ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

朝に思う、国家と私(20230306)

2023年03月06日 | 沖縄暮らし

2023年3月6日(月)晴れ

 おはようございます。昨日の私は自宅で新聞の切り抜きに終始していました。若干の分類整理まで、8時~25時までかかった。気になることが幾つもありますが、何もできていません。

 衆議院では24年度予算があっさり通り、大軍拡ー島々を戦場に据えていく準備が進む。米国兵器の爆買いと、具体的な戦争態勢の配備を区別して考えてもらいたい。いずれも米国への貢献(捧げ物)ですが、意味が違う。

 昨夜、デモクラシータイムスを聴いていましたが、この区別をできずに論じていた。バカか! 米国は中国との覇権争いを日本国やオーストラリア等を使いながら、やろうとしている。何しろ日本と中国は隣国です。海と空がありますが、隣国。そこに日本国は米国と共に「槍」を立てています。米国の指揮権の下で。一般的な軍拡ではない。

 私は「台湾有事」が起きないことを希望しますが、これは米・中関係の帰結。万が一を起こさせないための努力を抜きに客観主義的なことを言わぬこと。冗談じゃない。そんなことを言っている暇があるならば、人々の暮らしをぶち壊していく「亡国予算案」を具体的に論じたらいい。少子化問題を具体的に論じろよ。

 天皇を抱かされていた昔も今も、この国では「主」がない。「私」がないのだ。私が従属変数のままだ。空っぽのまま。ここを突破できない限り、日本は終わる。私は「亡国」なる言葉を使わない。それでも「亡国」というしかない酷さ。

 国家が私たちの暮らしの場に踏み込んでくる昨今。消費税もそうですが、マイナーカードや教育・介護予算の削減も。そして徴兵・徴用の時代がやってくる(その前に滅びるか)。「ほしがりません、勝つまでは」の軍靴が聞こえてきそうだ。家族主義もそうだが、これは、カルト教団の専売特許ではない。天皇主義的家父長制を根に廃れることがないのだ。これで個人が育まれるわけがない。

 私たちが生きているのは現実の暮らしの場。本来、国はそこに着目し、支えるべきものだが、支配階級が財界だ。自公政権はまさにここ。私は「微力だが、無力ではない」と踏ん張りたい。踏ん張る人々と最後まであり続ける。



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