ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【拡散願います】【訂正】勝連分屯地に立ち寄れば、03式中距離誘導弾の発射システムの一部が出てきた(20230905ー➁)

2023年09月10日 | 勝連分屯地(勝連半島)

2023年9月5日(火)晴れ ➁

ホワイトビーチの展望台から西へ約800mの場所に、陸上自衛隊(陸自)第15旅団高射特科連隊第2中隊がある(沖縄島には4個中隊が置かれている)。なお、西へ【1200mと書いたが、道は斜面をくねっており、距離は1600m】ぐらいある。

分とん地前到着12時50分頃(車で移動)。

ゲート前。右側が対艦ミサイル基地建設の一環である、隊舎建設工事現場。12:57

ここに石垣島・宮古島・沖縄島・奄美大島と続く対中ミサイル基地群の司令部が置かれると言われている。2024年3月新編予定。

何やら出てきた!! 12:58

大型車両に載っているのは? 12:59

こういうとき即、後部車両を見ること。

後ろを観れば、レーダー信号処理電源車と思われる。12:59

3両目。これも前部は先の車両と同じだ。12:59

工事作業員が戻ってくる。昼休み終わるタイミング。12:59

私は、Vサインを送られても、そっちじゃないのだ。

こっち。射撃用レーダー装置搭載車だ。12:59

今時のミサイルはシステム化されており、7から9台の車両に別に載っている。発射器が稼働するためには、索敵用レーダー(これ!)と指揮統制システム、無線中継システム、ミサイル装填システム、電源車などがセットにならなければ、ならない。別々にある物を無線で繋ぐ。

だからこそ、電磁波攻撃を受けたら、しゃれにならないので、対電磁波の部隊が後方に備えることになる。こうした車両を如何に配置するかで、住民への被害が拡大しかねない。

自衛隊は対空防護だ、安全保障だと言うが、住民の暮らしを如何に考えているのだろうか?

 さて、この3台は何処に向かったのか? 発射器共々の陣容(電子的セット)の訓練だろう。戦争のための訓練をやめろ! 防衛のための配備だというが、対艦ミサイル部隊などの攻撃能力を強化していることとセットになっているのだ。沖縄島を戦場にするなと、与那国島を、石垣島を、宮古島を戦場にするな!は、一体になってこそ意味をもつ。

13:01

13:02

13:02 足場が外され、外に出されていく。

対空ミサイルと対艦ミサイルがセットになることの怖さ。沖縄島には多くの米軍基地もあり、この2つのセットにとどまらないことになるのか、その前に米軍は、沖縄から撤退していくだろう。

住民の意向を無視した「安全保障」など、ありえない! 

13:07 軍用車両の出入りは少なくないようだ。

左上の海は、中城湾と書いたが、ご指摘を受けました。再度、25000分の一地形図(屋慶名)にあたりました。津堅島北側だろうと思われますが、今度正確に調査し、改めて記載します。申し訳ありません。

(続く)

 

 



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