回もそうなるだろうと思っていた。ところがもう一人が立候補することになったようで、選挙となる。大慌てで集会が準備されたようだ。

 山里将雄氏(「さん」と言うほど、私は彼を知らない)は、稲嶺進名護市長の当時、副市長を務めていた人で、行政マンだった。そのせいだろうが、演説は、愛嬌のレベル。「人にやさしい沖縄・名護へ」はいいが、この中身が問われている。自公政権の戦争することを辞さない軍拡路線、裏金政治を批判し、住民自治が問われるべきだろう。政権は、もうめんどうだとばかりに、中央政府主導で、米国と財界の利益の追求にまっしぐらだ。こうした流れに対抗するためには、下から住民自治の力を背景に、時間は掛ろうとも、「人に優しい沖縄・名護へ」を引っぱることが重要だと私は考える。

 「モノからひとへ」は当然のことだろう。「保育士の処遇改善で待機児童ゼロ」、「医療・介護・福祉の待遇改善と人材確保」、「中小企業への支援強化で賃金アップ」を掲げているが、私はその通りだと考えるが、こうした政策は、現状の何が問題であり、私達は如何なる社会を選んでいくのかを明確に描き出さないと、目の前のことだけで、判断することになる。わかりやすさと近視眼的な視点は、似ているようでも、大違いだ。

 因みに、子どものことや、医療や福祉、中小企業支援(経済政策の一環)も緊急政策の背後に、中長期的な検討が弱かった。こうして、一挙に新自由主義が進んでしまった。こうした時間軸の中に沖縄は、沖縄の特殊性を置いて考えざるをえないだろう。近未来が危ないのだから、子どものことを考えれば、そりゃ、冗談抜きに平和への道をひた走るしかない。ここを曖昧に「笑顔」で隠す自公の姿は、見苦しい。

 「『戦やならん』辺野古新基地建設・沖縄の軍事拠点化を許さない」というのも、沖縄は軍事拠点であり続けており、さらに米日の共同統合作戦態勢の強化により、沖縄県域が戦場に想定されての軍拡だ。レベルが全く異なってきたのが、この10年、20年の経過なのだ。要は住民の暮らしを第一に考えることと、平和・反基地・平和外交を一体で進めなければ、空虚なのだ。中央政府の勝手を容認しない力が求められている。ここをもっともっと私達は強化していくべきだろう。

 6月7日告示となり、16日投開票日だ。私は8月の写真展のことがあり、この県議選をどうおっかけるか、ただ今検討中。



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