ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【補足】今という時に無神論の私が考えるクリスマス(20231224)

2023年12月24日 | 沖縄暮らし

おはようございます。2023年12月24日(日)曇

 沖縄も寒くなった。昨日など、嘉手納道の駅(外)で4時間。震えることはないが、寒い。沖縄では本格的な防寒具はいらないが、それなりの防寒具がいる。軽くて、かさばらず、ほどほど暖かいもの。これがないと寒い。風が強いしね。今、クリーニングに出している。

 私は沖縄の冬も、11年目を迎えて、温暖なクリスマスにも慣れてきた。ホワイトクリスマスに憧れることもなくなった。電飾クリスマス気分は、資源の無駄だと思いつつも、ほっとすることもある。

 米軍基地には今年もクリスマスのデコレーションが飾られている。当然米軍中心主義の「クリスマス」。敵が居ることが前提の、攻撃を支持している「クリスマス」。あるいは、そこを隠した「クリスマス」。キリスト教も数多くの戦争に関わっており、人道主義とは言えない。よく言えば利用されてきたし、悪くいえば、宗派戦争もあっただろう。権力と和合したら、オシマイだ。そんな「クリスマス」はごめんだ! 

 沖縄では新基地建設を巡って、県が国からの変更承認申請を不承認したので、とうとう国が代執行するという。県の権限を抑え込み、国が承認する。一人二役をこなす怪物国家になりあがった。戦争をするためには人権も自治も邪魔になる。そういう流れの中に、今確実に入っている。

 楽しんでいる場合じゃない。しかし楽しみもなくては、やっていられない。そんなわけだが、これから依頼原稿に取り組まないとならない。寝る前に、いただいたワインでも飲みながら寝るぐらいが、メリー・クリスマスといえるのだろうか。余りヘンなことを言うと、キリスト者の友に叱られる。無神論者は気楽なのだ。教義など関係ない。我が道を行くのみだ。自問自答も数が増えてくると苦しくなる。外部の悲惨と内部の悲惨がダブっていく。これを打開することは、個人の力でできるのだろうか。協議の力は不可欠だろうが、これが難しい。

 しぶとく生きるしかないだろう。沖縄県は、承認しないときめたようだ。裁判を闘ってきたのだから、当然の筋だ。沖縄県民は何処を向いていくのだろうか。そして日本国内に暮らしている人々は? 国か、自治アイデンティティーか。戦争か平和か。因みに戦争とは熱戦ばかりではない。冷戦もあったし、軍事力をバックに物資や経済の支援もある。

 様々な回答があるだろう。悩ましい。

 しかし私たちは一人一人は、幸せに生きる権利を手離してはならない。ここを確認するクリスマスを過ごせたら、いいな。



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