ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

陸海空統合軍捜索態勢かー伊良部島沖墜落事故⑪(20230413-①)

2023年04月28日 | 米軍/自衛隊

2023年4月13日(木)晴れのち曇 ① 下地島・伊良部島

本日は正味2日目。お昼過ぎまでの予定。宿を7時頃出る。

8:12 昨日の朝と同じ場所から。対岸は下地島、下地島空港北側。伊良部島佐和田の浜の北側から。

8:16 沖を北上するのは海上保安庁PL-62「いしがき」だ。いいえ、石垣保安本部でなく中城保安本部所属のはずだ。

キキョウランが朝の光を浴び、余りに美しかったので撮った。8:29

たまにはこうこなくては。緑の球はキキョウランの実です。

8:39 昨日の定位置に着いた。白鳥岬の西側約250m。RKK(琉球海運)のRORO船(自動車運搬船)の「かりゆし」(船尾に見える)が南下。宮古島平良港から石垣島石垣港に向かうようだ。

潜水艦救難艦403の「ちはや」が、今日もいる。遠い。8:48

PL巡視船(多分PL-62)が「ちはや」の奥を西から東へ横切るようだ。8:55

私の居る前を漁船が行く。釣り船だ。捜索とは無関係。9:05

沖合を行く南西海運の「よね丸」RORO船。9:20

南西海運もRORO船を運航し始めたようだ。宮古から石垣に向かう。奥は宮古島。9:20

RORO船とは何度も書いているが、トラックが自走して乗り降りできるスロープ(ハッチ)がある船。

あたりは霞んでいる。

池間大橋の手前を行くPL201「みやこ」大型巡視船。3500トンある。池間島(左側)は宮古島(右側)とこの大橋で結ばれている。9:27

今日も「ちはや」は巡回捜索中。9:35

上を飛ぶ空自UH-60J救難ヘリ。海と空で連携しながら捜索しているのだろう。

伊良部島上空を飛ぶNHKのヘリ。9:42

取材だろうからゆっくり飛んでいる。

9:52 左から出てきたゴムボート。海上自衛隊と思われる。船名等ない。

大分近づいてきた。9:56

海面の漂流物、岩場への漂着物を探していると思われる。このパターンでやるときは、陸上側と合せ、同時にやるべきだと私は考える。

大型巡視船PL-62「いしがき」だ。10:07

潜水艦救難艦「ちはや」10:32

基本的にソナーで探索しているのだろう。もしもヘリのボディを発見したら、「ちはや」はその場に停まるはず。自動艦位保持装置があり海洋上でも固定位置を保てるらしい。

きのうよりは動きの範囲が狭まっているようだ。

奥に「ちはや」手前に海自のゴムボート。10:40

10:40 PL-62と海自ゴムボート。

10:45 振り向けば、陸自3分の1屯トラックが2台。これまた宮古島警備隊の本部付き。

第8師団から来ていないのだろうか?

前を向けば、ちはやが右を向き近づいている。10:48

車から降りた数名が海に降りていくようだ。10:52

トボトボする感じだが、気持ちは分かる気がする。本日で8日目だから。

10:56 陸自隊員が私の左側から岩場を降りていく。何度もやっている行程だろう。

戻ってきた。10:59 

海と岩場を見下ろす陸自隊員。11:00

発見に至らない空しさ。広く複雑な海で、発見することは、そうそうない。

私は帰りの飛行機の関係で戻らないとならない。下地島空港へ。

下地島空港に着陸するジェットスター機。11:03

航空自衛隊の救難ヘリUH-60J。11:20

(続く)

こうしてみていると、陸上自衛隊・海上自衛隊・航空自衛隊がそれぞれ動き、また海上保安庁も動いている。上部での指揮統制は統合幕僚監部がやっているのだろう。しかし肝心なことは、現場での相互の連携・調整だろう。陸海空統合軍としての機能は、どれだけ働いているのだろうか。これは、防衛省・自衛隊にとって、事前にプログラムが用意された統合演習などと異なり、予期せぬ事態における対応だから、今回の事故を今後どう総括するのだろうか? 極めて興味深い。

 

 

 

 

 

 

 

 



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